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舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

【劇場シーン追加】荒牧慶彦が下駄で疾走! 舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』開幕へ。大塚明夫、上坂すみれ、浅野ゆう子ら豪華キャストが集結

明治座の夏に鬼太郎が帰ってくる! 8月2日~16日まで東京・中央区の明治座で、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が上演されるのだ。同作は2022年に上演され話題を呼んだが、原作者・水木しげるの没後10年にあたる節目の年に、装いも新たに上演されることになった。

今作で鬼太郎たちが立ち向かうのは、世界征服を目論む西洋妖怪の吸血鬼軍団。鬼太郎たちが新たな敵とどう立ち向かうのかが見所となる。

初日を翌日に控えた8月1日、舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』の合同取材会が開催され、ゲゲゲの鬼太郎役の荒牧慶彦、ねずみ男役の大塚明夫、ねこ娘役の上坂すみれ、吸血鬼エリート役の植田圭輔、人気インフルエンサー・ムサシP役の廣野凌大、謎の女役の美弥るりか、そして吸血鬼カミーラ役の浅野ゆう子といった個性豊かなキャストが勢ぞろいした。

主演の荒牧は「前回に引き続き、国民的キャラクターである鬼太郎を演じられることを本当にうれしく思います」と挨拶。完全新作となる今作への期待を語った。また、ねずみ男役の大塚は、アニメで同役を演じた亡き父・大塚周夫さんに触れ、「これも一つの供養かなと思って、今回、舞台に立たせていただきます」と感慨深げに語った。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

質疑応答では、舞台の稽古で苦労した点についてトークが展開。荒牧は「下駄でめちゃくちゃ速く走れるようになりました!」と笑顔で明かした。「稽古の時から下駄でいきたいと希望を出したのですが、最初は靴擦れしたりして歩きにくかったりしました。でも、ずっと履いていたら体の一部になり、今はすごく速く走れます」と、役作りへの自信をのぞかせた。

一方、鬼太郎たちの最大の敵となる吸血鬼カミーラを演じる浅野は、「一番大変なのはこの扮装です」と豪華絢爛な衣装に言及。「このスカートの重さ、そしてこのかつら。トータルで15キロはあると思います」と驚きの事実を告白。「この年齢でこれをまとって階段を上り下りしたり、駆けたり……。今年の夏はいいエクササイズになります」と笑いを誘った。

さらに浅野は、今作の演出について「エンターテイメント性が高く、見ていて映像のような美しさ。セットがまるでアニメのようです」と絶賛。個性豊かなキャラクターたちの熱演に加え、舞台ならではのダイナミックな仕掛けも見どころとなりそうだ。

最後に、主演の荒牧は「この夏にぴったりな、妖しくも愉快な作品になっています。舞台ならではの演出とキャラクターたちの魅力が詰まっています。僕らのファンはもちろん、『ゲゲゲの鬼太郎』が好きな方、老若男女、すべての皆さまに観ていただきたいです。劇場でお待ちしております」と力強くアピールした。


キャストコメント

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

荒牧慶彦(ゲゲゲの鬼太郎 役)
【舞台にかける思い】
前回に続き、国民的キャラクターである鬼太郎を演じられることを本当にうれしく思いますし、初日を迎えられることをすごく楽しみにしておりました。素晴らしい俳優の皆さんと共に、この鬼太郎の世界観をお客様に見ていただけることを楽しみにしています。
【一番苦労したことは?】
(大塚)明夫さんと掛け合いをさせていただくシーンは、時間をかけて・・・(苦笑)たっぷり制作しました。苦労というよりは、楽しませていただきました。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

大塚明夫(ねずみ男 役)
【舞台にかける思い】
ねずみ男という役は、亡くなった父(大塚周夫さん)が昔やった役でございまして、これも一つの供養かなと思って、今回舞台に立たせていただきます。夏休みでございますので、皆さんに見に来ていただけると大変うれしく存じます。

