
氷川きよし、4年ぶり明治座・座長公演で「緊張しすぎて熱が出た(笑)」。40代最後の年に魅せる、圧巻の座長公演が開幕
東京・明治座にて1月31日、『氷川きよし特別公演』が幕を開けた。2022年以来、約3年半ぶり、明治座としては4年ぶりとなる待望の座長公演。第一部は自身のヒット曲をモチーフにしたオリジナル時代劇『白雲の城』、第二部は『氷川きよしコンサート2026』という、豪華二本立て構成で観客を魅了した。
初日の終演後には、座長・氷川きよしをはじめ、共演の石倉三郎、丸山智己、島崎和歌子、山崎樹範、上野なつひが会見に応じ、和気あいあいとした雰囲気の中で初日の手応えを語った。

まずは氷川が充実した表情でマイクを握った。
「4年ぶりの明治座での劇場公演となります。お芝居と歌のショーの二本立てになりますが、約1カ月近く、役者の皆さんとお稽古させていただきました。石倉さんのような大先輩、そして丸山さんのような同世代の方とご一緒させていただいています。若いころは周りが先輩の方ばかりでしたので、25歳で新宿コマ劇場の舞台に立たせていただいた時は、2分で完売したというプレッシャーと緊張で顔が引きつってしまっていました。でも、お客様に育てられる中で、時代劇がいいなって思える年代になりました(笑)」


そう語る氷川だが、実力派揃いの共演者を前に相当なプレッシャーもあった様子。
「皆さんのレベルが高くて、そこにおっつく(追いつく)のが精一杯で…。途中、緊張しすぎて熱が出ましたもん(笑)。『熱になったふうな感じがした』というか、更年期障害かな?って思うくらい(笑)」と冗談めかしつつ、「無事に初日を迎えられて、満員のお客様の拍手をいただいて『あぁ、よかったな』と。本当に幸せな初日でした」と、心底安堵したような笑顔を見せた。
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会見では共演者から氷川へのラブコールが止まらなかった。
今回、氷川演じる吉継の兄・忠勝役を務める丸山智己は、「氷川さんと一緒にいるだけで、みんなが幸せな気持ちになるんです。『みんなが幸せそうだから、僕も幸せなんだ』と思っていたけれど、逆でした。氷川さんが発する幸せなオーラが、僕らを幸せにしてくれている」と、座長が放つポジティブなエネルギーを絶賛。
町人役の山崎樹範も「お芝居の最中にふと『あ、今幸せだな』って素で思ってしまって(笑)。役を忘れて幸せを感じてしまいました」と同調した。

また、今回が産後初の舞台となる上野なつひは、「実は今、9ヶ月になる息子がいます」と告白。「出演するかどうか悩みましたが、『氷川さんとお芝居ができる機会なんて、もう一生ない』と思って、家族に協力してもらって舞台に立っています」と並々ならぬ決意を語った。
そんな上野の心を掴んだのが、氷川からの“差し入れ”だという。「座長が差し入れしてくださった『草だんご』があまりにも美味しくて! その後、自分でもほぼ毎日買いに行きました(笑)。心も胃袋も掴まれました」と語ると、氷川は「美味しいところがあるんですよ。みんなに元気でいてほしいから」と、座長らしい細やかな気配りを覗かせた。

第二部のコンサートでは、劇場公演ならではのスペシャルなナンバーが続く。
「18歳まで福岡で生まれ育ちましたが、年を重ねるごとに日本の良さ、着物や伝統をアピールしていくことも大事だと思えるようなってきました。40代も最後ですが、着物が体に合ってくるようになりました」
ステージではロックナンバー「限界突破×サバイバー」も歌われるが、和楽器を使ったアレンジで、着流しで歌うといった演出も。さらに、美空ひばりと北島三郎のメドレーも、日替わりで届けられる。氷川は「北島先生にご連絡して『歌わせていただきます』とお伝えしたら、『うれしい』と言ってくださいました」と、大御所との心温まるエピソードも明かしていた。

