島津悦子が作曲家・徳久広司氏とサンタに!? 恒例の「Xmas&Birthday」ディナーショーを開催し、来年1月発売の新曲「慈雨」を初披露
島津悦子が12月22日、石川・金沢市のホテル日航金沢で恒例の「Xmas&Birthday」ディナーショーを開催した。特別ゲストに日本作曲家協会会長でもある作曲家の徳久広司氏を迎え、2024年1月24日発売の新曲「慈雨(なさけあめ)」を初披露した。
石川県観光大使でもある島津の誕生日が12月24日。クリスマスと島津の誕生日を同時に祝おうと、ファン400名が駆けつけると、島津と徳久氏がサンタのコスプレでおもてなし。ファンも盛り上がった。
徳久氏は多くの楽曲を島津に提供しているが、この日は金沢を題材にした「浅野川春秋」「かがやきパラダイス」をはじめ、島津は「惚れたのさ」「海峡みなと」「長崎しぐれ」「瀬戸内ぐらし」「俺と生きような」などを披露。徳久氏が美空ひばりに提供した名曲「おまえに惚れた」もカバーした。
さらに、徳久作品から門倉有希が歌って大ヒットした「ノラ」も選曲。徳久氏のギター演奏で届けた。
「私の誕生日がクリスマスイブと言うこともあり、毎年開催していただいているディナーショーで、今年も全国から多くの方々にお越しいただき感謝の思いでいっぱいです」
そう感謝の言葉を述べると、島津は来年1月24日に発売する新曲「慈雨」と、カップリング曲についても紹介。自身にとって初めての歌世界を歌うと話した。
「おかげ様でデビュー36年目を迎えさせていただき、来年1月24日には記念すべき60枚目のシングル『慈雨(なさけあめ)』『考えさせてもらいます』が発売されます。「慈雨」は、愛する男性への思いを断ち切れず未練心を抱きながら、富山・石川・福井を一人旅する女性が描かれています。いよいよ2024年3月16日、北陸新幹線 敦賀(つるが)駅も開業となりますので、この勢いに乗って北陸三県を歌で盛り上げたいと思っています。カップリングの『考えさせてもらいます」は、結婚前の男女の日常会話、どこにでもあるようなお話が歌で表現されています。二作とも私にとりまして初めての歌世界です。来年は辰年にあやかり、天高くのぼる龍のごとく飛翔・飛躍の年にしたいと思います」
会場で初披露された新曲を聴いたファンは、「今日は得した」と大盛況だった。
なお、特別ゲストの徳久氏も、この日は歌手としてもステージに。ギターの弾き語りでデビュー曲「北へ帰ろう」ほか5曲を歌唱した。