望月琉叶が新曲発売イベントでアピール。「『ピンクのダイヤモンド』でファンの心を射止めます」。作曲家・浜圭介氏もサプライズ激励!
望月琉叶が2月23日、3枚目のニューシングル「ピンクのダイヤモンド」の発売を記念して、東京・目黒区の庄や目黒408店で新曲発売記念イベントを開催。抽選で選ばれたファン約30名の前で、新曲とカップリング曲「家族写真」を披露した。
演歌歌手、グラビア、アイドル(アイドルユニット「民族ハッピー組」のメンバー)と三足のわらじを履いて活躍する望月は、デビュー曲「失恋慕情」がオリコン週間演歌歌謡曲ランキングと、有線週間演歌歌謡曲リクエストチャートで最高位1位を獲得。昨年リリースしたセカンドシングル「面影・未練橋」でも同タイトルで1位に輝くなど幅広い層の人気を集めている。
この日発売となったサードシングル「ピンクのダイヤモンド」は売野雅勇氏が作詞し、浜圭介氏が作曲を手がけたポップス歌謡で、ロック調のアレンジに乗った少し大人の妖艶な歌詞が目を引く。一方、「家族写真」は70年代から80年代のアイドル歌謡を感じさせる優しくせつないメロディーが特徴的だ。こちらも売野氏と浜氏が手がけている。
「『ピンクのダイヤモンド』は、一通りの恋を経験した女性が新たな恋を見つけて、その恋に向かって一生懸命頑張っていくんですけれども、その燃え上がる気持ちを抑えながら絶対相手の心を射止めていこうという気持ちを歌った曲です。そしてもう1曲の『家族写真』は、昔、お付き合いしていた恋人から『新しい家族ができたよ』というポストカードが送られてきて、幸せだったころを懐かしみながら思いにふける女性の姿を描いた歌になっています」
過去2作品では着物姿で歌っていたが、今作ではガラッとイメージを変え、セクシーなドレス姿で歌う望月。昭和の歌謡界を代表するヒットメーカーから託された2曲を歌い終えると、サプライズが待っていた。なんと、作曲家の浜圭介氏がピンクのバラの花束を抱えて駆けつけたのだ。
「ありがとうございます。うれしいです!」と感激する望月に、浜氏は次のようにファンに呼びかけた。
「去年の1月にある番組で初めてお会いしたのですが、そのときに、新しい風を吹かしてくれるのではないかという感性をすごく感じて、今回、新曲を書かせていただきました。僕としても最近にない(曲調の)作品なので、ファンの皆さん、末永くよろしくお願いいたします」
望月が好きな歌手のひとり、島津亜矢がカバーした「望郷じょんから」(オリジナル歌手は細川たかし)を聴いて同曲が大好きになった。この「望郷じょんがら」を作曲したのが浜氏であり、浜氏は憧れの先生だった。
「最初は、浜先生のギターでの歌をお聴きして、弾き語りで歌うような静かな大人っぽい曲だったので、私にちゃんと歌えるのかなと心配だったのですが、それが一転、ロック調に仕上がった『ピンクのダイヤモンド』を聴いてびっくりしました。でも、いまは私にぴったりの曲だなととても気に入っています。先生方も優しくサポートしてくださったので、すてきなレコーディングができ、完璧な作品ができ上がりました」
興奮気味に話す望月は、今回の作品での新しい挑戦でファンの心を射止めたいとアピールした。
「まさか発売日に直接、こんなにたくさんの方に聴いていただけるとは思ってもいなかったので、ステージに上がった途端、アドレナリンが出て、最初から最後まで楽しんで歌わせていただきました。こうしてサードシングルが出せたのは、ずっと応援してくださっているファンの皆さまのお陰だと思っています。演歌歌手の望月琉叶がこれを歌うという新しい挑戦をする形になって、うれしい気持ちでいっぱいです。すごい新鮮な気持ちで望月琉叶の歌を楽しんでいただけるのでは・・・。この『ピンクのダイヤモンド』は、いまの私でたとえると、ファンの方々の心を絶対に射止めようという気持ちで、この曲の主人公と同じような気持ちで歌っています」
そして、今回もオリコンチャートで1位を狙うと意欲を燃やしていた。
「今回も絶対、オリコンチャートで1位を獲り、『NHK紅白歌合戦』に出て、演歌で世界制覇できるよう頑張りたい。世界制覇のためには、まずはいま私を求めてくださっているインドネシア(昨年、配信した「チョメリズム」が海外ではとくにインドネシアで人気)からじわじわと攻めていき、いずれは地球制覇も目指したい。今年の目標は、紅白にぜひ出てみたいです」