そして、この公演に合わせて1月28日にリリースされたばかりの演歌シングル「ほど酔い酒」についても熱く語られた。師匠である水森英夫氏が作曲を手掛けたこの楽曲は、生きづらい世の中で互いを許し合い、程よい距離感で生きていこうというメッセージソングだ。
「今の世の中、ちょっと殺伐としていて、憎しみ合いみたいになってしまっている。そうじゃなくて、お互い心をつなげていけば絶対に分かり合える。人間ですから。優しい心、誰しもが持っている『許し』の心を大切にしたいと思って歌っています」

演歌、歌謡曲、そして時代劇。日本のエンターテインメントの真髄を継承しつつ、常に新しい“氷川きよし”を更新し続ける彼のステージは、観る者に生きる活力と「許し」の温かさを与えてくれるだろう。
「北島三郎さんも、美空ひばりさんも、村田英雄さんも、皆さんこの明治座の舞台に立たれてきました。その歴史ある舞台で、こうしてまた座長公演ができること。そして素晴らしい共演者の皆さんと、何よりお客様と一緒に過ごせること。すべてが幸せな時間です」
そう語ると、氷川は「寒い中ですが、カイロを貼って、お白湯(さゆ)とか飲んで、暖かくしてお越しください。全公演、一回一回を大切に、魂を込めてお届けします。ぜひ遊びにいらしてください!」とファンに呼びかけた。
『氷川きよし特別公演』は、2月18日まで東京・明治座にて上演される。
出演者コメント
氷川きよし(座長/荒木吉継 役)
4年ぶりの明治座、お芝居と歌の二本立ては日本だけの素晴らしい文化だと改めて感じています。稽古期間中、レベルの高い皆さんに追いつくのが精一杯で、緊張しすぎて熱が出ましたもん(笑)。『熱になったふうな感じがした』というか。でも、幕が開いてお客様の拍手を聞いた瞬間、『あぁ、よかった』と心から思えました。
今回は日本の伝統、着物の良さをアピールしたい。そして新曲『ほど酔い酒』では、殺伐とした世の中で『許し合う心』の大切さを伝えたいです。40代最後の年、このメンバーとお客様と過ごせる時間が本当に幸せです。
石倉三郎(爺/大倉重政 役)
(氷川きよしは)大したもんだよ。4年のブランクなんてまったく感じさせない。立派なもんです。舞台袖で見ていても、やっぱり華があるね。彼は本番になってスイッチが入ると『スター』になるんだよ。千穐楽まで怪我なく、みんなで走り抜けたいと思います。
丸山智己(兄/荒木忠勝 役)
氷川さんと初めて共演させていただきましたが、一緒にいるだけでみんなが幸せな気持ちになるんです。最初は『周りが幸せそうだから自分も幸せなんだ』と思っていたけど、逆でした。氷川さんが発する幸せなオーラが、僕らを幸せにしてくれているんだと気づきました。本当に素敵な座長です。
島崎和歌子(町人/お光 役 ※Wキャスト)
こういう時代劇の舞台は初めてです。役作りが難しかったですが、仲良く楽しくさせていただいています。そんなところもお客様に伝わればいいなと思っています。また、座長の差し入れが本当に素晴らしくて! なかなか手に入らない銀座のお菓子とか。最後まで楽しく務めたいと思います。
山崎樹範(町人/六助 役)
「ちょっと一緒にいるだけで、みんなが座長を『好き』になる気持ちが本当によくわかります。本来なら僕らがお客様をハッピーな気持ちにさせるべきなんですが、お芝居の最中にふと『あ、今幸せだな』って思ってしまって(笑)。本来はお客様を楽しませなきゃいけないのに、僕らが一番幸せをもらっちゃってる気がします。この幸せな時間をしっかりお返ししていきたいです。
上野なつひ(兄の妻/菊姫 役)
