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ハン・ジナ

ハン・ジナが6年ぶりとなる「春・真っ盛りライブ」を開催。「皆さんの掛け声と手拍子が私にとっての栄養剤です」

ハン・ジナが3月31日、東京・渋谷区のミュージックレストラン ラドンナ原宿で「春・真っ盛りライブ」を開催し、ピアノ演奏に乗せて歌声を聴かせた。

ハン・ジナ

同会場では昨年8月にバースデーライブを開催しているが、“春・真っ盛りライブ”を開催するのは6年ぶりとなった。”さくらさくら 咲け咲け さくら♪”と桜の開花に幸せを願う服部浩子の「さくらさくら」をカバーして登場したハン・ジナは、「あの悪いコロナのおかげで皆様とお会いできませんでした。春・真っ盛りライブとしては6年ぶり。今日は感無量です。ようこそ、足腰の悪い中お越しくださいました」と、お得意の掴みで観客を和ませると、次々と楽曲を届けていく。

ハン・ジナ

「いつものようなバンド編成でのライブもいいですが、今日は上野旬也さんとの“ふたりのビックショー”です。落ち着いたライブもいいかなと思いました。私の溜息(呼吸)を感じてください」

ロス・プリモスで活躍した音楽家 上野旬也のピアノ演奏とアレンジで、韓国にいるときから好きでよく聴いていた八代亜紀の「舟唄」、もんた&ブラザーズの「ダンシングオールナイト」を追悼の意味も込めて披露すると、ハン・ジナは来日して27年になると話し始める。

「内緒ですが、日本へ来て27年になります。計算したらダメよ。未だに日本語より韓国語の方がうまいのよ(笑)」

ハン・ジナ

ハン・ジナ

「古き良き時代の名曲は韓国にいるときから聴いていました」と、「ノラ」(木下結子)、「人形(おもちゃ)」(香西かおり)などをメドレーで歌うと、今度は韓国にも「日本の昭和のような古き良き時代のヒット曲があります」と、日本でもお馴染みの「釜山港へ帰れ」(チョー・ヨンピル)、「離別(イビョル)」(桂銀淑)などをハスキーな歌声で聴かせていった。

上野旬也

ロス・プリモスのメンバーだった上野旬也がピアノ演奏とアレンジでハン・ジナを支えた。上野は「上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ」としても活躍している。

ハン・ジナ

上野旬也がムード歌謡を聴かせると、ハン・ジナは楽しそうに聴いていた。

ここでハン・ジナが上野旬也にロス・プリモス時代の作品をリクエスト。上野はムード歌謡界の第一人者として活躍した中川博之氏の作曲作品から「たそがれの銀座」「ラブユー東京」などを聴かせると、ハン・ジナはワイングラスを片手にその歌声を楽しんでいた。

ハン・ジナ

ハン・ジナは「天窓~愛という孤独~」と同じく、作詩・田久保真見氏、作曲・徳久氏の作品から「恋花」「本牧レイニーブルー」を披露し、ファンに「いい歌でしょ?」と同意を求めると、最近はあまり歌ってこなかったという「ガラスの部屋」「どうせ捨て猫」なども歌唱した。この2曲も田久保&徳久コンビによるハン・ジナのオリジナル曲だった。

ハン・ジナ

ハン・ジナ

ライブの後半はオリジナル曲が披露された。

会場には作曲家 徳久広司氏の姿もあった。1998年にデビュー(当時は本名のハン・ボクスン)したハン・ジナは昨年、デビュー25周年記念曲「天窓~愛という孤独~」をリリースしたが、作曲を担当したのが徳久氏だった。2016年のヒット曲「扉」以来、久しぶりとなった徳久作品で、ハン・ジナが過去に歌って来た歌世界を壊す挑戦的な楽曲でもあった。

