大沢桃子と走裕介がデュエット曲「二人に乾杯」をリリース。ちょっと素敵な大人の恋物語を、走が初作曲!
所属レコード会社の枠を越えて、夢のデュエット曲が誕生した。徳間ジャパンコミュニケーションズの大沢桃子と、日本コロムビアの走裕介によるデュエット曲「二人に乾杯」だ。
愛知・名古屋でのステージで共演した二人は、主催者から「皆さんに喜ばれる曲はつくれないか?」と相談され、大沢が作詞を、走が作曲を担当して制作。ステージで披露したところ評判となり、昨年12月に東京で開催された大沢のディナーショーでも走がゲスト出演し、「二人で乾杯」を披露。ファンからCD化の要望が上がっていた。
そんな「二人で乾杯」が11月10日に大沢が所属する徳間ジャパンからリリースされ、同日、大沢と走が埼玉・越谷市のイオン南越谷店特設ステージでキャンペーンを行った。
この日、2度行われたキャンペーンでは、大沢が真っ赤な、走がスカイブルーの衣裳で登場。詰めかけた大勢の観客から拍手で迎えられた。
「あらためまして、大沢桃子さんです。そして、私が変なおじさんです」と走。観客の笑いを誘うと、作曲作品のリリースを喜んだ。
「大沢桃子さんは、シンガーソングライターとしてたくさんの曲をつくっています。『二人で乾杯』は大沢さんがペンネーム“仲村つばき”として詞を書いて、そこに私が曲をつけさせていただきました。あくまで遊びとして曲はつくっていましたが、まさかシーデーになるとは(笑)。恥ずかしいようなうれしいような。作曲家というのはおこがましいですが、作曲作品のCD化は初体験です。うれしいですね」
走の挨拶に、終始笑っていた大沢も、「皆さんにも覚えていただいて、歌っていただけるとうれしいなと思います」と語りかけた。
キャンペーンのミニステージでは、デュエット曲「二人で乾杯」のほか、走が「昭和縄のれん」と最新曲「一期一会」を、大沢がこちらも最新の両A面シングルから「愛の魔法」と「命の道」を歌った。
「昭和縄のれん」は、「およげ!たいやきくん」で知られる高田ひろおが作詞し、杉本眞人が作曲した作品。走のデビュー7年目、8枚目のシングルとしてリリースされ、走の恩人でもある亡きスーパーパーソナリティー、日高晤郎さんがこよなく愛してくれたフォーク調歌謡曲だ。また「一期一会」は、その日高さんと吉幾三との縁がとりもった作品。キャリア12年目。16枚目のシングルにして、走が初めて歌うことになった“吉ワールド”であり、人生の歌だった。
一方、大沢の「愛の魔法」は聴いて、歌って、踊って楽しい令和のリズム歌謡曲。ダンスチームの「ももちゃんず」(8人メンバー)から2名が駆けつけ、ステージを盛り上げた。また「命の道」は防災伝承歌として制作された作品だ。
「私の故郷は三陸海岸を目の前にした岩手県大船渡市です。とってもいいところで、今はサンマが美味しい時期を迎えています。東日本大震災から10年が経ちましたが、未来を見据えたときに、伝え残しておくべきことがあるはずだと思いました。歌の中に『てんでんこ』という言葉があります。三陸地方に伝わる言葉です。地元では“津波てんでんこ”とか、“命てんでんこ”と呼ばれています。津波など自然災害に遭ったときには、とにかく自分の命を守ろう、という教えです。そうすることで、大切な命を一人でも多く助けることができるという先人たちからの言葉です」
大沢が「命の道」を届けると、再び走がステージに登場し、2人は最後にもう一度、惹かれ会う男女のやりとりが楽しい「二人で乾杯」をフルコーラスで歌った。
作詞・仲村つばき(大沢桃子)、作曲・走裕介によるデュエット曲「二人で乾杯」は11月10日発売。“二人出逢った この街で” “二人出逢った この時代に”(歌詞より)、乾杯!!
なお、大沢桃子は12月8日、東京・台東区の浅草ビューホテルで「演歌の女神 エレキDE演歌 大沢桃子 年忘れスペシャルディナーショー」を開催する。エレキバンド「スーパーピンクパンサー」も参加し、スペシャルゲストとして走裕介も出演する予定だ。
2021年11月10日発売
大沢桃子&走裕介「二人で乾杯」