
「チョコはひとつで十分」 鳥羽一郎の金言に、山川豊が「最近はお饅頭が増えました」!? 木村徹二は兄・木村竜蔵に倍返し? 木村家“バレンタイン対決“は本日も晴天なり!
鳥羽一郎、山川豊、そして木村竜蔵、木村徹二。演歌・歌謡界に燦然と輝く最強のDNAが集結した「木村家ファミリーコンサート2026」が2月15日、東京・日本橋三井ホールにて開催された。
前日には同会場で木村徹二のソロ公演が行われたばかり。この日は父・鳥羽、叔父・山川、兄・竜蔵の木村家4名が勢揃いするとあって、チケットは昨日に続きソールドアウト。会場を埋め尽くした650名の観客を前に、血の通った温かいハーモニーと、笑いあり、絆ありのトークが届けられた。

「一期一会の笑顔に救われる」新曲「あぁひとり旅」に込められた想い
今回のコンサートの軸となるのは、1月28日にリリースされたばかりの新曲「あぁひとり旅」だ。
昨年、鳥羽と山川の兄弟デュオで話題を呼んだ「俺たちの子守唄」に続く、木村ファミリー企画の第2弾。今回は歌唱に次男・徹二も加わり、長男・竜蔵が作詩・作曲・プロデュースを手掛けた“オール木村家”による渾身の一曲となっている。


プロデューサーの竜蔵は制作意図についてこう語る。
「ひとり旅をしていても、つらい時に思い浮かぶ顔があったり、ひとりで孤独でも誰かのために動いているということがあります。父(鳥羽)も叔父(山川)も、長く歌の道を歩んできて、ふとした時に孤独を感じる瞬間があると思いますが、いつもファンの皆さんに支えられていると話します。そんなところを作品に込めました」

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン
「あぁひとり旅」は旅先で出会う一期一会の笑顔や、待ってくれている人の存在に救われて、また歩き出せる。そんな旅路が人生に重ねて描かれている。演歌・歌謡曲の世界ではデュエット曲は多いが、ファミリー3人がそれぞれの声を重ね合わせる三重唱は珍しい。




長男の作品に会見での鳥羽は言葉少なく、「いい歌です」とだけ話し、曲のテーマである“孤独”についても「ありません」と、作品を台無しにする発言でファミリーを困らせていたが、山川は「竜蔵先生は資料を持ってくるのが遅い。急なんですよ」と不満(?)を漏らしつつも、竜蔵の言葉に深く頷き、「まさに僕らの歌手人生そのもの。歌詞の一行一行が身に沁みます」と共感していた。
寡黙な鳥羽はそんな言葉に耳を傾け、内心は笑顔。言葉以上の“家族の絆”を感じさせた。

チョコの数でもライバル!? 木村家の「バレンタインの乱」
本番前の会見で盛り上がったのは、開催日がバレンタインデーの翌日だったことにちなんだバレンタインでのチョコ対決だ。
「チョコレートはもらいましたか?」という質問に、ステージ上での威厳とは裏腹な、家族ならではの舌戦が繰り広げられた。

口火を切ったのは父・鳥羽。「今日、バンドの皆さんからひとつもらいましたよ。……ひとつで十分です」と、ダンディに“量より質”を強調した。
すると山川も「私もバンドさんからひとつ。デビュー当時はたくさんもらいましたけど、だんだん減っていきましてね」と自虐で笑わせつつ、「最近はチョコの代わりに、お饅頭をもらうことが増えましたね(笑)。ねえ、そうじゃない?」と、兄(鳥羽)に同意を求め、ベテランならではの哀愁漂う変化に妙な説得力を感じさせた。


ここで黙っていなかったのが、前日に同会場でワンマンライブを成功させたばかりの次男・徹二だった。
「昔は兄貴(竜蔵)ばかりモテて、僕は兄貴がもらったチョコをおすそ分けしてもらっていました。でも昨日のコンサートでは、ファンの方から500個くらいいただきました!」と、過去の屈辱を晴らすかのようにドヤ顔で報告。「ざまあみろ!」と兄をみやった。
しかし、兄・竜蔵は動じない。「チョコはひとつでいいんだよ!」と、父の金言(?)を盾に一蹴。すかさず山川が横から「俺にひとつくれ」とボソッと口出しし、会見場は爆笑の渦に。
最終的に竜蔵が、昨日のライブで大人気だった弟を「ミスターバレンタイン」と命名し、家族のバレンタイン対決は痛み分けとなった。
山川豊が「一週間寝てない」⁉ 木村家のコンサートは過酷?




コンサート本編は、まさに「ここでしか見られない」特別なプログラムの連続だ。木村家ファミリーコンサートの醍醐味は、お互いの持ち歌を歌い合う「シャッフルコーナー」だ。
山川は会見で「普段歌わない曲を歌うので、緊張して一週間寝ていません」と悲壮な覚悟を明かしていたが、これには徹二から「さすがに寝なさすぎでしょ!」と鋭いツッコミが。しかし幕が開けば、その緊張を感じさせない圧巻のステージとなった。

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン
「俺たちの子守唄」でスタートすると、鳥羽・山川・徹二による注目の新曲「あぁひとり旅」では、特別に竜蔵も含めた4名バージョンで披露され、重厚なコーラスワークでファンを圧倒した。
またシャッフルコーナーでは、鳥羽が徹二の「湯の街」を、徹二が山川の「わかれ雪」を、山川が徹二の「雪唄」を、そして竜蔵が鳥羽の「一本道の唄」をそれぞれカバー。

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン
さらに、「兄貴」(山川豊)を山川と徹二の“次男コンビ”で、「弟よ」(鳥羽一郎)を鳥羽と竜蔵の“長男コンビ”で歌い上げるなど、関係性を活かした選曲でファンを唸らせた。

撮影:NEWFATGLORYFILMS(株式会社MONDO HEAD) 提供:日本クラウン
ソロコーナーでは、木村徹二が新曲「風神雷神」、山川豊が自作曲「駅」、鳥羽一郎が「昭和のおとこ」と、それぞれの現在地を示す最新曲を熱唱。また、結成10年となる木村竜蔵&木村徹二による兄弟デュオ・竜徹日記は「めぐりめぐる」などを披露した。
そしてアンコール。再び4人がステージに並び、ファンを包み込むように歌い上げたのは「ハマナスの眠り唄」だった。
鳥羽一郎の代表曲の一つであり、徹二もカバーしているこの名曲。心の琴線に触れる歌詞とメロディが、4人の声が重なることでより一層の深みを増し、会場は温かい感動に包まれた。
「家族でも、ステージに立てば一人の歌手としてライバル」。そう語りながらも、互いをリスペクトし、笑い合える木村家の強さ。バレンタインの甘いチョコ以上に味わい深い、男たちの絆がにじむ時間となった。

左から木村竜蔵、山川豊、鳥羽一郎、木村徹二
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2026年1月28日発売
木村竜蔵プロデュース
鳥羽一郎・山川豊・木村徹二
「あぁひとり旅」

「あぁひとり旅」
作詩/木村竜蔵 作曲/木村竜蔵 編曲/遠山敦
c/w「海の匂いのお母さん」
作詩/田村和男 作曲/船村徹 編曲/南郷達也
日本クラウン CRCN-8816 ¥1,500(税込)











