竹島宏

竹島宏、花と歌でファンと交流。念願のフラワーショップをオープン。そして未来を見つめて

来年のデビュー25周年に向けた新曲「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」が話題の竹島宏が7月18日、フラワーショップをオープンさせた。

コロナ禍にX(旧Twitter)を通じて花の写真と花言葉を投稿したことをきっかけに、今も毎日、花の投稿を続ける竹島が以前から構想していたもので、ライブとフラワーショップをコラボさせた企画を実現したのだ。

「銀座にあるユニクロさんの店頭でお花を売っているのを見かけたんです。最初は花屋さんがたまたま近くにあるだけかと思っていたんですが、ユニクロさんがやっていると知って。お花を見てからお店に入るのと、そうでないのとでは、お店の中の空気感が違うように感じて、『ああ、こういうのもありなんだな』と思ったのがきっかけです」

竹島宏

初の催し物は、東京・渋谷区のLive Loung UEHARAで開催され、竹島は花にまつわる楽曲を中心に披露したライブ「Life like a flower~花のような人生を~」のあとは店長に変身。自らが指示をして仕入れてきたお花をファンに販売するなどファンと一緒に花を楽しんだ。

竹島宏

竹島宏

竹島宏

ライブでは「くちなしの雨」「ハルジオンの花言葉」「夜桜お七」「シクラメンのかほり」のほか、新曲「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」やBタイプのカップリング曲「その先の明日へ」などが披露された。

竹島宏

竹島宏

イベントを終えた竹島は「準備がこんなに大変だとは思いませんでした。いろんな方に迷惑をかけてしまいましたが、なんとか無事に開催できてよかったなと思っています」と安堵の表情をみせた。

竹島宏

「花は僕が『こういうイメージで』とお願いして、スタッフに市場で仕入れてきてもらいました。夏なのでどれだけもつか心配で、なるべく強そうな花を選んだり、お客さんに喜んでもらえそうな花を考えたりしました。理想を言うなら、春、夏、秋、冬と季節ごとに開催できたら。将来的には、僕がいなくてもファンの皆さんが立ち寄れるような常設のお店を持つのが夢です」

竹島宏

竹島は来年、デビュー25周年を迎える。そのプレリュードともなる新曲「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」は、プロデューサーでもある作曲家の幸耕平氏が今、竹島が歌うべきとして送り出した作品だ。

「ヨーロッパ三部作やミュージカルなどを経て、幸先生が『今の竹島にしか歌えない歌はなんだろう』と考えた時に『純愛じゃないか』とおっしゃって。そうして作っていただいたのがこの曲です。モチーフはアンデルセン童話の『小夜啼鳥』で、物語がある歌です」

そう語ると竹島は、「形とか数字とかじゃなくて、余韻の残る、本物の歌手になりたい。そのためには雑音も雑念も全部取っ払って、無心で歌と向き合っていきたいんです。それは花と同じだと思うんです。花は誰かに見てもらうために咲いているわけではなく、ただ自分の命を精一杯生きて咲いている。その姿に人は癒やされたり感動したりする。僕もそんな歌い手になれたら本物かなって思います」と先を見据えた。

関連記事
悲恋の鳥は25周年の大空へ羽ばたく。竹島宏、新曲「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」で究極の愛を表現


2025年6月11日発売
竹島宏「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」
【タイプA】
竹島宏

「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」
作詞/松井五郎 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
c/w「こころの詩(うた)」
作詞/松井五郎 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
テイチクエンタテインメント TECA-25016 ¥1,550(税込)

【タイプB】
竹島宏

「小夜啼鳥(サヨナキドリ)の片思い」
作詞/松井五郎 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
c/w「その先の明日へ」
作詞/松井五郎 作曲/幸 耕平 編曲/坂本昌之
テイチクエンタテインメント TECA-25016 ¥1,550(税込)

関連記事一覧