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花園直道、松阪ゆうき

【花園直道×松阪ゆうき『HANAVi』スペシャル対談】新たな和エンタメ創造へ、二人の情熱が火花を散らす

12月18日に都内で開催される和のエンターテインメント『HANAVi』。主演・構成・演出を務める花園直道と、ゲストとして出演する “スーパーハイブリッドシンガー” 松阪ゆうきが、公演への熱い想いを語り合った。8年来の盟友である二人は、深い絆を感じさせる思い出話にも花が咲いた。さらに話題は、日本の伝統文化の未来へ。公演に向けて期待が最高潮に達するスペシャル対談をお届けする。

花園直道、松阪ゆうき

『HANAVi』は、日舞パフォーマー・花園直道が企画・構成・演出を手掛ける、新感覚の和エンターテインメントショー。かつて全国60カ所のホールツアー『百花繚乱 華FUBUKI』で約7万人の観客を魅了した実力派メンバー、響ファミリーや喜楽座のメンバーらが再集結し、“エンタメの花火を打ち上げる”をテーマに、日本の伝統文化の美しさと楽しさをダイナミックに表現する。

――待望の第2回公演『HANAVi』が2025年12月18日(木)に東京・なかのZERO小ホールにて、昼夜2公演で開催されます。お二人は、以前、ホールツアー『百花繚乱 華FUBUKI』でも共演されていますよね。

花園 たくさんの公演を一緒に、全国を回ったので、ゆうき君はもはや家族みたいな感覚ですね。

松阪 本当に。だから今回、直道君からまた声をかけてもらって、すごくうれしかったですね。確か最初は、DMで来たんですよ(笑)。

花園 『HANAVi』の開催が決まった時にすぐ、「ゆうき君、またよろしく!」って送りました(笑)。僕たちのパフォーマンスに、ゆうき君の歌声は絶対に欠かせないので。

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――今回の『HANAVi』は、その『百花繚乱 華FUBUKI』のメンバーが再集結して創り上げる新作舞台ということですが、どのような想いが込められていますか。

花園 『百花繚乱 華FUBUKI』では全国各地に「花を咲かせて」きたので、次は「夜空に大きな花火を打ち上げたい」という想いを込めて『HANAVi』と名付けました。日本の文化の素晴らしさを、もっとダイナミックに、世界中の人たちに届けたいんです。

――花園さんは海外公演の経験も多いですよね。海外での経験も大きいですか。

花園 まさにそうです。以前、フランス公演に出演した際、現地の若い子たちが僕の袴を見て「そのデザインはどうなってるの?」「どうやって着るんだ?」って目をキラキラさせて尋ねてきたんです。彼らにとっては、僕たちのパフォーマンスは難しい伝統芸能ではなくて、クールなアート、新しいファッション。先入観なくフラットに受け止めてくれました。そこには「日本舞踊はどこか敷居が高いね」というような壁は一切ありませんでした。

松阪 その話、すごく共感します。僕が歌っている演歌や歌謡曲も、日本ではどうしてもお年寄りが聴く音楽というイメージがつきまとってしまう。

――でも、実際に見たり、聴いてもらえれば、世代関係なく心を動かされるはず……。

花園 そう! だから僕たちがやるべきなのは、まずその入り口を作ること。「難しいことはわからないけど、なんかすごい! 楽しかった!」でいいんです。この『HANAVi』が、そういう最高の入り口になればといいなと思っています。そこから「じゃあ今度は本格的な民謡のコンサートに行ってみようかな」とか「歌舞伎ってどんなものなんだろう」ってつながっていけば、それが一番うれしい。

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――お二人がそこまで熱く語れるのは、『百花繚乱』での経験が大きいのかなと思いますが、ツアー中はステージ以外でもいろいろな思い出がありそうですね。

松阪 もう、ありすぎますね(笑)。忘れられないのが四国のホテル。土砂降りの雨の中、やっと着いたと思ったら、まさかのお湯が出ないっていう……。

花園 そうそう! 全員、水でシャワーを浴びるっていう試練(笑)。「水だよ」とか、「俺も水だった」って、あとで聞いたら、みんな水だった。たぶん、一斉にシャワーを使ったから給湯が間に合わなかった。

