
三山ひろしが七変化! デビュー15周年記念企画「三山ホテルへようこそ」を開催し、ファンの“お客様”をおもてなし。
三山ひろしが1月18~19日、デビュー15周年記念企画の第1弾として、ファンに“おもてなし体験”を提供する「三山ホテルへようこそ」を開催した。同イベントはエンタテインメントと移動・観光を組み合わせたサービスを展開するクールジャパントラベルが企画した。
このファンイベントでは、三山が「三山ホテル」の支配人となり、東京・台東区の浅草ビューホテルで“お客様”であるファンをお出迎えした。
食事タイムには、三山がシェフとなってローストビーフをサーブし、ショータイムには会場に人力車で入場する演出からはじまり、代表曲「夢追い人」や新曲「どんこ坂」など全7曲を披露した。その後は、コンシェルジュとなって浅草の観光名所を案内。雷5656会館では雷おこし製造映像をファンと一緒に鑑賞した。
ワンマンショーでは人力車で入場した三山ひろし。「一段高いところから見る景色というのはとても優雅な気持ちになりますね。新鮮さを感じながらも、僕は演歌の世界で車夫さんの姿を歌で聴いているものですから、車夫さんの背中を『カッコいいな』って思いながら見ていました」
「ひろし=1・6・4」に因んだ164名のファンの“お客様”と、お出迎えからショータイム、抽選会、写真撮影会、浅草観光と、15周年という節目にふさわしい企画で、三山はファンとの楽しいひと時を過ごした。
「支配人を務めるのは初めての体験でしたので、『どういったことが待ち受けているのか』という不安もあったのですが、ホテルマンさんの“お客様にいかにして楽しんでいただくか”を一番に考えている心意気を少しでも学びたいなという思いもありましたので、いろんなかたちでお客様に対応しているホテルマンさんの姿を直に見ることができ、自分の歌の世界での“おもてなし精神”や『どういうふうにすればお客様に喜んでいただけるか』というのを学ぶことができました」
今回の経験を歌の世界にも応用したいと意欲を見せる三山は、さまざまな役職を務めた“七変化”について、「どの役職もお勤めされている方々の仕事でありますので難しいところはたくさんありましたが、それをやることで自分のホスピタリティのレベルが上がればいいなという思いで一生懸命やらせていただきました。すべてが初めてで、新鮮で楽しかったです」と話していた。

ワンマンショーでは、昨年大晦日のNHK紅白歌合戦で着用したロング丈のジャケット姿も披露した三山ひろし。
イベント2日目の朝、支配人として、ホテル正面の玄関でファンのお客様をお見送りした三山は、「コロナ禍にあってイベント自体がなかなかやりにくい中で、『なんとかして、できるところからやりましょう』と、ホテルさんのご協力をいただいて、今回こういったかたちでやらせていただけたことがとってもうれししかったです」とコメントした。
「新しい一歩が踏み出せたんじゃないかと思っております。コロナ禍なのでお客様にもご不便をお掛けしているのですが、そんな中でも楽しめる方法をご提供できたのかなと思っていますので、ご来場いただいた皆様に楽しんでいただけたなら、これ以上の喜びはないですね」
参加者のひとり、50代の女性は、「三山支配人、三山シェフ、三山コンシェルジュなど、すべてが良かった。15周年の素敵な場に一緒にいられて、一生の宝物になった。また別の場所でも開催してほしい」と話していた。