今回初めての明治座、初めての氷川さんとの共演です。実は私、今9カ月になる息子がいまして、これが産後初めての舞台になります。最初は出演するかどうか悩みましたが、『氷川さんとお芝居ができる機会なんて、もう一生ないな』と思って。家族に協力してもらって舞台に立っていますが、出演を決めてよかったなと思います。毎日稽古場に行くのが楽しくて、氷川さんには心もそうですが、胃袋もつかまれました(笑)。座長が差し入れしてくださった草だんごが美味しすぎて、その後自分でもほぼ毎日買いに行きました(笑)。劇中では氷川さんの歌に合わせて三味線を弾くシーンがあり、緊張しますが、毎日新鮮な気持ちで立たせていただきます。
【公演概要】
公演名:氷川きよし特別公演
【脚本・演出】堤泰之
【出演】氷川きよし
丸山智己 島崎和歌子(Wキャスト) 中島唱子(Wキャスト) 山崎樹範 上野なつひ 石倉三郎
五大桃華 美郷真也 高木トモユキ
武智健二 小多田直樹 吉田宗洋 鷲尾直彦 水野直浩 橋口俊宏 川手祥太 小泉凱
児玉陽子 小林かづこ 小栁美李 竹腰志帆 三浦茜音
渡辺心優 作田聖奈乃(Wキャスト) 釼持康心 黒岩紘翔(Wキャスト) 伊藤舞 渥美こあ(Wキャスト)
第1部 白雲の城
【あらすじ】戦国時代、白雲の城と呼ばれた高宮城。城主は武勇を重んじるが、戦嫌いでのんびりした性格の城主の弟(氷川きよし)は民の暮らしを第一に考えていた。民の声を聞き、兄に進言して治水事業を成功させ、城下に平和な時間をもたらす。しかし1年後。平和な高宮城に暗雲が立ちこめる。圧倒的な兵力を持つ隣国の武将が戦の準備を始めたのだ…。
第2部 氷川きよしコンサート2026
【みどころ】氷川きよしの原点である演歌から、最新のロック&ポップスまで劇場版特別演出で届ける。
【東京公演】
会場:明治座
公演日程:2026年1月31日(土)~2月18日(水)
料金(税込):氷川シート(オリジナルグッズ付・1階席前方6列以内) 21,000円、S席 16,500円、A席 10,000円、B席 7,000円
劇場公式サイト:https://meijiza.co.jp/info/2026/2026_01_02/
お問い合わせ:明治座チケットセンター 03-3666-6666 (10:00~17:00)
【愛知公演】
会場:御園座
公演日程:2026年3月6日(金)~18日(水)
料金(税込):氷川シート (オリジナルグッズ付・1階前方7列以内)21,000円、S席 16,500円、A席 10,000円、B席 7,000円
劇場公式サイト:https://www.misonoza.co.jp/
お問い合わせ:御園座営業部 052-222-8222 (10:00~17:00)
【大阪公演】
会場:新歌舞伎座
公演日程:2026年4月10日(金)~19日(日)
料金(税込):氷川シート (オリジナルグッズ付・1階前方5列以内)21,000円、S席 16,500円、A席 10,000円、B席 7,000円
劇場公式サイト:https://www.shinkabukiza.co.jp/
お問い合わせ:新歌舞伎座テレホン予約センター 06-7730-2222 (10:00~16:00)
【福岡公演】
会場:博多座
公演日程:2026年4月25日(土)~30日(木)
料金(税込):氷川シートト(オリジナルグッズ付・1階席前方10列以内) 21,000円、A席 16,500円、B席 10,000円、C席 7,000円
劇場公式サイト:https://www.hakataza.co.jp/
お問い合わせ:博多座電話予約センター 092-263-5555 (10:00~17:00)
※各劇場の席種詳細は公式サイトをご確認ください。
氷川きよし公式HP
https://www.kiizna.co.jp/





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