大沢桃子が鎌倉でランチライブを開催。「命の道」を熱唱し、ゲストの走裕介とはデュエット曲「二人で乾杯」の披露も
大沢桃子が3月15日、神奈川県・鎌倉パークホテルでランチライブ「大沢桃子 エレキDE演歌 ランチライブ IN 鎌倉」を開催した。同ライブはコロナ禍で延期となっていたものだが、今年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送で話題となっている鎌倉でのライブに、大沢もファンも大いに盛り上がった。ただし、コロナ禍での感染対策上、会場に入れたのは130名限定となった。
2年ぶり、3回目の開催となった同ホテルでのライブは、民謡シリーズから幕を開けた。大沢本人がデザインした着物をドレス風に仕立てた衣装で歌声を聴かせると、大沢の故郷・岩手をにちなんだ「ハマギクの花」、「椿の咲く港」を歌い上げた。
この日を待ちわびたファンは、遠くは山口県からも駆けつけ、久しぶりのライブに感激もひとしお。大沢はそんなファンのために6回も衣裳を着替えるなど、気合いを入れたパフォーマンスを見せた。
昨年結成したダンスユニット「ももちゃんず」と共にダンスを踊りながら「愛の魔法」などを、またゲストの走裕介とはデュエット曲「二人で乾杯」を届けた。そして最後は、新曲「命の道」を歌唱した。
「今、頑張っている曲です。“命てんでんこ”という言葉を全国に広めていきたいと思います」
津波被害が多い三陸地方に昔から伝わる「津波起きたら命てんでんこ」という教え。それぞれが自分の命を守ることで、より多くの命が救われるという英知。この教えを広め伝える伝承歌として、大沢が作詞・作曲した作品だ。
演奏を務めたエレキバンド、新生ピンクパンサーの演奏で全14曲を歌った大沢は、6月8日に新装となった浅草公会堂でのコンサートを予定している。