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“徳フェス”vol.3-黎明~現代(いま)-

3回目となる“徳フェス”が開催し、三船和子、山本謙司、野中さおり、レイジュ、風輪が熱唱。デビュー前の高校生・中村唯人が登場

▲徳間ジャパン歌謡フェスティバルに出演したアーティスト。写真左からレイジュ、野中さおり、山本謙司、風輪(拓也と翔司)、中村唯人(デビュー前)。

 

徳間ジャパン歌謡フェスティバル、通称“徳フェス”が6月25日、東京・渋谷区のけやきホール(古賀政男音楽博物館)で開催された。2023年からスタートした“徳フェス”は今回で3回目。「-黎明~現代(いま)-」と題された徳フェスvol.3には、徳間ジャパン所属のアーティストから三船和子、山本謙司、野中さおり、レイジュ、風輪の5組が出演した。

オープニングは各アーティストが自身の代表曲で登場。「同じレコード会社の歌手の皆様と力を合わせながら、楽しい時間を過ごしたいと思います」(野中)、「本日のイベントを楽しみにしていました」(風輪)等々それぞれが挨拶すると、来年、徳間ジャパンが創立60周年を迎えるのに合わせて、年代別にヒット曲をカバーした。

1960年代のヒット曲からレイジュが「こまっちゃうナ」(山本リンダ)を披露すると、1970年代は風輪が「待っている女」(五木ひろし)をカバー。1980年代は山本が「望郷酒場」(千昌夫)を、野中が「情炎」(吉幾三)を歌った。

そしてカバー曲の最後は全員でデュエット曲「新宿そだち」(津山洋子・大木英夫)を届け、会場と一体となった。

風輪、レイジュ、野中さおり、山本謙司によるオリジナル曲に続いて、現在、デビューを目指してレッスンを続けている中村唯人が登場。高校生の中村はチョン・テフの「東京メランコリー」、吉幾三の「雪國」を歌い、日頃の成果を披露した。

終盤に登場したのはスペシャルゲストの三船和子。徳間ジャパン創立時の第1号歌手であり、「だんな様」「他人船」等のヒット曲で知られる。三船はヒット曲はもちろん、デビュー曲「ベトナムの赤い月」、最新曲「ひと夜草」などを歌唱し、キャリアの深さを感じさせられる歌声で観客を痺れさせた。

エンディングでは、各アーティストが「先輩たちを追いかけてこれから頑張っていきたい」(レイジュ&風輪)、「若い歌手の皆様とご一緒させていただきありがとうございました。演歌・歌謡界が厳しいですが、歌を長く愛してもらえるとうれしいです』(三船)などそれぞれの思いを話し、最後は「DREAM」(吉幾三)を歌唱した。

“徳フェス”のvol.3も盛況に終わったが、9月3日(火)には、同会場でvol.4が開催される。

 

 “徳フェス”vol.3-黎明~現代(いま)-
セットリスト
M1 ロマンスを君だけに<歌唱:風輪>
M2 大阪なみだ雨<歌唱:レイジュ>
M3 郡上恋唄<歌唱:野中さおり>
M4 津軽慕情<歌唱:山本謙司>
M5 こまっちゃうナ」(オリジナル:山本リンダ)<歌唱:レイジュ>
M6 待っている女(オリジナル:五木ひろし)<歌唱:風輪>
M7 望郷酒場(オリジナル:千昌夫)<歌唱:山本謙司>
M8 情炎(オリジナル:吉幾三)<歌唱:野中さおり>
M9 新宿そだち(オリジナル:津山洋子・大木英夫)<歌唱:山本謙司、野中さおり、レイジュ、風輪>
M10 恋をするなら<歌唱:風輪>
M11 女神-MEGAMI<歌唱:風輪>
M12 あなたへ<歌唱:レイジュ>
M13 春子のララバイ<歌唱:レイジュ>
M14 雪国恋人形<歌唱:野中さおり>
M15 花絆<歌唱:野中さおり>
M16 鶯便り<歌唱:山本謙司>
M17 津軽のワルツ<歌唱:山本謙司>
M18 東京メランコリー(オリジナル:チョン・テフ)<歌唱:仲村唯人※デビュー前>
M19 雪國(オリジナル:吉幾三)<歌唱:仲村唯人※デビュー前>
M20 ベトナムの赤い月<歌唱:三船和子>
M21 だんな様<歌唱:三船和子>
M22 他人船<歌唱:三船和子>
M23 夫婦ほたる<歌唱:三船和子>
M24 ひと夜草<歌唱:三船和子>
M25 DREAM(オリジナル:吉幾三)<歌唱:出演者全員>

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