レイジュが新曲「春子のララバイ」発売を記念してクリスマスディナーショーを開催。ダンスボーカルユニット「あまのじゃく」とも共演
ものまねタレント・清水アキラとデュエットしたり、仲間の演歌歌手・野中さおり、同・美里里美と3人ユニット「艶歌女子会」を結成してライブ活動を行ったりして日本で精力的に活動中の台湾出身歌手・レイジュがこのほど、福岡・久留米市のホテルマリターレ創世久留米で新曲「春子のララバイ」発売記念クリスマスディナーショーを開いた。
新曲「春子のララバイ」(詞・高畠じゅん子、曲・小田純平)は、今作で初めてシンガー・ソングライターの小田純平作品に挑戦した3連のリズムに乗ったメジャー調楽曲だ。
この日は、満員のファンが詰めかける中、「大阪なみだ雨」をはじめ、歌手・湯原昌幸が作詞・作曲した「手相」、昭和の名曲カバーから大津美子の「東京アンナ」、八代亜紀の「なみだ恋」、島倉千代子の「人生いろいろ」、同じ台湾出身のテレサ・テンのヒット曲「別れの予感」「空港」「時の流れに身をまかせ」をメドレーで、荒木とよひさ氏が作詞・作曲・プロデュースを手がけた「希望の種子」、清水アキラとのデュエット曲「別れ・ない」、それに最新シングル「春子のララバイ」など全20曲を熱唱した。
また、男性2人組ダンスボーカルユニット「あまのじゃく」がゲスト出演し、歌手・和田青児がプロデュースしたデビューシングル「どっち!?」などを披露してステージを盛り上げた。
レイジュは、新曲について「いつか小田純平さんの作品を歌いたいと思っていましたので、それが実現してとてもうれしいです。すてきな作品がいただけたので、ぜひ大ヒットさせたい」と意欲を燃やし、「来年は、日本でデビューしてプレ15周年を迎える大事な年になりますので、いま以上に頑張って、15周年という節目を迎える2025年を素晴らしい年にしたい」と張り切っていた。
そのプレ15周年の2024年は、日本の名曲カバーと台湾のご当地ソングを集めた2枚の企画アルバムを予定しているそうだ。
また来年1月1日から同3日までの3日間、東京・江東区の亀戸梅屋敷で「お正月スペシャルコンサート」(入場料無料)を開催する。
昨年から活動拠点を九州・福岡から東京に移し、それまで使用していたアーティスト名「麗珠」から「レイジュ」に改名して日本全国で活躍中のレイジュは、テレサ・テンの生みの親、作詞家・荒木とよひささんが「眩いばかりのアジアの夢が再来」として「テレサ・テンが時代を急いで飛び去った心の中に残る永遠ならば、レイジュは、何十年という時がゆっくりと温めて孵化した、伝説の不死鳥だと思う。テレサが僕の生きた証ならば、レイジュはもうひとつの僕の未来の伝説である」と絶賛している。