サラブレッド・木村徹二が演歌歌手としてデビューへ。父・鳥羽一郎も厳しくも全力で応援!
木村徹二が10月13日、東京・渋谷区のライブハウス「GARRET udagawa」でデビューコンベンションを行い、デビュー曲「二代目」を披露。父親である鳥羽一郎も駆けつけ、息子の門出を祝った。
木村は父親と叔父(山川豊)が演歌歌手という家庭で育ち、兄の木村竜蔵はシンガーソングライターとして活動し、作詞・作曲家としても注目を浴びている。また兄・竜蔵とは2016年に兄弟デュオ「竜徹日記」を結成し、ポップスを歌ってきた。
そんな木村徹二が10月16日に、満を持して演歌歌手としてソロデビューする。デビュー曲「二代目」は兄・竜蔵が手掛けた。
「元々、音楽の活動は、兄と一緒にポップスを6年ほどやっていますが、今回はジャンルの違う演歌を歌わせていただきます。昔から演歌は聴くのも歌うのも好きで、いつかは演歌歌手にと思っていました。いろんな経験をさせていただき、機が熟したこのタイミングでデビューさせていただけることになり、うれしく思っています」
わが子のデビューを喜んでいる鳥羽は、自身のデビュー時のことを思い出しながらエールを送った。
「私が40年前にデビューして、皆さんにお披露目させていただいた時のことは忘れません。一流ホテルの金屏風の前で記者会見をやらせていただきました。ですが、マスコミの皆さんは3人ぐらいしか来ていませんでした(苦笑)。後にデビュー曲『兄弟船』がなんとか形になった時、作詞家の星野哲郎先生に『お前の船出はさみしい船出だったね』と言われたことを、ふと思い出しました。
今回、木村徹二が『二代目』でデビューいたします。いい歌か悪い歌かは皆さんのご判断によりますけども、一生懸命頑張ると思います。どうぞ、よろしくお願いを致します」
演歌歌手としてのデビューに際し、木村はとくに父である鳥羽からアドバイスはもらわなかったという。だが、背中を押してくれたという。
「ソロデビューが決まったことを父に報告した時は、とくにアドバイスはなかったですね。でも、『わかっていると思うけど、大変な世界だからな』と、背中を押してくれました」
10月16日、父へのリスペクトを心に刻み、兄・竜蔵による「二代目」を引っ提げてデビューする木村徹二。DNAとして受け継いだ演歌魂を新しい世代へと伝えていく。