-1200x1682.jpg)
長山洋子がメリーゴーランドで昭和を満喫。新曲「昭和の女」発売イベントに小中学校の同級生らも祝福に
長山洋子が新曲「昭和の女」の発売を翌日に控えた6月24日、東京・浅草の遊園地「浅草花やしき」で発売記念イベントを行った。
今回の新曲は、昭和50年頃を舞台にしたマイナー調の“ド演歌”。好きな男性に夢を追いかけてほしいと願い、公衆電話で別れを告げる芯の強い昭和の女性を描いた作品だ。
イベント会場となった「浅草花やしき」は、長山自身が「当時、家族でよく出かけた」と語る思い出の場所。日本最古といわれる遊園地の野外ステージで、長山は新曲をしっとりと披露した。
イベントには、長山が「大尊敬する」と語る津軽三味線の師匠で澤田流家元の澤田勝秋氏が応援に駆けつけた。「『昭和の女』、いい曲ですね」と澤田氏が出だしの一節を歌ってみせると、長山は「師匠と私は同じ申年。私が80歳になったら師匠は104歳。それまで一緒に三味線をやろうと約束しています」と、師弟の深い絆を感じさせるエピソードを笑顔で語った。
また、東京・大田区の小中学校の同級生、有泉三保子さんと荻津麦子さん、中学校の同級生・名取尚美さんの3人も花束を持ってお祝いに駆けつけた。
同級生の一人、有泉さんが「洋ちゃんは昔から活発で歌が上手な素敵な女性でした」と当時を振り返ると、長山は「昭和を一緒に過ごした友達からお花をもらえるなんて、幸せ過ぎます」と感激した様子を見せた。
新曲について長山は、「久しぶりにマイナー調のド演歌にチャレンジしました。これまでの歌い方とは発声法が違うため、作曲家の影山時則先生に1時間半みっちりレッスンをしていただきました」と、楽曲への真摯な取り組みを明かした。
そして、「昭和時代、厳しい大人たちに育ててもらったことが大切な思い出。昭和には良い歌がたくさんあるので、次の時代に伝えていきたい。私は時代の流れにうまく乗れないタイプで、昭和はカッコいい時代だったという思いがずっと心の中にあり、これからも堂々と『昭和の女』として生きていきたい」と力強く決意を語った。
イベントの最後には、昭和の遊園地の定番である「メリーゴーランド」に乗り、懐かしい思い出に浸る一幕もあった。
なお、シングルのカップリング曲「俺に黙ってついて来い」は、一目惚れした男性に素直について行く女性の気持ちを歌った男歌で、2006年のヒット曲「絆」以来となる作曲家・影山時則氏とのデュエット曲となっている。
今後は、8月1日の山梨公演を皮切りに、全国38カ所を巡るコンサート「細川たかし 長山洋子~ふたりのビッグショー~」が予定されている。
2025年6月25日発売
長山洋子「昭和の女」

「昭和の女」
作詩/麻こよみ 作曲/影山時則 編曲/伊戸のりお
c/w「俺に黙ってついて来い」
作詩/麻こよみ 作曲/影山時則 編曲/伊戸のりお
ビクターエンタテインメント VICL-37779 ¥1,500(税込)
【Amazon.co.jp限定】長山洋子「昭和の女」(メガジャケ付)