丘みどりが池袋サンシャインシティ噴水広場で新曲「涙唄」をPR。「年末には噴水のようなうれし涙を流したい!」
丘みどりが新曲「涙唄」の発売を翌日に控えた2月6日、東京・豊島区の池袋サンシャインシティ噴水広場にてリリースイベントを開催。新曲はもちろん、初披露となるカップリング曲「阿武隈・恋慕情」などを聴かせると、年末には噴水のような涙を流せるように大きな舞台を目指したいと宣言した。
丘みどりの新曲「涙唄」は冬目前の都会を舞台に、今にも壊れそうな主人公の心の叫びを描いた繊細かつドラマチックな作品だ。
「私にとっては新しいチャレンジだと思っています。演歌では時代背景が過去である作品が多いんですが、今回の『涙唄』は現代に生きる女性が主人公です。ふとしたときに訪れる孤独感や焦燥感を歌っていますが、誰しもそういう気持ちになったことがあるんじゃないかと思います。一人じゃないよ。誰しも同じ思いを持っているよと、寄り添ってくれる歌です。一生懸命、日々過ごされている皆さんの心に響くといいなという思い。心の叫びで歌っています」
「涙唄」の【CD+DVD盤】のジャケット写真で着用している上品な白と黒の着物で登場した丘は、2017年のNHK紅白歌合戦に初出場した「佐渡の夕笛」や「伊那のふる里」なども披露した。
「久しぶりのイベントでした。いつものコンサートとは違って皆さんとの距離が近くて・・・。コンサートでは演目が決まっていますが、キャンペーンイベントでは自由なので、何を歌うか決めずにステージに立ちました。“みどり”の掛け声をかけてほしいなと思って、『伊那のふる里』を歌ったのですが、スタッフの方は大変だったと思います(笑)」
また、新曲「涙唄」は自身のコンサートではすでにファンにお披露目しているが、カップリング曲「阿武隈・恋慕情」は初披露となった。
「『阿武隈・恋慕情』を皆さんの前で歌ったのは初めてでしたが、『良かったよ』という声をいただきうれしかったです」
2005年にデビューした丘みどりは現在18年目を迎えており、20周年に向けてこの歌で大きな勝負をしたいという。
「自分のコンサートでは必ずと言っていいほど泣いてしまいます。最後の曲を歌うときに『ああ、今日も無事に終わってよかったな』という思いと、こんなにも頼りない私を支えてくださる皆さんが、声が枯れるまで『頑張れ』って応援してくださるのがうれしくてほぼ毎回泣いています(笑)。噴水広場で歌わせていただきましたが、年末には噴水のようなうれし涙を流したいですね。それまでとっておきます」
阪神ファンである丘。“年末”に狙うのは「もちろんアレ」だ。大みそかの大きな舞台へ照準を合わせていた丘は、「一生懸命頑張っているあなたの心に突き刺さる曲になりますように。一緒に涙を流しながら聞いてください!」と呼びかけた。
なお、同日18時には「涙唄」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。雨に打たれるシーンや頭をかきむしるシーン、さらには歌いながら涙を流すシーンなど、これまでの丘のMVにはなかったような演出が取り入れられている。楽曲と一緒に丘の迫真の演技にも注目だ。
ママは聴く人。私は歌う人
新曲「涙唄」発売イベントでは、娘とのエピソードも披露した丘みどり。自宅では歌好きの愛娘の歌をお客さんとして聴かされているという。
「2歳になるんですが、よくしゃべる子です。『ママ、これしちゃダメだよ』と注意されています。歌詞を覚えないといけないカバー曲を歌わせていただく機会がものすごく多いので、お家ではずっと歌っているお母さんです。そのせいか娘が歌が大好きになって、『そこに座ってて。ママは歌わなくていいから。私が歌います』という感じで(笑)。娘がずっと歌っているのを、私がお客さんとして聴いています」
2024年2月7日発売
丘みどり「涙唄」
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