大沢桃子と大船渡高校生徒たちが“てんでんこ”の英知を未来へ。「命の道 合唱バージョン」が発売
大沢桃子が防災伝承歌として制作した「命の道」の合唱バージョンが7月13日に発売された。
「命の道」は岩手県大船渡出身の大沢が東日本大震災から10年となった昨年7月、震災の教訓を風化させたくないという思いで制作した楽曲。「未来を描くために、大切な命を守りつないでほしい」と、三陸地方に伝わる“てんでんこ”という教えを日本はもとより世界中に発信したいと、英語バージョンも制作した。
「命の道 合唱バージョン」は大沢の母校・大船渡高校の生徒たちの協力を得て、今年5月にレコーディングが行われた。合唱曲として全国の学校でも歌ってほしいという願いが込められている。そのため「命の道 合唱バージョン」には、ピアノ伴奏のカラオケがつくほか、CDにはピアノ伴奏の譜面も封入されている。
「津波起きたら命てんでんこだ」という英知を、大沢と大船渡高校の生徒たちが未来へと継承する。
2022年7月13日発売
大沢桃子 with 大船渡高校生徒
「命の道 合唱バージョン」
2021年7月21日発売
大沢桃子「命の道/愛の魔法」
「命の道」は、命を未来につなげていくために過去の教訓を後世に伝承し続けることを“道”にたとえた楽曲。“てんでんこ”の言葉がメロディーに乗せて歌われている。仲村つばきは、大沢桃子の作家名。2022年7月13日には母校・大船渡高校とのコラボで実現した合唱バージョンがリリースされた。