【一番苦労したことは?】
ねずみ男がこんなにたくさんしゃべるとは思いませんでした。セリフが多くて、ちょっとびっくりしてひっくり返って怪我をしてしまいました(笑)。稽古では皆さんにご迷惑をおかけしました。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

上坂すみれ(ねこ娘 役)
【舞台にかける思い】
前回に引き続き、ねこ娘ちゃんを演じることができて本当にうれしいと同時に、人生で出た舞台はこの『鬼太郎』のみなので本当に緊張しています。今回はまた新たなねこ娘ちゃんの魅力を引き出せたらうれしいなと思い、精一杯頑張ります。
【一番苦労したことは?】
生まれてから今まで「殺陣(たて)」というものに馴染みがなかったので、ゼロから教えていただきました。すばしっこいねこ娘の動きを、運動神経のない私がどうすればいいのか……。講師の皆さまに教えていただき、どうにか“ねこ娘っぽい”動きを練習することができました。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

植田圭輔(吸血鬼エリート 役)
【舞台にかける思い】
今作からの参加です。前作からこの世界観を大切に届けてくださったメンバーがいる中で、自分のできることを精一杯やってまいりたいなと思いますので応援のほどよろしくお願いします。
【一番苦労したことは?】
日替わりの アドリブ シーンの難しさを稽古場ですごく感じまして、いまだにどうしようかと悩んでいます(笑)。お客様が入っていただいて、我々も楽しんでなんぼかなと思うので、皆さまのお力をお貸しいただきながら最適解を見つけていけたらなと思っています。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

廣野凌大(ムサシP 役)
【舞台にかける思い】
僕だけ舞台オリジナルの人間役を演じさせていただきます。鬼太郎の世界に迷い込んだかのような、そんな世界観を楽しみたいです。
【一番苦労したことは?】
僕が演じるムサシPはカリスマインフルエンサーなのですが、普段の僕は真逆の人間なので、カメラの前で笑顔になるという“陽キャの気”をまとうことに一番苦労しました。頑張っていますので、見ていただきたいです。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

美弥るりか(謎の女 役)
【舞台にかける思い】
小さい頃から鬼太郎をずっと見ていたので、まさかこの舞台に一員として参加できるなんて。この機会を光栄に思っております。謎の部分はぜひ劇場でご確認いただけたらなと思います。
【一番苦労したことは?】
普段あまり女性らしい役を演じることがないので、自分の姿にソワソワしつつ……。声のお仕事をされている方々の声色の使い方、表現の豊かさに毎回稽古場で勉強させていただきました。自分にもその表現が取り入れられたらいいなと思いながら(稽古しました)。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎」

舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』

浅野ゆう子(吸血鬼カミーラ 役)
【舞台にかける思い】
3年前の初演では砂かけ婆を演じさせていただきました。今回は鬼太郎ファミリーではなく、鬼太郎に敵対する西洋妖怪でございます。西洋妖怪ですが、セリフはすべて日本語でございます(笑)。
【一番苦労したことは?】
一番大変なのはこの扮装です。衣装はほぼオーク(甲冑)と言っていいくらい重く、スカートとかつらを合わせるとトータルで15キロはあると思います。これをまとって階段を上り下りしたり、駆けたり…。この夏はいいエクササイズになるなと思っております。

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ゲゲゲの鬼太郎2025

【公演概要】
舞台『ゲゲゲの鬼太郎 2025』
期間:2025年8月2日(土)~8月16日(土)
会場:明治座
原作:水木しげる
脚本・演出:堤泰之
出演:荒牧慶彦、大塚明夫、上坂すみれ、植田圭輔、廣野凌大、美弥るりか、浅野ゆう子 ほか
公式サイト:https://www.meijiza.co.jp/info/2025/2025_08_02/

©水木プロ・東映アニメーション ©舞台「ゲゲゲの鬼太郎」製作委員会

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