松阪 あれは過酷でしたね(笑)。地方に行くと、駅前に立派なホテルがあって、という環境ではなくなるからね。あとは、手配された車がどう見ても小さくて、男5人で荷物と一緒にぎゅうぎゅう詰めで移動したこともあった。

花園 あったね! ワゴンを手配してあったはずなのに、目の前に来たのがコンパクトカー! 小さすぎるだろ!って(笑)。

――絵が浮かびます(笑)。そういう時間も今となっては笑い話。いい思い出ですね

松阪 喜楽座さんのバスに乗せてもらった時は、学生の方も演者として参加していたこともあり、完全に“修学旅行”でした。移動中に突然、家元の先生から、「はい、皆さんおはようございます! 昨日の反省を一言ずつ発表してください!」みたいな朝のホームルームが始まって(笑)。朝からまいったなとは思いましたが、僕も「昨日はありがとうございました!」って。そう挨拶して、反省しましたよ(笑)

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――そういう経験を共にしたからこその一体感が、『HANAVi』にもいい形で現れるんだろうと思いますが、今回は具体的にどんなステージになりそうですか?

花園 今年4月に神奈川県・やまと芸術文化ホールで初演をやらせていただきましたが、歌はなかったので、ゆうき君が参加してくれる今回の『HANAVi』が本当の意味での本番。彼は民謡からオペラまで本当に何でも歌えてしまうので、演出の可能性は無限大なんです。先ほども打ち合わせしていたんですが、今回はオペラの名曲、ジョルジュ・ビゼーの『カルメン』から「闘牛士の歌」に挑戦してもらおうかと。

松阪 情熱的なスパニッシュの曲に、日本の舞踊や和楽器がどう融合するのか、僕自身もすごく楽しみです。こういう異文化のぶつかり合いから生まれる化学反応こそ、『HANAVi』の醍醐味ですよね。

花園 プロジェクションマッピングのような今どきの演出も入れたいな、とか思っています。ステージに噴水を出したりとか、リアルに花火を打ち上げたりとか。

松阪 いいですね!

花園 ゆうき君にはフライングで飛びながら歌ってもらって……。

松阪 堂本光一さんのミュージカル『SHOCK』みたいに?

花園 そう! イヨマンテ~♪って歌いながら飛んでいくみたいな(笑)。

松阪 最高、絶対面白いよなあ。

花園 こういう話をするのが好きなんですよ。響ファミリーの座長ともそんな話ばっかりしてて、最後に「全部できないね」って(笑)。

松阪 (爆笑)

花園 僕はキャストであると同時に、制作側でもあるので、そこがせめぎあい。演出にはまあ、予算がかかるんですよ。今、電卓を叩いているんですが、壊れそうな感じになっています(苦笑)。ただ、いろんなアイデアを出していって、なんとかやる方向へもって行くことが大切なんです。

松阪 確かに。もし、野外で『HANAVi』をやるってことになったら、本物の花火だって打ち上げられるかもしれない。ちょうど今、私、「恋花火」という歌を歌っていますし。

花園 宣伝かよ(笑)。でも、歌舞伎などの日本の伝統芸能だけではなく、国がエンターテインメントにも応援してくれるように頑張っていきたいですね。

対談の中に出てくる夢の演出をAIを活用して、オトカゼが独自作成したジョーク動画です。実際の映像でもオフィシャル映像でもありません。

――実際にどんな演出になるのかは、花園さんの電卓の耐久性に関わってきそうですが(笑)、新たな化学反応で打ち上がる花火を楽しみにしています。

松阪 直道君の舞台に上がるのは久しぶりになりますが、多くの方にぜひ足を運んでいただきたいですよね。

花園 僕も久しぶりに『百花繚乱』のメンバーと一緒できて本当に幸せだなと思っています。若い力による和のエンターテインメントの魅力を感じとっていただけるように精いっぱい努めていきたいと思います。

松阪 さらに進化した『HANAVi』をお見せできるよう、僕も頑張ります。

花園 歌あり、踊りあり、生演奏ありの、まさに「創作日本料理のフルコース」のようなステージをお届けします。日本のエンターテインメントの面白さを全部詰め込みます。老若男女、国籍問わず楽しめる最高の時間を約束します。エネルギッシュでパワーあふれる僕たちの舞台をぜひ体感してください!

――ありがとうございます。ちなみにですが、松坂さんは踊らないんですか?

