石川県観光大使の島津悦子が「被災者に寄り添いたい」と、金沢農女会のメンバーと能登半島地震関連の炊き出しに参加。全国に支援の輪を!
北陸3県を題材にした新曲「慈雨」(なさけあめ)が好調で石川県観光大使を務める島津悦子が3月11日、現在約120人が避難生活を送っている「1.5次避難所」のいしかわ総合スポーツセンター(石川県金沢市内)を訪問。金沢農女会(ノマジョ・カナザワ)と2回目の炊き出しを行った。
島津が全国の農業女子を応援しているということがきっかけで炊き出しが実現。今回のメニューはクリームシチュウをメインに、さとっころ(里芋のコロッケ)、からし菜の浅漬け、ご飯、リンゴの蒸しパンその他、JA金沢から加賀れんこんコロッケ、たけのこコロッケ、トマトコロッケが提供された。
富山の農業女子からも被災された方々のお役にたてたらと、さとっころ(里芋のコロッケ)の材料である里芋が提供された。
また、島津は自身の故郷である鹿児島から銘菓本家文旦堂「かるかん饅頭」を取り寄せ差し入れた。
「南国鹿児島のあたたかさを感じていただき、かるかん饅頭で少しでも疲れを癒していただけたらと思い準備しました」
薩摩大使も務める島津は一人一人に笑顔で手渡すと、突然のリクエストにも気軽に応えアカペラで歌唱、避難所はあたたかい空気につつまれ笑顔の花が咲いた。
自らも被災した島津だが「復興への長い道のりを被災された方々に寄り添いながら、夢と希望をのせ『慈雨』を歌い続けます。そして、全国の皆様に支援の呼びかけと共に復興支援の活動を続けて行きたいと思います」と力強く語った。