走裕介が4年ぶりに東京でワンマンコンサート。趣向を凝らした演出で、ギターの弾き語りやドラム演奏なども披露。来年の15周年に向けて弾み!
走裕介が8月24日、東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館けやきホールで、ワンマンコンサートを開催した。2018年11月2日に日本橋公会堂で開催したデビュー10周年記念コンサート以来、4年ぶりとなる東京でのワンマンコンサートだった。
今回のコンサートは、ラジオのヘビーリスナーを自負する走自身の発案で第1部はラジオ番組の設定で構成された。ラジオ番組風に楽曲紹介をすると、その曲を走自身が歌唱していくという内容だ。
コンサートは自身のデビュー曲「流氷の駅」でスタート。「私の夏は来ぬ」「街でひろったシャンソン」と自身のオリジナルの歌謡曲を続けると、「皆さん、こんにちは。『走 裕介コンサート2022~恋懺悔~in東京』ということで、幕が開きました。コロナも大変な中、皆さま、たくさんお越しいただきましてありがとうございます。本日はいろいろと趣向を凝らしたいろんな歌たちをご紹介させていただきます。楽しんでいっていただけると思います」と満員の観客(200名)にあいさつした。
その後、ステージ上に設けられたラジオブース風のセットで、司会の小林奈々絵が進行を務める中、「小林奈々絵のRUN RUN歌謡曲!」という架空のラジオ番組の設定に突入。司会とのトークで走のヒストリーをなぞりながら、走は「心凍らせて」「少年時代」「つぐない」とカバー曲を歌唱した。
ラジオ番組設定の最後は自身の最新曲「恋懺悔」を歌唱して、「小林奈々絵のRUN RUN歌謡曲!」が終了。自身が務めるオホーツク圏観光大使のことにも触れながら「知床旅情」を歌唱して第1部を締めた。
第2部は走の楽曲を数多く手がけている作曲家・蔦将包氏をゲストに迎え入れてスタート。蔦先生のピアノ演奏で「純愛」「北のひとり星」を歌唱。「船村先生の弟子時代より24年もの間お世話になっています」と、走が蔦氏を紹介すると、蔦氏から「来年はデビュー15周年、盛り上げていきましょう!」とエールを送られ、走も「今後もよろしくお願いします」と頭を下げた。
その後は、客席でのギターでの弾き語りで「酒よ」を歌唱したり、ドラム演奏しながらの「兄弟船」「網走港三番地」を披露したりといった走の多才なコーナーもはさみながら、自身のオリジナル曲やカバー曲を歌った。
アンコールでは「来年、デビュー15周年、これからも精進してまいります」と訴え、「女満別から」、そしてもう一度「恋懺悔」を披露し、この日は全21曲を歌唱した。
終演後、走は「今日は本当に楽しかったです。デビュー15周年に向けてもまた新たなことも考えながら、皆様に祝ってもらえるように頑張ってまいります」と、今後へ向けた意欲を語った。
なお、9月3日(土)、9月4日(日)には北海道・札幌の共済ホールで「走裕介コンサート2022~恋懺悔~in札幌」と題し、2日間3公演公演を開催予定。10月19日(水)には、今回と同じ古賀政男音楽博物館けやきホールにて第88回コロムビアマンスリー歌謡ライブに出演することも決まっている。
INFORMATION
走裕介コンサート2022~恋懺悔~ in 札幌
2022/09/03(土)午前の部
開場10:45 開演11:30(13:45終演予定)
2022/09/03(土)午後の部
開場15:00 開演15:45(18:00終演予定)
2022/09/04(日)
開場11:15 開演12:00(14:15終演予定)
会場:共済ホール
料金:全席指定 ¥5.500(税込) 当日券¥6,600(税込)
主催:走裕介札幌コンサート実行委員会
協力:日本コロムビア株式会社、走裕介後援会、YUKANE
特別協力:STVラジオ
申込み・問い合わせ: 090-6213-1478 (担当:勇金 )
第88回コロムビア マンスリー歌謡ライブ
2022年10月19日(水)
会場:古賀政男音楽博物館 けやきホール
(東京・代々木上原)
開場13:00 開演13:30
出演:新沼謙治、早瀬ひとみ、走裕介
料金:¥3,500(税込) 全席指定
チケットぴあにてチケット発売中!
Pコード:222-457
▶チケットぴあ/コロムビアマンスリー歌謡ライブ
※現在第87回~第90回まで発売中。走裕介は第88回に出演。
2022年1月26日発売
罪つくりな艶歌
走裕介「恋懺悔」
デビュー14周年目、17作目にして初めてタッグを組んだ作家陣と新たな一面を見せる「恋懺悔」。恋に落ちた男の抑えきれない情熱を重量感のあるサウンドとともに歌い上げる。一方カップリング曲の「騎士(ナイト)」では、清く正しい理想の男性像をムーディーな歌謡曲で披露する。「こちらはファンタジーな作品です。最初に作品をいただいた時は、僕が騎士(ナイト)? 照れくさいなって(笑)。でも、一度歌えば大丈夫でした。抵抗もなくなりましたし、逆に聴いてくださる皆さんの反応が楽しみになりましたね」(走)。