
デビュー5周年の寺西優真が3月11日にラブソング「ヒマワリ」をリリースし、MVも公開。自身初のプロデュース作品として作詞・作曲・編曲も担当。
歌手・俳優・漫画家とマルチに活躍する寺西優真が3月11日にデビュー5周年記念シングル「ヒマワリ」を配信リリース、YouTubeでもミュージックビデオを公開した。
寺西は2018年に「ムスカリ」でアーティストデビュー。今年はデビュー5周年を迎え、今作「ヒマワリ」では自身初のプロデュースを担当。さらには作詞、作曲、編曲も手がけた。
夢を追いかけて上京した寺西自身と重ね合わせたラブソングとなっている。歌手活動をする中で“ヒマワリ”のような笑顔でいつも励まし、声援を贈ってくれたファンが震災で亡くなるという出来事に触れたとき、寺西は「『壊れる』ことのない未来を!」と切に祈ったそうで、「ヒマワリ」は哀悼歌でもある。
「『壊れる』ことのない未来を!」・・・寺西優真
デビュー5周年を迎えました。ありがとうございます。この間、コロナ禍でライブ活動も満足に行えない時期もありましたが、歌手と言う仕事をしていたからこそ、僕の人生で普通なら出会えない人とも出会えましたし、とても光栄な仕事だと思っています。
新曲の話になったとき、節目だからこの曲は自分で作りたいと思いました。これまでたくさんのヒットメーカーの先生方に歌を作っていただき、新人なのに恵まれた環境の中で、レールを敷いてもらってたと感謝しました。
デビュー曲は「ムスカリ」というタイトルですが、これは花の名前で「報われない愛、失望」という花言葉もあるので、今回の5周年記念曲は明るい歌にしようと思ってました。「ヒマワリ」も花の名前で、なんか不思議な偶然を感じます。ライブのときなどファンの方が笑顔で手を振ってくれます。
「優真くんの歌を聞いて元気をもらえる、癒される・・・」
いろいろなメッセージをくださいますが、実は僕の方こそ、その「笑顔」に励まされ勇気をもらっています。
頑張ろうと思えます。そんな笑顔がヒマワリのようだから、出会いに感謝を込めて歌のタイトルを「ヒマワリ」にしました。
今回、初めてのセルフプロデュースを務めさせていただきました。作詞、作曲、編曲も自分。誰にも迷惑をかけたくなかったから、リリースも自分で決めました。
3月11日のリリースにしたのは、今年に入ってファンの妹さんから手紙をもらい、震災でお姉さんとおじいさんが亡くなったと書かれていました。街も家も未来も家族も、すべてが「壊れてしまった」と書かれていました。その「壊れる」と言う言葉が衝撃的で、僕の心に刺さってしまいました。そして、自然にはかなわない人間の無力さも痛感し、「神様、壊さないで欲しい」と自然と祈っていました。それをダイレクトに詩にも書きました。
夢を追って僕も上京し歌手になりました。これまで支えてくれたすべての人への感謝の歌、ラブソングを贈ります。
「ヒマワリ」は全国ファミリーマート店内放送「ミックスファム with Your Voice」や、寺西優真のMUSIC JUMP放送(総合司会の音楽トーク番組/ゲスト:山本リンダ)でも流れるほか、寺西優真主演でこの夏公開予定の映画『東京ヌードル』の主題歌にも採用された。
また配信リリースと同時にYouTubeにミュージックビデオ(MV)が公開された。このMVでは寺西は元まねきケチャの宮内凛、元AMB48の福留光帆、榎本奈里子と共演している。
関連記事
シンガーソングライター 寺西優真が新曲「ヒマワリ」をリリース。山本リンダ、長谷直美らが祝福。「ひとり100万回聴いてください!」
2024年3月11日配信
自身初のプロデュース作品
寺西優真「ヒマワリ」

「ヒマワリ」
作詞/寺西優真 作曲/寺西優真 編曲/寺西優真