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多岐川舞子がデビュー記念日にデビュー34周年突入&新曲「晩夏の岬」発売記念イベントを熱心なファンと居酒屋で開催。「いま、燃えに燃えています」
多岐川舞子が5月21日、東京・目黒区の庄や目黒408店で、デビュー34周年突入&新曲「晩夏の岬」発売記念イベントを開いた。この日は、1989年5月21日に「男灘」でデビューして34年目を迎えた記念日でもあった。
新曲「挽夏の岬」は、来年の35周年に向けたリリース企画の第1弾で、代表曲「あんたの海峡」や「雪ほたる」など数多くの多岐川作品を手がけてきた作詞家の岡千秋氏が9年ぶりに作曲した。作詞は紺野のあずさ氏が担当し、燃えるような男女の恋心が終わりを迎えていく様を夏の終わりの風景になぞらえて描いた王道演歌となっている。
この日は、デビュー記念日という特別な日でもあることから、多岐川自身が同イベントをファンとのアットホームな雰囲気を大切にして実施したいと希望し、居酒屋を貸し切りって行われた。
「コロナになって思うようにやりたいことができずに来てしまいましたので、今日はこうしてファンの皆さんの前で新曲発売記念イベントができることが何よりもうれしいです。私にとって、デビュー記念日の日に皆さんと過ごせるというこんなプレゼントはございません。短い時間ですが、最後まで楽しいひとときを一緒に過ごしていただきたいと思います」
遠くは鹿児島県や石川県などからも駆けつけた熱烈なファンなど限定40人の前で、こう挨拶した多岐川は、「京都 ふたたび」をはじめ、特技のアルトサックスを演奏しながら「京都 別れ雨」、前作シングル「恋いちもんめ」、そして新曲「晩夏の岬」など全6曲を熱唱した。
途中、「多岐川舞子マニアッククイズ」と題して、自身に関する2択クイズで盛り上がったり、自らキーボードを弾きながら新曲の歌唱指導をしたりなど、終始、ファンを楽しませた多岐川は、最後に「この5月18日にデビュー35周年に向けての第1弾を出させていただきましたが、この後、私の誕生日の11月に第2弾、35周年の来年5月に第3弾を出させていただく計画ですので、皆さんも一緒に盛り上げてください」と熱く呼びかけた。
「今回の新曲では、“晩夏”とか“岬”の風景を歌いたいとお願いして先生方につくっていただきました。スケール感もダイナミックさもあるし、でも繊細な女性の心の揺れ動きもある情熱的な作品です。歌っていてグーッと胸が熱くなります。語るところと歌い上げるところが両極端にあるので、35周年に向かってふさわしいなと思える大好きな歌です。コロナでこの3年間、目標が達成できなかったので、ここで自分自身もステップアップして、寝ていた心を揺り起こして頑張っていきたいですね。まずはこの第1弾の新曲を大ヒットさせたいですし、35周年に向けて、いまは燃えに燃えています」
2022年5月18日発売
プレ35周年イヤーシングル第1弾
多岐川舞子「晩夏の岬」

「晩夏の岬」
作詞/紺野あずさ 作曲/岡千秋 編曲/南郷達也
c/w「雪に咲く花」
作詞/小田めぐみ 作曲/岡千秋 編曲/南郷達也
日本コロムビア COCA-18005 ¥1,350(税込)