ゆあさみちるが新曲「遅咲きのHERO」発売記念ライブで拳を突き上げる! 9月1日には東京でのライブ開催も決定!
変幻自在でエキゾティックで、アバンギャルドなボーカリストのゆあさみちるが5月15日、東京・渋谷区のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で、新曲「遅咲きのHERO」の発売を記念したライブコンベンションを開催し、集まったファンに力強い歌声を届けた。
この日発売となった「遅咲きのHERO」はゆあさにとって久しぶりとなるパッケージシングル。作詞を花岡氏が、作曲を杉本眞人氏が手掛けた。18歳のときに歌手を目指して新潟から上京したゆあさの生きざまが投影されたような楽曲となっており、ゆあさは拳を振り上げ、自由に飛び回りながら歌った。
「18歳のとき。新潟から逃げるように上京しましたが、上京してみると故郷は都でした。東京は広くて大きくて心が乱れました。それでも諦めきれなかったのが歌でした。バイト先では『店長にならないか』と言ってもらい、それもいいかなと思いましたが、『歌わないと死んじまう』と諦めませんでした。ただ、デビューまでは長い時間がかかりました」
ゆあさは花岡優平氏に師事し、2020年4月に「私の花」でデビューを果たすが、コロナ禍となり思うような活動ができなかった。現在は大分県別府を本拠地に活動し、昨年5月から隔月で新曲を配信リリースしてきた。
ゆあさにとって、ライブコンベンション(新曲発表会)の開催は初めてだった。コロナ禍も落ち着き、ようやく日常が戻ってきた。
「4年前にデビューしたとき、今日という日が来るとは思いませんでした。いつも言っていますが、コロナのほうが先に有名になりやがった(笑)。私のことを待ってくださっている人のために、自分を信じて歌ってきました。皆さんの声が私の力になっています」
ゆあさは、デビュー曲「私の花」、「初恋ドキンドキン」のほか、ファンとの縁に感謝して中島みゆきの「糸」をカバー。さらには花岡氏が作詞・作曲した秋元順子のヒット曲「愛のままで…」を“ゆあさバージョン”で聴かせると、新曲「遅咲きのHERO」を披露した。
「なかなか大きくなれない僕のための歌ですが、(新曲リリースに)満足はしていません。鼓舞してくれるような歌です。この歌が皆さんの力になればと思います。僕には夢のステージがあります。一緒に夢のステージに行きましょう。皆さんの思いを背負って頑張ります」
キックボクシングのシャドーを取り入れた振り付けで、かっこよく、そして力強く新曲を熱唱すると、ファンの声援に応えて拳を突き上げた。
9月1日には東京・有楽町のエンターテイメントステージ「I’M A SHOW(アイマショウ)」でのライブも決まった。ライブタイトルは「鼓動」。ゆあさはファンに「応援団になってください」と呼びかけていた。