
レイジュが福岡でクリスマスディナーショーを開催。新曲「大阪なみだ雨」のヒットに意欲。湯原昌幸も応援。
今年から活動拠点を九州・福岡から東京に移し、それまで使用していたアーティスト名「麗珠」から「レイジュ」に改名した台湾出身歌手・レイジュがこのほど、福岡・久留米市のホテルマリターレ創世 久留米でクリスマスディナーショーを開いた。
レイジュは、テレサ・テンの生みの親、作詞家・荒木とよひさ氏が「眩いばかりのアジアの夢が再来」として絶賛するほどの存在。「テレサ・テンが時代を急いで飛び去った心の中に残る永遠ならば、レイジュは、何十年という時がゆっくりと温めて孵化した、伝説の不死鳥だと思う。テレサが僕の生きた証ならば、レイジュはもうひとつの僕の未来の伝説である」と評価している。
この日は、新曲「大阪なみだ雨」の発売を記念して行われたもので、前作シングル「手相」を“穂波唯”のペンネームで作曲した歌手・湯原昌幸がスペシャルゲストとして出演した。
会場には熱烈なファンが詰めかける中、松前ひろ子からプレゼントされた着物を着て登場。尊敬するテレサ・テンのヒット曲「別れの予感」をはじめ、荒木とよひさ氏が作詞・作曲&プロデュースを手がけた「希望の種子」、日本でのデビュー曲「追分おんな節」、前作「手相」、それに最新シングル「大阪なみだ雨」など全12曲を熱唱。
また、クリスマスにちなんで定番のクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」も披露した。
途中、スペシャルゲストの湯原が大ヒット曲「雨のバラード」をはじめ、ヒット曲「冬桜」、新曲「何もない手のひらは」など全6曲を歌い、「僕がレイジュさんに曲を提供させていただいた『手相』はもちろん、新曲『大阪なみだ雨』もぜひヒットさせ、長く歌っていってください」と話した。
湯原のほかに、歌手仲間の北野都も東京から応援に駆けつけ、レイジュの新曲ヒットを願った。
会場ロビーにはたくさんのお祝いの花束が飾られ、その中には三山ひろしから送られた花束もあり、多くの応援者たちから期待を集めているレイジュは「今年は、(ホップ・ステップ・ジャンプの)ホップの年だったと思いますので、来年はステップの年になるよう頑張っていきます。そのためにも新曲『大阪なみだ雨』をぜひ大ヒットさせたい」と意欲を燃やしていた。
来年1月22日には「レイジュ with マスターズ」(場所=東京・西五反田のライブ&カフェバーロッキー)と銘打った昭和の名曲コンサートを開催予定。
2022年10月12日発売
レイジュ「大阪なみだ雨」

「大阪なみだ雨」
作詞/髙畠じゅん子 作曲/田尾将実 編曲/竹内弘一
c/w「人生はひまわりのように」
作詞/髙畠じゅん子 作曲/田尾将実 編曲/竹内弘一
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91457 ¥1,400(税込)
「大阪なみだ雨」は、オシャレな昭和歌謡ムードのある、ゆったりとした歌謡曲タイプの作品。カップリング曲は、ステージのエンディング曲にふさわしい、レイジュの歌手人生を歌った、スケール感のある作品となっている。
2022年11月2日発売
レイジュ『全曲集~大阪なみだ雨~』

徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-75124 ¥3,100(税込)
収録曲
1.あなたへ ※
2.大阪なみだ雨
3.手相
4.ほの字酒
5.そして…Good by days
6.夕やけトンボ
7.幸せ夢みて
8.希望の種子
9.天国の破片(かけら)
10.いのちの愛
11.朱い愛牙(きば)
12.かんばれオヤジ
13.追分おんな節
14.横浜レイニー
15.ママ…我愛妳(ウォーアイニー)※
16.人生はひまわりのように
※書き下ろし新曲