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【連載】はやぶさの「新世代SPIRIT(スピリット)」第2回:レーシングドライバー/笹原右京さん

Interview with a shining new generation!!

新世代歌謡グループ・はやぶさが演歌・歌謡界で日々努力を続けながら活躍しているように、さまざまな職業や業種、各界で懸命にがんばる同世代の人々にインタビューする連載「新世代SPIRIT」。それぞれが抱える希望や思い、悩み、未来の夢……。ともにさらなる高みへはばたくため、本音で向き合います。

記念すべき初回のゲストは、レーシングドライバーの旗手・笹原右京さん。
3部構成でお届けするキラキラの二組による新世代リアルトークのその2(中編)をお届けします!!

はやぶさ × 笹原右京(中編)

レーシングドライバーってクルマを速く運転をするだけっていうイメージなんですけど、意外とめちゃくちゃ大変なんです」(笹原)

 

ヒカル ちなみに、笹原さんは小さい頃、車以外に何か好きだったものとかありますか?

笹原 レースを始める前からずっと水泳をやっていました。レースの世界に入ったのは5歳からですけど、水泳は3歳から始めて中学3年生まで。部活動も水泳部でしたし、ずっと続けていましたね。

ヤマト 根っから競争が好きなんですかね?(笑)

笹原 かもしれないですね(笑)。もちろん水泳は自分の意思で始めたわけじゃないんですけど、父の中では息子に付けた名前が(日本人3人目のフル参戦F1ドライバー、片山右京からもらった)“右京”ということもあって、息子にはレーシングドライバーになってほしいっていう思いがあったようです。それでフィジカル面で基礎体力をつけるためにも、レースの前段階から始めるなら、水泳はずっとやっていたほうがいいっていう思いがあったらしくて。僕は群馬県沼田市出身で今も住んでいるんですけど、近所にスイミングスクールがあって、そこにずっと通っていたんです。ありがたいことに、今もトレーニングで使わせていただいています。

ヒカル レース中にあと少しでライバルを抜かすぞっていう時はどんな思いですか?

笹原 なるべく早く追い越したいなっていう思いはあります(笑)。でも、けっこうシビアな戦いでもあって……。意外と抜くにも抜けなかったりするんですよ。簡単に言うと、レーシングカーは空気の力を利用して車体を地面に押さえつけてグリップ(タイヤが路面をつかむ力)を引き出しています。でも、他車の真後ろについて風(空気)を受けられなくなってしまうと、グリップ力がなくなってしまうので、近づくにも限界があったり、近づきすぎてグリップを失って、また離されてしまったりします。ですから、本当に一瞬のスキを狙って抜いたりとか、一瞬を突かれて抜かれたりとか。そういうことが起きているんです。

ヒカル 一瞬の判断が重要なんですね。ところで、余談なんですけど……、僕は今33歳なんですね。30歳まで実はいっさい泳げなかったんですよ。水に顔をつけるのも嫌だし、浮けないし、プールがとにかく怖くて。人生の中で水泳が一番苦手で嫌いだったんです。浮輪がないと海にも入りたくないんですけど、30歳になった時に、一番苦手なものを絶対に克服したいと思ったんですね。多くの人ができるなら僕だってできるだろうと。とにかくクロールだけでいいから泳ぎたいって思ったんです。結局1年半かかったんですけど、31歳になった時に泳げるようになったんですよ。そしたらめっちゃ大好きになって(笑)。

笹原 すばらしい!

ヒカル 楽しいですね。すごく身体にもいいし。風邪を引きにくくなったり、いいこと尽くしですよね。

笹原 頭にもいいですしね。全身運動なので。

ヤマト 笹原さんは肩とか凝るんですか?

笹原 肩もそうですけど、首にも負荷がかかります。市販車と比べて、加速する力や減速する力、コーナリング中のダウンフォース(クルマを地面に押さえつける力)も格段に大きいので、その分かかる負荷も大きいんです。

笹原さんが所属しているTEAM Red Bull MUGENの本拠地である株式会社M-TEC本社(埼玉県)でお話をうかがった。ショールームに飾られていたF1マシンと一緒に。

貴重な資料や実際にレースに使用されていたレーシングカーなどが飾られているM-TECのショールームを笹原さんに案内していただいた。バイクに興味津々のヤマトを激写。

M-TECが無限ブランドで開発したアフターパーツを装着し、精悍になったシビック・タイプRと記念撮影。完成したばかりの新車で、取材日にたまたま遭遇! ラッキー!!

ご厚意で、シビック・タイプR 無限の車のコクピットに座らせてもらったヒカルとヤマト。二人ともカッコいい!

ヒカル 筋トレとかもされているんですか?

笹原 すごくしています。

ヤマト 普段はどんなトレーニングをしているんですか?

