寺内タケシ

“エレキの神様”寺内タケシさんが器質性肺炎のため逝去。享年82。後日、お別れ会を開催

日本を代表する“エレキの神様”こと、ギタリストの寺内タケシさんが6月18日午後8時37分、横浜市内の病院で器質性肺炎のため逝去した。享年82。葬儀告別式は近親者のみで執り行い、後日、お別れ会を開く予定。お別れ会の施主はミュージシャンとしても活躍する長男の寺内章さんが務める。歌手・大沢桃子の師匠としても知られる。

1939年1月17日に茨城県土浦市で生まれた寺内さんは5歳の時にギターを始め、大学在学中にプロ活動を開始。1962年(昭和37年)に、寺内タケシとブルージーンズを結成しエレキブームの仕掛人となり、加山雄三主演の東宝映画「エレキの若大将」等にも出演した。エレキギターの草分け的存在である。

ヒット曲に「運命」「津軽じょんがら節」など多数があり、世界中のエレキファンから「エレキの神様」として敬愛されているほか、ライフワークでもあるハイスクールコンサートは1500校を超え、長年にわたるそのボランティア活動に対し緑綬褒章を受章した。

また2011年にはバンド結成50周年祭りとして、ライブ・イベント・CDリリース・本の出版と精力的に活動。今年5月21日には、所属するキングレコードの“ベスト キング・ベスト・セレクト・ライブラリー2021”シリーズから、昭和歌謡編、エレキ節編、エレキ天国編がリリースされたばかりだった。

作品の詳細はキングレコード 寺内タケシページ