水森かおりが桂由美記念館のオープニングセレモニーにサプライズで登場。新曲「九十九里浜」の新装盤では初のブライダルソングに挑戦
水森かおりが4月19日、福井・若狭町に誕生した桂由美記念館「YUMI KATSURA MUSEUM」(4月21日正式オープン)のオープニングセレモニーにサプライズで登場した。
同記念館は世界的なブライダルファッションデザイナー・桂由美さんの名作ドレスを集めた日本初のブライダルファッション・ミュージアムで、桂さんがメインデザイナーを務めるドレスメーカー「アルファブランカ」(本社・京都市)が、ブライダル衣装を製造している自社工場の敷地内に建設した。
この日は、一般公開に先立ち、プレス内覧とオープニングセレモニーを開催。主催者と来賓のあいさつとテープカットが行われた後、桂さんと福井県の杉本達治知事が「ブライダルの聖地を目指して」をテーマに対談した。
杉本知事は「昨年、桂先生と電話でお話をさせていただきまして、そのとき先生から『私の人生の夢だったので、それをここに作るから』とおっしゃっていたミュージアムを目の当たりにして、とてもワクワク、ドキドキしています。桂先生ご自身が皆さんを幸せにしていくことがとてもお好きなんだなと感じました。皆さんにどんどん訪れていただいて、幸せをもっとお持ち帰りいただけるような場所にしていきたい」と期待を寄せた。
対する桂さんは「ずっと人を幸せにすることが私の夢でしたので、若い人がここに訪れたら結婚への夢が大きく膨らんでくれることを祈っています」と目を細めた。
そのセレモニーの場に桂さんがデザインしたドレスを着てサプライズで駆けつけたのが水森だった。「先生、このたびはおめでとうございます」と笑顔でお祝いの花束を桂さんに手渡すと、「紅白歌合戦の衣装もそうですし、CDのジャケット写真のドレスなど桂先生のドレスを着させていただくと、自分がお姫さまになった気持ちになります。まだ1回もお嫁に行ったことがないんですけれども(笑)、だれよりも貴重で贅沢な経験をさせていただいているなと思っています」と続けた。
また水森は6月22日に、新曲「九十九里浜」のタイプC・D(ジャケット写真とカップリング曲が異なる)を発売する予定だが、タイプCのカップリング曲には福井県を舞台にした「若狭夕焼け日本海」が収録される。またタイプDのカップリング曲には初のブライダルソング「バージン・ロード」が収められる予定で、「そのジャケット写真も先生に手がけていただいた素敵なドレスですので、そちらも楽しみにしていただければ・・・」と語った。
同ミュージアムには、年代ごとのアーカイブドレスや五木ひろし&和由布子、東貴博&安めぐみら有名人夫婦の挙式衣装など約60点は常設展示されるほか、シーズンに合わせて企画展も予定されている。
水森が桂さんの手がけた衣装を初めて着たのは、2003年に「NHK紅白歌合戦」に初出場したとき。それ以来、紅白の衣装をはじめ、CDジャケット、コンサートなどで数多くのドレスを桂さんがプロデュースしているが、そんな桂さんのミュージアムを見学した水森は「先生のドレスは、生地にしても素材にしてもとても細部にこだわっていて、その素晴らしさに感動したと同時に、私はすごいドレスをいつも着用させていただいているんだなと、改めて感激しました。これまでに先生が手がけられたウエディングドレスは一生分、着させていただいていますが、本番はいつの日やら(笑)。桂先生とお会いするたびに『早く水森さんのウエディングドレスをプロデュースしたい』と言ってくださるので、そのたびに申し訳ない気持ちになります」と話し、会場を沸かせていた。
桂由美記念館
YUMI KATSURA MUSEUM
所在地:福井県若狭町北前川 16-16-1
電話番号:0770-45-3070
開館時間:3月~11月/10:00~18:00、12月~2月/10:00~17:00
休館日:毎週火曜日、年末年始
入場料:一般1000円、小学生500円、未就学児無料
館内構成:1階/カフェ、フォトスタジオ(カメラシェアリングサービス「パン(PaN)」を導入)、ミュージアムショップ、多目的スペース、2階/ミュージアム
※入場券はチケットぴあでも購入できる。
詳細はBRIDAL LAND WAKASA YUMI KATSURA MUSEUMのホームページへ。
https://bridalland-wakasa.jp/