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竹島宏

竹島宏さんがファンから送られたひまわりの扉から、デビュー21年目の第一歩を踏み出されました。

竹島宏さんがデビュー記念日の7月24日、都内・恵比寿ガーデンホールで「竹島宏コンサート Birth~キセキ~」と題したコンサートを開催されました。

竹島さんは20年のお祝いを東京でも行いたいと思っていたそうですが、コロナ禍が少し落ち着き行動制限が解除されたことで、コンサートができる会場はどこも抑えることができなかったそうです。ところが、奇跡的に「恵比寿ガーデンホール」の予約がキャンセルとなり、しかもデビュー記念日にコンサートを開催することができるようになったそうです。

”キセキ”で実現した記念コンサート。しかも歌手人生20歳の誕生日となる7月24日の開催。竹島さんは新たな新境地となる”大人の歌謡曲”を始め、カラフルな作品たちを歌い届けられました。

竹島宏

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コロナ禍のライブやコンサートでは、お客様は全員マスクをしています。しかし竹島さんは、だからこそファンの方の目の動き、表情を細かく見るようになったそうで、「自然と僕も感化されて、目で歌を歌おうとしています」と話されていました。

コンサートでの竹島さんの目にはとても表情があり、時に力強く、時に優しく、時に憂いを持っていました。

全22曲、最新曲「一枚の切符」を歌ってステージを降りた竹島さんでしたが、暗転した東京ガーデンホールの会場にはアンコールの拍手が響きわたります。そして、ステージにスポットライトが当たると、なんと、ひまわりが飾られた花の扉が出現し、そこから竹島さんが登場されたのです。

このひまわりはコンサート当日、ファンの方が持参してくだり、コンサートの最中にお花屋さんが飾り付けてくださったそうです。ひまわりの数は500本を超えたとか。

竹島宏

ひまわりの扉から再登場された竹島さんは、カバー曲「ひまわり」を歌われ、うるっとされていました。20年の歌手生活の中で、歌手をやめたくなるぐらいに追い込まれた時もあったそうです。でも、ファンの方の励ましの声や、心の中に浮かぶファンの方の笑顔に救われたと言います。

「歌手としての20年。ファンの方がその命をつないでくださったのだと思います。ファンの方に笑顔になってもらい、皆さんの人生を変えるような魅力的な歌を歌える歌手になりたい」
本番前、そんなふうにもおっしゃっていた竹島さん。ファンの方から送られたひまわりの前で、デビュー21年目の第一歩を踏み出されました。

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