彩青が柴又帝釈天で新曲「沓掛道中」のヒット祈願。憧れの“寅さん”の聖地で特別PR大使にも就任し、決意の口上を披露！

2022.04.18

細川たかしの愛弟子として、また歌・三味線・尺八の三刀流として活躍する彩青が4月18日、東京・葛飾区の柴又帝釈天（帝釈天題経寺）で、4月20日に発売する第3弾シングル「沓掛道中」のヒット祈願を行った。また同日、柴又帝釈天参道商店街が新設した「柴又帝釈天参道商店街特別PR大使」の第１号に任命され、柴又駅前の広場で行われた任命式に出席した。

さらに今年8月には、二十歳の誕生日を迎えることから日本一の歌手を目指すために日本一高い山・富士山への登山に挑戦するほか、ファーストライブを開催することも明かした。

映画「男はつらいよ」の“寅さん”が大好きな彩青は「柴又帝釈天参道商店街特別PR大使」の第１号に任命された。

5歳から民謡を始めた彩青が演歌を聴くようになったきっかけの一人が祖母だった。祖母と一緒に観た映画「男はつらいよ」で、渥美清が演じた“寅さん”に憧れた。民謡の全国大会で北海道から上京した際には、ディズニーランドや渋谷へ行きたいという仲間の中で、ひとり映画の舞台である柴又へ行きたいと希望したほど、寅さんは彩青のヒーローだった。

「寅さんの映画は全部観ました。どんなところへ行っても分け隔てなく、どんな人とも友好を深めて、いろんな人と絆・縁を深めるという寅さんの生き方が大好きです。小学校の時です。民謡全国大会の前日に柴又駅へ来ました。駅には寅さんのポスターがドーンと貼ってあり、『心で歌え、心で』と書かれいました。まるで寅さんに声をかけてもらったような、寅さんに背中を押してもらったような気持ちになりました。この言葉が僕の歌に対する原点です」

そう語る彩青は、寅さんスタイルで任命式に出席し、「僕が小学生の頃から大好きで、愛してやまなかった、そんな寅さんの聖地、柴又帝釈天参道商店街のPR大使として就任させていただくことなるとは夢にも思いませんでした」と気を引き締めていた。

また柴又神明会の石川宏太会長から任命書と、“歌で柴又を元気に！”と書かれた特別PR大使の名刺を受け取ると、「こんな大任を僕なんかでいいのだろうかという思いですが、大好きなこの柴又を、僕の歌を通して日本中、世界中にPRできるよう頑張っていきたい」と力強く語った。

左から激励に訪れた平沢勝栄氏（衆議院議員）、彩青、柴又神明会の石川宏太会長。

任命式には柴又在住の衆議院議員・平沢勝栄氏も彩青の激励に訪れた。

「今日は、この柴又の街に素晴らしいPR大使が誕生いたしました。ご師匠の細川たかしさんは、いろんな形で葛飾、柴又を応援してくださいました。その愛弟子の彩青さんが、これから全国を回って柴又を宣伝してくださるそうで、彩青さんには『柴又の彩青』として、日本を舞台に、世界を舞台にご活躍をいただきたい。あとは早く柴又に移ってきていただければ言うことありません」

平沢氏から“柴又移住”をリクエストされた彩青は、「今日にも引っ越さないといけない感じでしたが（苦笑）、特別PR大使として柴又を広めるためにはもっと柴又を知らないといけないので、移ろうかな（笑）」と話しつつ、駅前に設置された寅さんの像の前で、「よろしくお頼み申します」と決意の口上を披露した。

「わたくし、生まれも育ちも北海道は岩見沢です。人呼んで三刀流の彩青と発します。この度はわたくしにとって縁（えにし）の深き、ここ柴又帝釈天参道商店街の特別PR大使の大任を拝し身に引き締まる思いでございます。また、わたくしの大好きな演歌・民謡を世界に発信し、若い世代に馴染み深いものにすべく、またここ柴又を全国にPRすべく全国津々浦々を走り抜いて参ります。以後見苦しき面体お見知りおかれまして、恐惶万端引き立って、よろしくお頼み申します」

柴又帝釈天（帝釈天題経寺）で新曲「沓掛道中」のヒット祈願を行う彩青。

任命式を終えた彩青は「柴又帝釈天でヒット祈願をさせていただくのも僕の夢のひとつでした」と、参道を通って柴又帝釈天を訪れ新曲のヒットを願った。

「新曲『沓掛道中』は令和バージョンの明るい股旅演歌です。中山道の宿場町・沓掛を舞台に、沓掛時次郎の物語がモチーフになった作品です。デビュー曲の股旅演歌『銀次郎旅がらす』では三味線を弾かせていただきましたが、新曲では尺八を吹かせていただいています。尺八を吹きながら歌う、という新たなジャンルを作らせていただくことになりました。またセリフも入っておりますので、そこにも注目して応援してください」

帝釈天