シンガーソングライター寺西優真が新曲「ヒマワリ」をリリース。山本リンダ、長谷直美らが祝福。「ひとり100万回聴いてください！」

2024.03.11

寺西優真が3月11日、デビュー5周年記念曲「ヒマワリ」のリリースを記念したパーティーを開催。山本リンダや長谷直美など多くのゲストが祝福に駆けつけるなか、自身初のセルフプロデュース作品として作詞・作曲・編曲を手がけたラブソングが「一人でも多くの人に勇気や元気を与えられたらうれしい」と話した。また、「ぜひ、サブスクリプション（聴き放題サービス）で、ひとり100万回聴いてください！」と訴えた。

「東日本大震災から13年。被害に遭われた方に改めてお見舞い申し上げます。今日、デビュー5周年記念曲『ヒマワリ』をリリースすることができたことをうれしく思います。これまではヒットメーカーの方に作品をつくっていただき、ドラマや映画の主題歌にもしていただけるという本当に恵まれた環境ですくすくと育ってきました。ですから、5周年の曲は、歌が大好きだという原点に戻って自分でつくりたいと思いました」

寺西は応援してくれるファンの笑顔が大好きな花“ヒマワリ”に似ているな、その笑顔に元気をもらっているなと感謝していたという。そこで今度は自らの作品でファンを笑顔にしたいと、ラブソング「ヒマワリ」を作詞した。

寺西はこれまでに自身の作詞作品（「REASON」, 2020）をリリースしてしおり、昨年は山本リンダとのデュエット曲「どうにもとまらない2024」で編曲にも挑戦していた。だが、リリース作品として作曲するのは初めてだった。

「作詞は以前に経験していたのでそれほど悩みませんでしたが、作曲は苦労しました。僕は暗いバラードが好きで、ギターを弾きながらコード進行やメロディーを探っていったのですが、そんなときにファンの方からお手紙をいただきました。東日本震災で姉さんとおじいさんが亡くなってしまったけれど、これからも家族でファンクラブに入って応援してもいいですか、と書かれていました。街も家も未来も家族もすべてが『壊れてしまった』とも書かれていました。作曲を最初からやり直すことにしました。明るい雰囲気のメロディーとなりました。歌い方もこれまでとは変えました」

配信リリース日を3月11日と決めたのも寺西自身だった。

「『壊れてしまった』という言葉に衝撃を受けました。でも、僕には何もしてあげることができません。できることといったら歌しかありません。（東日本大震災にかぎらず）被災された方々やつらい思いをしている人に元気を与えられたらいいなと思っています」

花束をもって祝福に訪れた山本リンダと寺西優真

そんな寺西の新曲リリースをお祝いしようと、「どうにもとまらない2024」で寺西とデュエットした山本リンダ、寺西のデビュー当時から共演が続く“お母さん”のような存在の長谷直美、「ヒマワリ」のMVに出演している元まねきケチャの宮内凛、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう（原田将大）さんが会場に訪れた。

山本リンダは『どうにもとまらない2024』の編曲が寺西だと知った時にはその才能に驚いたと明かし、長谷は「今後もどんな才能をみせてくれるのか楽しみです」と話していた。現在はアイドルをプロデュースする立場でもある宮内は、MVの撮影の際に寺西が送迎をしてくれたことに驚いたエピソードを披露した。

また、現在は「石川県でボランティアなどをしながら社会復帰中です」と自己紹介したへずまりゅうさんは、いつか寺西と一緒に歌いたいと告白。寺西に促されて「ヒマワリ」の一部をアカペラで歌うと、「音痴なんです。ごめんなさい」と自ら頭を抱えていた。迷惑系ユーチューバー時代には炎上目的で寺西と一緒に歌う企画を画策したそうだが、寺西から「普段は動画とは全然違いましたよね（笑）。あれは12月でしたっけ。逃げましたよね」と指摘されると、「迷惑をお掛けしたくなかったので（苦笑）」と、迷惑系ユーチューバーの風上にも置けない発言（！？）で会場を沸かせいていた。

2024年3月11日配信
自身初のプロデュース作品
寺西優真「ヒマワリ」

「ヒマワリ」
作詞／寺西優真　作曲／寺西優真　編曲／寺西優真

INFORMATION

寺西優真＆大村崑がW主演の映画「SPELL」第1章・第2章が配信中

寺西優真＆大村崑がW主演のホラー映画「SPELL」第1章・第2章（寺西一浩監督）がAmazonプライム・ビデオ、カンテレドーガ、Leminoはじめ大手動画サイトで配信中だ。
本作は寺西一浩氏の小説「SPELL～霊能者・馬飼野俊平の事件簿シリーズ～」の映画化作品で、霊能者一家・馬飼野家に悪霊を退治して欲しいと相談を持ち掛けた依頼者の家で数々の不思議な霊現象が起こり、その霊現象の謎と解決に挑むホラーサスペンス。
第1章では女優活動を本格スタートさせた小林麻耶改め國光真耶が出演。第2章では安藤美姫、三崎優太、鳳翔大ら豪華キャストが銀幕デビューを飾っている。