笹原 水泳も行ったりしているんですけど、最近は自転車を始めました。ロードバイクなんですが、たまたま縁があってスペシャライズドさんっていう自転車メーカーさんのアンバサダーをやらせていただくことになって。ちょうど自分が住んでいるところも山が多いところなので、環境としてはぴったり。ロードバイクのスピードの感覚は、日常のトレーニングではレースと近いものがあります。それに加えて、ウエイトトレーニングもしています。レース中は心拍数が200(※)を超えてることもあって……。

※50メートルを全力ダッシュした状態とほぼ同じ。

ヒカル レース中にですか? どうしてドキドキするんですか?

笹原 負荷もそうですし、全速力で走りながらボクシングしているみたいな感じなので、アドレナリンが出まくりなんです。

昨シーズン、栃木県のツインリンク茂木(もてぎ)で行われたスーパーGTの第4戦で3位表彰台に上った笹原さん(左)とペアを組む先輩ドライバーの武藤英紀さん。(C)Sho Tamura / Red Bull Content Pool

TEAM Red Bull MUGENのピットにて。レースはドライバーひとりが戦っているのではなく、チームによる総力戦となる。エンジニアとのコミュニケーションもレースに勝つための大切な要素になります。(C) Sho Tamura / Red Bull Content Pool

ヒカル やっぱりレース前は緊張しますか?

笹原 レースを始めたばかりの頃はすごく緊張していましたけれど、今は全然。昔は緊張しちゃって、レースで出せる力も出せなくてダメだったとか、そういったことはたぶんドライバーなら誰しも経験することだとは思います。そこから、どうやったらなるべく緊張しないようにいいパフォーマンスをできるのか?を考えて……、いまだに答えは見つかっていないんですけどね。

ヤマト 同感です。

笹原 緊張するっていうことは何かが不安なんですよね。なので、その不安を全部つぶしてしまうために事前に準備をちゃんとしておくことですね。フィジカル面でも、レース中に体力切れを起こさないように、レースが始まる前にやれることはやり切ります。そうすると、あとは”緊張していても仕方ないな”って思えるようになるんです。別に緊張したところで何もポジティブなことはないなってなると、うまくパフォーマンスが出せてきます。

ヤマト クルマを使う競技ですが、ただクルマを運転するだけではないってことですね。

笹原 スーパーGTというのは、基本的に真夏になると室内が80度にもなってサウナ状態なんですね。普通にサウナに入っても、5分もすると汗びっしょりになるじゃないですか。僕らは万が一の事故のことを考えて、ヘルメットをかぶり、耐火素材のレーシングスーツを着ています。心拍数が200に達する状態でも、タイヤやマシンの状況とか、何周目にピットインするといった戦略を把握しながら全開で走ります。レースを戦う上で重要な要素なので、ピットにいるチームと常に無線でやり取りもしています。一見、レーサーとかレーシングドライバーってクルマを速く運転をするだけっていうイメージなんですけど、意外とめちゃくちゃ大変なんです。

ヤマト 夏の暑さも大丈夫なんですか?

笹原 意外と普通の暑さはそうでもなくて……(笑)。いざレースになるとアドレナリンも出て集中力もマックスの状態になっているので、僕の場合はレースが始まってしまえば暑くても寒くても関係ないですね。

ヒカル 痩せちゃったりするんですか?

笹原 真夏はやっぱり痩せますね。かく汗の量もとんでもないので、レース前とレース後では本当に2~3kg体重が落ちる人もいます。スーパーGTでは水分補給のためにクルマにはドリンク(※)も積んでいますが、真夏だと車内温度が上がってしまうので、ほぼお湯‼ です。

※ドリンクボトルからドライバーの口元までチューブが伸びており、ボタンを押すなどすると、飲み物が供給される仕組みになっている。スーパーGTの場合、レース環境が過酷なため脱水症状を起こさないようにドリンクを積んでいるが、飲み物の重さ分、車両が重くなる等の理由から十分な量が搭載されているわけではない。

ヤマト 気を失ってしまう人はいないんですか?

笹原 真夏は本当にバテてしまって、最後まで運転できなくなってピットに戻ってくる人はいました。ベテランで長くレースをやっている方でも、終わってクルマを置いたら倒れちゃう方がいますね。もうフラフラで出てくる方もいらっしゃるので。僕は今のところ大丈夫です。

ヒカル レースは何歳ぐらいまでできるものなんですか?

笹原 出場資格に年齢による上限はないです。ドライバーとしての速く走らせる感覚や技術、人間的なピークっていうのは人それぞれなので、制限なく幅広い年齢の人がレースをしています。でも、やっぱり若い世代は小さい頃からレーシングカートでバトルだったり、速く走らせることをずっとやってきているので、上のカテゴリーに行っても比較的走れちゃいますね。当然ベテランの人も長年の経験だったりノウハウを持っていたりします。

 

【連載】はやぶさの「新世代SPIRIT(スピリット)」第1回:レーシングドライバー、笹原右京さん(その1)

 