松阪 踊りません(笑)。

花園直道、松阪ゆうき

未来への“入り口”を創る。
花園直道が“和のエンターテインメント”で届けたい、新しい日本のカタチ

「日本の文化は、本当に素晴らしい」。

僕は心の底からそう信じています。しかし、その魅力は今、どれだけ多くの人に届いているでしょうか。海外では僕たちのパフォーマンスが先入観なく「クールなアート」として受け入れられる一方で、日本ではいまだに「敷居が高い」「難しそう」という固定概念が大きな壁になっています。僕は日舞パフォーマーとして、そしてJPN dance協会の代表として、その壁を取り払い、誰もが気軽に楽しめる「入り口」を創り出すことが自分の使命だと感じています。

僕が目指すのは、決められた型を後世に「伝承」していく古典芸能とは少し違います。もちろん、その礎となる伝統への敬意は絶対に欠かせません。しかし、僕が創りたいのは、お客さんが喜んでくれるなら何でもありの、常に「進化」し続けるエンターテインメントです。

例えば、学校教育ではダンスが必修科目になりましたが、日本舞踊は選択肢にすらあまり挙がりません。素晴らしい文化なのに、触れる機会がないまま多くの人が大人になっていく。この現状を、ただ嘆いているだけでは何も変わりません。だからこそ、僕たちは新しい挑戦を続けなければならないのです。お客さんが「楽しい」「面白い」と感じてくれるなら、K-POPとコラボしたっていいし、フライングしたっていい。まずは興味を持ってもらうこと、そのためのきっかけを作ることが、今一番大切だと考えています。

花園直道

今回の『HANAVi』は、そんな僕の想いをすべて詰め込んだステージです。津軽三味線、和太鼓、殺陣、そしてゲストの松阪ゆうき君が歌う民謡やオペラ。それぞれの道を極めたプロフェッショナルたちがジャンルの垣根を越えて集い、予測不能な化学反応を起こします。

よく“ごった煮ショー”なんて言われますが、僕にとっては最高の褒め言葉です。なぜなら、それはまるで様々な食材がシェフの感性によって融合し、新たな一皿を生み出す「創作日本料理のフルコース」のような体験ですから。

この『HANAVi』という舞台が、一人でも多くの人にとって、日本文化の奥深さや楽しさに触れる新しい扉になることを心から願っています。そしていつか、このエンターテインメントの花火を、日本中、さらには世界中の夜空に、仲間たちと一緒に打ち上げていきたい。それが僕の夢です。


花園直道、松阪ゆうき

花園直道(左)
日舞パフォーマー。坂東流名取としての顔も持つ。ダイナミックな舞踊で、ロサンゼルス単独公演やタイのジャパンエキスポなどにも出演し国内外で活躍。全国60カ所7万人動員ツアー『百花繚乱華FUBUKI』を成功させるなど、プロデューサーとしても手腕を発揮する。また、2024年には明治座にて芸能生活20周年公演「花園城だよ!全員集合」を座長として開催。2日間3公演を超満員するなど大成功させた。一般社団法人JPN dance協会の代表も務め、日本の伝統文化を基にした新しいエンターテインメントの創造と普及に情熱を注ぐ。

松阪ゆうき(右)
“スーパーハイブリッドシンガー”。武蔵野音楽大学卒。大学卒業後はミュージカルの舞台などで活躍後、2015年に「ふるさと帰り」で演歌歌手としてデビューした。民謡で培ったこぶしとオペラで磨いた声楽を融合させた歌唱が魅力。今年は10周年を迎え、通算9枚目のシングル「まにまにのまに/恋花火」をリリース。演歌・歌謡曲の枠にとらわれない表現力で、聴く者を魅了する実力派。


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花園直道、HANAvi

公演概要
公演名: 和のエンターテインメント『HANAVi』
日時: 2025年12月18日(木)
• 【昼の部】14:00開演(13:30開場)
• 【夜の部】17:30開演(17:00開場)
会場:なかのZERO 小ホール
(〒164-0001 東京都中野区中野2-9-7

出演

花園直道 / 響ファミリー / 喜楽座
あずみ / Micco / 吉野哲平(心-Shin-) / 澤田圭佑(心-Shin-) / ken兄⭐︎ / 角野楓真(DIAMOND☆DOGS Team Novel)/  ka2 / Left
ゲスト: 松阪ゆうき

料金:全席指定 7,000円(税込)

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