4年ぶりの「超パーティー2022」。ラスボス・小林幸子、ビリーバンバン菅原進、望月琉叶なども参戦。総勢100組超のアーティストとともに五感を刺激

「音楽を愛する全ての人（だいたい）が集まる場所」をコンセプトに行われるニコニコ史上最大の音楽イベント「超パーティー2022」のライブイベントが10月15～16日、さいたまスーパーアリーナで開催された。

リアルイベントは4年ぶりの開催となり、ジャンルにとらわれない総勢100組超のアーティストが大集結。ラスボス・小林幸子や松岡充などの超パーティー常連アーティストに加え、ビリーバンバン菅原進、アイドル・演歌歌手・グラビアの三刀流で活躍する望月琉叶などが出演した。

動画投稿祭を中心としたネット企画の7日間を引き継いで行われた2日間のライブ。ビリーバンバン菅原進と望月琉叶が登場したのは、初日の中盤だった。

ボカロ（音声合成技術によってつくられた楽曲）と演歌を聴いて育った望月は、「裏表ラバーズ」を披露し、麦焼酎“いいちこ”（CMソングを担当）とともに現れた菅原は、深く染み入る歌声で「また君に恋してる」「薄紅」「たべるんごのうた」などをメドレーで聴かせた。菅原はニコニコ動画への投稿が話題となっていた。

“超パDay2”になると、小林幸子×松岡充が魅せた。会場が盛り上がった終盤。まずは超パーティーの守護神・松岡充がステージに現れると、封印していたはずの「くるみ☆ぽんちお」を歌い始めた。

すると、これを制止に入ったのがラスボス・小林幸子。小林と松岡はそのまま2人のユニット・シロクマによる「しろくろましろ」を歌唱すると、ステージ・会場・コメントの一体感が広がった。

さらに小林は、地球の危機を救うため（！）再び登場すると、「Fire◎Flower」を圧倒的な歌唱力でしっとりと歌い上げていた。

その後は初出場のAdoが話題曲「うっせぇわ」などを披露したり、ピアニストまらしぃによる「ニコニコとみんなの歴史メドレー」などが届けられ、最後は出演者全員がステージに登場し、フィナーレ。「五感で、くらえ」のコンセプト通り、五感を鮮やかに刺激して、興奮に包まれたままライブは幕を下ろした。