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Profile
笹原右京(ささはら・うきょう)
1996年4月24日、群馬県生まれ。レーシングドライバー。「生まれる前から決まっていた僕の名前とレース人生。レースは人生、人生はレース、涙にくれるも歓喜に酔うも、僕の大切な大切な人生。」(笹原)。整備工場を営む父と、モータースポーツファンの母の間に生まれ、日本人3人目のF1レギュラードライバー、片山右京から名前をもらった。幼少期よりモータースポーツに親しみ、7歳でカートレースにデビューする。2003年からカートの選手権(年間を通してチャンピオンを競う)に挑戦し、国内外のシリーズでチャンピオンを獲得。2013年からは入門フォーミュラのひとつ、フォーミュラ・ルノーにステップアップし、海外で武者修行。2016年からは活動の拠点を日本に。2017年、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトからFIA-F4選手権に参戦。2018年はスリーボンドレーシングから全日本F3選手権に参戦。2019年はポルシェジャパンジュニアドライバーに選出され、ポルシェ・カレラカップ・ジャパンに参戦しチャンピオン。またF3のアジア選手権でもシリーズチャンピオンとなる。2020年は、国内最高峰のツーリングカーレース、スーパーGT(GT500クラス)に参戦するTEAM Red Bull MUGENのドライバーに抜擢され、経験豊富なドライバー(武藤英紀)とペアを組んだ。2021年も同チームからスーパーGTに参戦することが決まっている。

 

2021年1月14日に行われたホンダ(本田技研工業)の四輪モータースポーツ参戦体制発表会で、笹原さんは今年もホンダのワークスチーム「TEAM Red Bull MUGEN」の一員としてスーパーGTを戦うことが発表されました。ペアを組むのは笹原さんよりも若手の大湯都史樹さん。今年は先輩ドライバーとしてチームを牽引する役目も担うことになりました。

スーパーGT公式サイト
https://supergt.net/

無限サイト
http://www.mugen-power.com/

笹原右京公式サイト

笹原右京Instagram

笹原右京公式Twitter


Profile
はやぶさ
ヒカル・ヤマトからなる新世代歌謡グループ。グループ名の“はやぶさ”は“未来にはばたく”をイメージして命名。2012年「ヨコハマ横恋慕」でデビュー。『NHK みんなのうた 』で話題になった「りふじんじん」(2016 年)、阿久 悠氏による未発表詞を元に制作された「蜘蛛男のダンス」 シングルバージョン (2018 年)など、代表曲多数。演歌・歌謡曲ファンに加え、キッズやファミリー層にも幅広く人気を拡げている 。コロナ禍での自粛期間中にオリジナル動画を自ら企画・撮影・編集を開始。YouTubeで順次公開中。

ヤマト(左)
1993 年 7 月 19 日、静岡県御殿場市生まれ。イメージカラーは赤。硬派で落ち着いたダンディーな物腰と、重厚な低音ボイスが魅力。職人肌。趣味は、大好きだという宝塚歌劇鑑賞、釣り、背広収集。

ヒカル(右)
1987 年 4 月 10 日、神奈川県横浜市生まれ。イメージカラーは青。好奇心旺盛で、さまざまな芸を会得し磨き続ける努力家。こぶしの効いた高音ボイスでジャンルを問わず歌いこなす。最近の趣味は、動画編集、映画鑑賞。


2020年8月5日発売
はやぶさ「キンキラKING!」

【初回限定盤】

「キンキラKING!」  
作詞・作曲・編曲/前山田健一  
「僕たちには歌がある」  
作詞/冬弓ちひろ 作・編曲/坂下正俊  
ビクターエンタテインメント VICL-37549 ¥1,227円+税

【通常盤】

「キンキラKING!」   
作詞・作曲・編曲/前山田健一    
「大好き!名古屋」 
作詞/かず 翼 作曲/桧原さとし 編曲/工藤恭彦     
ビクターエンタテインメント VICL-37550 ¥1,227円+税

テレビ東京系日曜朝 8:30~放送中の大人気アニメ「デュエル・マスターズ キング」の2020年4月~9月オープニングテーマ曲 。「 デュエル・マスターズ」シリーズのオープニングテーマとして は 5 作目となる。ヒカルの「演歌こぶしボーカル」とヤマトの「魅惑の低音ボーカル」が映える軽快なナンバー。アニソンだけれど、子どもだけでなく大人たちのハートにも訴えかけてくるメッセージ性、そこに重なる二人の歌声がより作品に奥行きを与え、明るい未来への希望を感じさせる。


INFORMATION

「第二十一回・長良グループ 夜桜演歌まつり~熱唱 春の祭典スペシャル~都内23区・23年をかけて……」

【日時】2021年4月17日(水)
昼 開場13:00/開演13:30
夜 開場17:00/開演17:30
【会場】東京都・西新井文化ホール
【出演】田川寿美、水森かおり、氷川きよし、岩佐美咲、はやぶさ、辰巳ゆうと、
藤野とし恵、椎名佐千子
【司会】西寄ひがし
【ゲスト】水前寺清子
【料金】全席指定席 6,000円(税込)/当日券 6,500円(税込)
【お問合わせ】
エイ・アンド・エイ チケットセンター
03-5770-3665 (平日12:00~17:00)

【配信情報】
「キンキラKING!」(フルサイズ)
7月1日より音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信中!
「キンキラKING!(TVサイズバージョン)」
音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサイトにて配信中!

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