【取材こぼれ話】「アイドル時代はつらかった!」・・・長山洋子さん
新曲「白神山地」を発売された演歌歌手の長山洋子さん。6年ぶりとなる三味線による楽曲では和楽器の魅力を世界にも発信したいと、東京・六本木のハードロックカフェ東京で新曲発表会を開催されました。
長山さんは平成5年(1993年)に演歌歌手に転向されましたが、デビュー時はアイドル・ポップスシンガーでした。当時16歳。1984年4月1日に「春はSA-RA SA-RA」でデビューし、アイドル時代には「ビーナス」などのヒット曲にも恵まれました。
「つらかったです。民謡と演歌しか流れていない家だったので(苦笑)」
歌手活動丸40年を迎えられた長山さんにアイドル時代のことを問う記者の質問に、即答で「つらかった」と答えられていました。
「演歌歌手としてデビューする準備を進めていました。デビュー曲もできあがってレコーディングも済ませていました。高校1年生か2年生のときです。ところが、『演歌はもうちょっと大人になってから歌おう」という話になり・・・。つらかったですね。同期の子はアイドルとして準備してデビューしていましたが、私は突然のことだったので難しかった。コブシを回してもいけなかったですし。父の影響から民謡を始めたものですから、実家に帰ると、『なんでアイドル歌手としてデビューしたんだ』とよく言われましたね」
気持ちとは裏腹にアイドルとしてデビューしたものの、忙しくて「考える時間もなかった」とも話されていました。
そんなアイドル時代のミュージックビデオがフルサイズで公開されました。歌手生活40周年を記念して未配信のミュージックビデオ作品44作が一斉配信されたのです。もちろん、新曲「白神山地」のMVもフルサイズで公開です。主要音楽配信サービスで視聴できます。
長山洋子 アイドル時代の代表曲「ヴィーナス」
▲1986年10月21日に長山洋子さんの8枚目のシングルとしてリリースされた「ヴィーナス」のMV。オランダのロックグループ「ショッキング・ブルー」の楽曲をカバーし、長山さんは初めてのオリコンチャートトップ10入りを果たされました。
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