「こころのこだま」に癒やされました。90周年ver.の制作も決定しました。

2月11日に創立90周年を迎えたテイチクエンタテインメントが同日、YouTubeオンラインフェス「テイチク90祭（さい）～今日はみんなでつながる日～」を開催しましたが、そのエンディングに届けられたのが「こころのこだま」でした。

2005年にテイチク創立70周年を記念して、BEGINの比嘉栄昇さんが書き下ろした作品を、石川さゆりさん、岩崎宏美さん、大泉逸郎さん、川中美幸さん、島津亜矢さん、田端義夫さん、チュウニさん、天童よしみさん、BEGINさん、前川清さん、山本譲二さん、和田アキ子さんが“いちごいちえ”として歌われたものです。

当時、新潟県中越地震のチャリティーとしてCD販売の収益の一部が日本赤十字社に寄付されました。

テイチク90祭では、その当時のミュージックビデオが流されましたが、“ありがとう”“おめでとう”“さよなら”と歌手の皆さんの声がつながっていきます。多彩な声を聞いているだけで、たくさんの人に守られている気持ちになってきます。

いちごいちえ「こころのこだま」MVより

川中美幸さんがテイチク90祭では「今年は能登半島地震があり、とても胸が痛い出来事でまだまだ大変な状況ですが、また歌が必要になったときに、皆さんの心に希望や癒しを与えられるような、いい歌を歌っていきたいなと思います」とおっしゃっていましたが、その思いが感じられる一曲です。

20年の時を経て、テイチクでは楽曲制作当時の思いを引き継ぎ、この日、「こころのこだま」をデジタル配信されました。スタジオバージョンやライブバージョンがあり、収益の一部が能登半島地震災害義援金として日本赤十字社へ寄付されますので、その意味でもぜひ聞いてみてください。

また、現在所属するアーティストによる「『こころのこだま』90周年ver.」の制作も予定されています。歌は歌い継がれるものですが、90周年ver.ではどんな歌声が届けられるのでしょうか？　参加アーティストなどの詳細は後日発表されるそうですが、こちらも楽しみに待ちたいと思います。

2024年2月11日配信
いちごいちえ「こころのこだま」

作詞・作曲：比嘉栄昇 編曲：萩田光雄

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