望月琉叶が25歳のバースデーコンサートを開催。民族ハッピー組も駆けつけ祝福。「夢は紅白」と力強く
「皆さんの支えがあってこそ」
アイドルグループ「民族ハッピー組」のメンバー&演歌歌手という二足のわらじを履いて活躍中の望月琉叶が7月10日・昼2回、東京・浅草の雷5656会館 ときわホールで「夏祭り! 望月琉叶 25ans(ヴァンサンカン)Birthdayコンサート」を開催した。
昨年7月、演歌歌手としてデビューした望月は、ポップスと演歌の両ジャンルでの音楽活動を行うかたわら、「グラビアもできる演歌歌手」として「週刊プレイボーイ」「FRIDAY」などの雑誌グラビアで水着姿を披露するなどして幅広く人気を集めている。
そんな彼女が7月15日で25回目の誕生日を迎えることになり、この日は、それを記念してのバースデーコンサート。自身でのワンマンコンサートは、今年2月14日に同ホールで行ったファーストコンサート以来、2回目となった。
コロナ禍での開催のため感染防止対策を徹底して行われたコンサートでは、熱狂的なファンが静かに(!)声援を送る中、「皆さんの支えがあってここまで来られたことを、改めて実感しています。そして、皆さんのおおかげで2作連続、オリコンで1位になることができました」と感謝の気持ちを込めて、2枚目の最新シングル「面影・未練橋」をはじめ、同カップリング曲「あなたの歩幅で」、昭和の名曲カバーからテレサ・テンの「別れの予感」、坂本冬美の「あばれ太鼓」、デビュー曲「失恋慕情」など全14曲を熱唱した。
民族ハッピー組もお祝いに
前半は、新曲「面影・未練橋」が、オリコン、USENの各チャートで1位を獲得できたお礼にと、ファンへの感謝を込めて、民族ハッピー組の前身グループ「演歌女子ルピナス組」時代の人気ナンバーから「浪速夫婦物語」「チョメリズム」「歌舞伎役者と演歌女子」の3曲を披露した。ちなみに、同3タイトルは配信シングルとして、この日リリースされた。
後半になると、望月の25歳の誕生日を祝おうと、民族ハッピー組のメンバーたちもお祝いに駆けつけ、MC担当のお笑いタレント「ジャガーズ」も参加してキャンディーズのヒット曲「暑中お見舞い申し上げます」を元気いっぱいに歌うと、望月とバースデーケーキを囲んで25歳の誕生日を祝い合った。
浜圭介氏作曲の第3弾シングルも制作中
また現在、第3弾シングルが制作中であることが明かされた。新曲は望月が好きな作曲家・浜圭介氏に依頼しているそうで、その浜氏から「お誕生日おめでとうございます。あなたのためにいま一生懸命、曲を書いていますので、楽しみにしていてください」というビデオメッセージが届いた。
歌い終わって、「まさか25歳の誕生日をこんなに盛大にお祝いしていただけるなんて思ってもいなかったので、すごくうれしいです。本当に幸せです」と感激しながら、望月は「今回が(ソロで)2回目のコンサートですが、前回以上に楽しく歌わせていただきました」と笑顔も見せた。
25歳の誕生日を迎えることには「全然実感がありません。25歳といえばもういい大人なので(笑)、もっといい大人になれるよう頑張りたいと思います」と望月。「20歳と較べて? 20歳の時はまだデビューもしていなくて、夢が叶えられていない状態でしたが、25歳になるいまは、少しずつ夢に向かって皆さんが背中を押してくださっている状態なので、安定した気持ちになりました。20歳の頃は、デビューするのが目標でしたが、いまは紅白に出るという明確な目標ができました」と話していた。
2021年4月28日発売
望月琉叶「面影・未練橋」
遠くに離れることになった二人にかかる心の橋。望月が主人公になりきって、 “あなたへ 走ります” “あの日へ走ります”と、募る思いを歌う令和版「木綿のハンカチーフ」。主人公の切ない心情と流れるように描かれる情景が目に浮かぶような繊細な詞が胸に迫る。カップリング曲の「あなたの歩幅で」は、前作「失恋慕情」と同じ作詞家の小林元氏が描く、リアルでストレートな詞が印象的な一曲。望月が所属するアイドルユニット『民族ハッピー組』のメンバーがコーラスで参加し、望月の歌唱に花を添えている。