
秋元順子がバースデーコンサートを開催。“下町のダジャレー夫人”も健在! 発売直前の新曲「プラトニック」をコンサートアレンジで初披露
秋元順子が自身の誕生日を翌日に控えた6月20日、東京・江東区のティアラこうとう大ホールで、バースデーコンサートを開催した。毎年恒例となっているこのコンサートは今年で13回目を迎え、今回は演出も本人が手掛けている。
「リベルタンゴ」のバンド演奏で登場すると、秋元は「また今年も地元、ティアラこうとうでバースデーコンサートができることが本当にうれしい」と笑顔で語った。
今回のコンサートは前半が映画音楽のカバー曲を中心に、後半は秋元自身のオリジナル楽曲という構成。紫のドレスにファーをまとった衣裳で登場すると、「モア(映画『世界残酷物語』)」、「カーニバルの朝(映画『黒いオルフェ』)」を歌唱した。
ここで秋元は改めて「こんにちは!皆様ようこそお越しくださいました。心より御礼申し上げます」とあいさつ。続けて「私が『ティファニーで朝食を』の主演だったらタイトルは『下町で定食を』で、芸名は『オードリー・コッペパン』」と“下町のダジャレー夫人”こと秋元順子お得意のダジャレを披露すると会場は笑顔に包まれた。
そうかと思えば「カーニバルの朝(映画『黒いオルフェ』主題歌)」「ムーン・リバー(映画『ティファニーで朝食を』劇中歌)」と続け、MCの時とは真逆の大人のお洒落な歌声で観客を引き込んでゆく。
さらに、「ラ・クンパルシータ」、福島民謡「会津磐梯山」にはジャズ風のアレンジを加え、秋元独自の世界観で観客を魅了し前半は幕を閉じた。
後半は「A列車で行こう」のバンド演奏でスタート。秋元とスタッフ一同がステージに登場し、なんと「ラジオ体操第一」を披露。観客も一緒に体を動かし、会場は大盛り上がりした。
その後は、「先日亡くなられた小西良太郎様(音楽プロデューサー/音楽評論家。今年5月13日に逝去。享年86)からいただいた大切な曲」と紹介すし、「なぎさ橋から」を熱唱。気持ちのこもった歌声に、会場は感動の渦に包まれた。
本編の最後には翌21日が発売日となる新曲「プラトニック」を披露。この曲は小西さんの最後のプロデュース作品だった。
「生バンドでの演奏ではCDとはまた違ったアレンジがあっても楽しいと思います。ぜひどちらも聴いて楽しんでいただければ」と、秋元は新曲「プラトニック」を歌った。
アンコールでは大ヒット曲「愛のままで…」を歌唱。全23曲を熱唱し、恒例のバースデーコンサートは幕を閉じた。
なお、秋元がバーのママに扮しておしゃべりを繰り広げるYouTube企画、『Bar Junkoへようこそ!』も好評配信中。(「BarJunkoへようこそ!第4弾!」)。
また8月1日には上野池之端ライブスペースQUI(キ)でランチ&ディナーショーを開催予定。詳細は秋元順子 公式ホームページへ。
2023年6月21日発売
秋元順子「プラトニック」

「プラトニック」
作詩/田久保真見 作曲/田尾将実 編曲/伊戸のりお
c/w「引き潮」
作詩/田久保真見 作曲/田尾将実 編曲/伊戸のりお
キングレコード KICM 31106 ¥1,500(税込)