大沢桃子が20周年記念コンサートのツアーを故郷・岩手県大船渡で締めくくり。新曲「ねがい桜」を披露したほか、防災伝承歌「命の道」では総勢50名以上で大合唱
演歌界のシンガーソングライター 大沢桃子が11月26日、故郷・岩手県大船渡で「大沢桃子20周年記念コンサート」のツアー締めくくった。
大船渡リアスホールに800人の観衆を集めた大沢は、新曲「ねがい桜」をはじめ全11曲を熱唱、万雷の喝采を浴びた。とくに、防災伝承歌として岩手県を中心に歌い継がれている「命の道」では、大船渡さんご合唱団と、地元大船渡高校の生徒たち50名で大合唱を行い聴衆を魅了。感動の声が多数寄せられた。
ゲストの走裕介も「20周年おめでとうございます。これからも桃ちゃんらしく元気な笑顔を見せてください」と励ましの言葉を送り、新曲「釧網本線」ほか3曲を歌い、会場を盛り上げた。
「あっという間の20年でした」と明かした大沢は、「とくに震災のときは、本当につらくて歌手をやめようとも思いました」と告白したが、「でも、今日のようなお客様の笑顔が見れて、歌手を続けてきて本当に良かったです。これからも精いっぱい歌っていきますので、応援よろしくお願いします」と、25周年、30周年に向けて決意を語った。
2023年8月2日発売
大沢桃子「ねがい桜」