秋元順子が新曲「なぎさ橋から」誕生のきったけとなった地へ。伊東市を表敬訪問し、「いつでも歌いに来たい」と感謝

今年2月に18枚目のシングル「なぎさ橋から」をリリースした秋元順子が4月12日、静岡県の伊東市役所を訪れ、小野達也市長を表敬訪問した。

「なぎさ橋から」は昨年発売した「いちばん素敵な港町」のカップリング曲として発表された作品。作詞は昨年亡くなった喜多條忠氏で、喜多條氏が伊東市吉田にあるゴルフ場、サザンクロスリゾートを訪れる際に何度も通ったのが、相模湾を臨む“なぎさ橋”だった。昨年版では、神奈川県逗子市にある“なぎさ橋（渚橋）”が物語の舞台となっていたが、今年版では歌詞の一部を変更し、喜多條氏が思い描いていた伊東市の“なぎさ橋”が舞台となった。

この橋がなければ誕生しなかった曲であり、秋元にとっては喜多條氏の想い出が詰まった特別な曲でもあった。そこで、秋元は「なぎさ橋から」が生まれるきっかけを作ってくれた伊東市を訪れ、小野市長に感謝の意を直接伝えた。

やや緊張気味に市長室を訪れた秋元が、曲が生まれた経緯と詩の内容について説明すると、にこやかな笑顔で秋元を出迎えた小野市長は、なぎさ橋について、「昭和30年代に作られた橋で、国道なので交通量も多いですが、中央の見晴らしの良い場所に踊り場を設けた珍しい橋で、通行する人たちが憩えるようにという配慮がされている橋なんです」と解説した。

また、その場で「なぎさ橋から」のミュージック・ビデオを鑑賞した小野市長は「このビデオのように昼も良いですが、夜はまた違った表情になり、伊東にこんなところがあったんだ、という素敵な表情が発見できると思います。ぜひ、泊まりで訪れてほしいですね」と、地元をアピールした。

具体的な場所の名前が曲のタイトルとなった作品を歌うのは、秋元にとって「なぎさ橋から」が初めての経験。小野市長の言葉に、「少しでも地元の皆様に愛していただける曲になってほしいので、いつでも歌いに来たい」と訴えていた。

なお、「なぎさ橋から」は、6月29日にティアラこうとうで行われる恒例のバースデーコンサートでも披露される予定だ。

秋元順子が伊東市で立候補!?

秋元順子が小野達也市長とコンサートの話をしている時だった。秋元が6月5日に開催される「東京マンドリン・アンサンブルコンサート」（会場：日本青年館／入場料3800円）にゲスト出演することを伝えると、なんと市長から「手で作っているマンドリンの、第一人者である野口實（のぐちみのる）は私の義理の兄なんです」という情報が飛び出し、秋元は「こんなことってあるのかしら」と意外な共通点に驚きを見せた。伊東市でも60人くらいの編成でマンドリンのフルコンサートが開かれているとの情報には、「ぜひ、（ゲストで）呼んでいただききたい」と立候補していた。

 

INFORMATION

秋元順子バースデーコンサート
開催日：2022年6月29日
開場　14:30～　 開演　15:00～
会場：ティアラこうとう
チケット：S席 7,700円（税込、全席指定）
A席 5,500円（税込）　B席 4,400円（税込）
予約・問合せ：インターナショナルカルチャー
TEL：03-3402-2171　(10:00～16:00)
各プレイガイドにて販売中

 

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2022年2月23日発売
秋元順子「なぎさ橋から」

表題曲となる「なぎさ橋から」は、昨年亡くなった喜多條忠氏が実在する“なぎさ橋”を回想して作詞した作品。昨年、「いちばん素敵な港町」のカップリング曲として収録されたが、楽曲のクオリティの高さ、サビのキャッチーなリフレインが話題となり、AB面を入れ替えて発売された。「いちばん素敵な港町」はピアノバージョンが収録された。

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2022年4月6日発売
『秋元順子 ベストセレクション2022』

収録曲
【DISC1】
1.なぎさ橋から
2.いちばん素敵な港町
3.帰れない夜のバラード
4.たそがれ坂の二日月
5.哀しみのコンチェルト
6.夢のつづきを…
7.ティ・アモ～風が吹いて～
8.ROSE
9.愛鍵
10.メリーゴーランド～涙の贈りもの～
11.24時の孤独
12.枯れない花
13.その花は… ～変わらぬ愛～(ニュー・バージョン)

【DISC2】
1.一枚の写真
2.黄昏Love again
3.愛のままで…
4.雨の旅人(シングルバージョン)
5.マディソン郡の恋
6.忘れもの
7.夕なぎ ～私の時間～
8.紅いブルース
9.ノラ
10.別れのブルース
11.かもめはかもめ
12.港町三文オペラ
13.I’ll Wait For You(シェルブールの雨傘)

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