ハン・ジナ、徳久広司

ハン・ジナの作品を数多く作曲してきた徳久広司氏をステージに招いたハン・ジナ。小林亜星氏に師事し、TBS系列の大ヒットドラマ「寺内貫太郎一家2」の挿入歌「北へ帰ろう」で歌手としてもデビューした徳久氏の若いころの話でも盛り上がった。

ハン・ジナ、徳久広司

「天窓~愛という孤独~」のレコーディングでは、いつもは早く飲みに行こうと誘う徳久広司氏が、新しいハン・ジナの世界を引き出すために熱心に指導してくれたエピソードが明かされた。

ハン・ジナ、徳久広司

「天窓~愛という孤独~」が日本クラウンのシングルヒット賞を獲得したことをうれしそうに報告したハン・ジナは、徳久広司氏に真っ赤な薔薇の花束をプレゼントした。

ハン・ジナは客席の徳久氏をステージに招待すると、「天窓~愛という孤独~」が今年3月12日に日本クラウンの2023年度(第60回)シングルヒット賞を受賞したことを報告し、感謝の気持ちを込めて花束を贈呈。「先生、今度はいつヒット曲をつくってくれるの?」と要望していた。

ハン・ジナ

高畠じゅん子氏が作詞し、杉本眞人氏が作曲した「二人だけのカルナバル」ではファンと一緒に盛り上がった。

さらに高畠じゅん子氏が作詞し、杉本眞人氏が作曲した前作の「愛よりも深く/二人だけのカルナバル」を観客と合唱しながら歌うと、再び徳久作品から最新曲のカップリング曲「砂時計」を披露する。

ハン・ジナ

ハン・ジナ

「皆さんの掛け声と手拍子が私にとっての栄養剤です」と、ライブの最後に「天窓~愛という孤独~」をスケール大きく歌い上げた。耐える女が主人公の作品を多く歌ってきたハン・ジナが歌う自立した女性の作品でもあった。

ハン・ジナ

ハン・ジナ

ハン・ジナ

「感謝の気持ちをいっぱい込めて歌います」と話していたハン・ジナ。アンコールの声には「この歌しかないでしょ?」と、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」をファンと一緒に歌って楽しんだ。

ハン・ジナ

ハン・ジナ

8月4日には、場所をマリーグラン赤坂に移してバースデーライブを開催する。「私のライブは安否確認です(笑)」と、ハン・ジナは再会を呼びかけた。

 


ハン・ジナ

ハン・ジナ バースデーライブ
2024年8月4日(日)
昼の部 開場12:00 ライブ13:30~15:00
夜の部 開場17:00 ライブ18:30~20:00
会場マリーグラン赤坂
会費:昼・夜 各15,000円(食事&フリードリンク付き)

申込み方法
締切:昼・夜 各80名。定員になり次第締切。ファンクラブ会員優先
03-3327-6577 オフィス Jまでお電話ください。(平日12時~18時 )
<WEB>http://www.b-han.jp
<メッセージ宛先>jina@b-han.jp
② 確認が取れましたらお振込みを… ※ご入金後のキャンセル・ご返金不可。
三菱UFJ銀行東松原支店 普通:0058115 ハンジナファンクラブ
ゆうちょ銀行 00140-7-450708   ハンジナファンクラブ
③ お振込み確認後、10日以降にチケットを郵送致します。
④ 座席番号は当日受付にてお渡し致します。(チケットには記載無し)

問い合わせ:オフィスJ 03-3327-6577(平日12時~18時 )

 

▶コンサートやライブ出演情報などの詳細は、ハン・ジナ 公式ホームページ

 


2023年3月8日発売
デビュー25周年記念曲
ハン・ジナ「天窓~愛という孤独~」
ハン・ジナ

「天窓~愛という孤独~」
作詩/田久保真見 作曲/徳久広司 編曲/矢田部正
c/w「砂時計」
作詩/田久保真見 作曲/徳久広司 編曲/矢田部正
日本クラウン CRCN-8557 ¥1,400(税込)

【Amazon】ハン・ジナ「天窓~愛という孤独~/砂時計」

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