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寺西優真、SIZUKU

寺西優真とSIZUKUがW主演を務める『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』のキャストが勢ぞろい。ダンカンが推理ドラマの犯人を明かす波乱の会見に!

歌手の寺西優真とSIZUKUがW主演する連続ドラマ『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』が来年1月7日の放送開始を目前に控え、12月21日、東京・千代田区の日本出版クラブで記者会見が行われた。

会見には主演の2人のほか、太田奈緒、梅山恋和、冨森ジャスティン、久田莉子、GOD、ダンカン、松尾伴内、古川悦史、山本リンダ、長谷直美らが出席したが、ダンカンが「犯人は私とリンダさんです」とネタバレ発言をしてしまう波乱もあった。

寺西優真、SIZUKU

寺西優真、SIZUKU、山本リンダほか『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』の出演者と、挿入歌を歌うAsMR(アズマー)が一堂に会した。

同ドラマは作家・寺西一浩のミステリー小説『~if~誰がために鐘は鳴る』が原作。「if=もしも」が口ぐせの警視庁捜査一課 剣木善治刑事(寺西優真)が相棒の鶴本沙羅刑事(SIZUKU)と難事件を24時間で解決する謎解きミステリーとなっている。

2024年1月7日(日)24:30からBSフジで放送がスタートし、全8話。放送後、TVer、FODでも配信される。

寺西優真

主演の寺西優真は、オープニングテーマ曲「どうにもとまらない2024」の編曲も担当。「ドラマを通じて学びがある」と語った。

主演の寺西優真は、「ドラマを観ていただくと、きっと多くの方が剣木という人物を自分勝手なやつだと思われるかと思います。でも、事件を解決するために自分の命を削ってまで突き進む熱い男です。相方に対する見えない愛情も持ち合わせています。そんなところも画面から感じていただければと思います」とコメント。「登場人物の思惑がいろいろ交錯するところが見所。まずは第1話を観てください!」とアピールした。

SIZUKU

寺西優真演じる剣木善治刑事の相棒・鶴本沙羅刑事を演じるSIZUKU。

もう一人の主演・SIZUKUは「切ない作品でもある」と話した。

「最初に原作本を読ませていただいたんですが、すごく面白くて一気に読んでしまいました。このドラマの登場人物はみんな優しい人たち。それぞれが自分の正義を持っていて、その優しさと正義がぶつかることによって、臨んでいなかった犯罪を冒してしまいます。私生活に置き換えたときに、『これってあり得るよな』って思ったんですが、そこがすごく切ないです」

第1話では、剣木善治刑事(寺西)が元同期の結婚式に出席する。新郎の父親を演じる松尾伴内は、「この作品はジェットコースタームービーになっています。ぜひ、楽しみにしてください」とコメントし、新郎の母親を演じる長谷直美は「ネタバレになるので、あまり詳しいことが言えませんが、私たち夫婦(松尾と長谷)に悲劇が起こりまして、事件へと発展していきます」とドラマのヒントを少し明かした。

山本リンダ、ダンカン

ダンカンの発言に、山本リンダは笑いっぱなしだった。

新婦の父親役のダンカンと、母親役の山本リンダは爆笑のやりとりもみせた。

山本が「殺人事件のお話しですが、心が温かくなります。ダンカンさんの妻役ですが、私は怪しい女として出てきます(笑)。ワクワクしながら、『もしも、もしも、もしも』と思いながら観てください」とコメントすると、ダンカンは「リンダさんと二人で犯人役をさせていただきました」と、冒頭から種明かし(?)。

「今の時代、隠し事はダメですから。まあ、ifですけれどね。ifの気持ちで観てください。見所はリンダさんです。こんなにもかわいい人はいません。しゃべりだすと、林家パー子さんを超えます。また、この御時世、不正はいけないんですが、撮影ではカンペが用意されていました。で、よーいスタートって撮影が始まると、文字が見えないものだから、リンダさんがカンペのほうへ向かっていくんですよ。カンペの前でセリフをしゃべっていて、画面に映ってないというね。声しか聞こえない場面があるかもしれません。ぜひ、チェックして確かめてください」

ダンカンは巷で話題となっている自民党の裏金問題や、ダイハツ工業の不正問題にからめながらコメントしていたが、撮影については、「リハーサルなしの本番だったので、役者としての技量が試される現場でした」と話していた。

寺西優真、山本リンダ

オープニングテーマ曲「どうにもとまらない2024」をデュエットする山本リンダと寺西優真。

ドラマのオープニングテーマ曲には、山本リンダ&寺西優真が歌う「どうにもとまらない2024」が、また主題歌にはSIZUKUが歌う「狂おしい愛のメモリー」が採用された。

寺西は、「どうにもとまらない2024」で編曲に初挑戦している。同曲は1972年にリリースされた山本リンダの代表曲だが、「まさか初めての編曲が大ヒット曲だとは思わなかったので、冷や汗をかきました」と打ち明けた。

「しかもリンダさんは大御所でしたので緊張しました。打ち合わせを兼ねた会食でご一緒したとき、リンダさんに『僕、ダンスができないんです』とお伝えしたら、いきなり立ち上がってダンスを始められまして、『こうやるのよ』って(笑)。それで、できないなりに踊ってみたんですが、やっぱり踊れなくて・・・大恥をかきました(苦笑)」

だが、ミュージックビデオの撮影では、山本リンダにしっかりレッスンをしてもらったとのことで、「いい映像になったなと思います」と話していた。

寺西優真、山本リンダ

”狙いうち”ポーズを決める寺西優真と山本リンダ

一方、山本は寺西の歌手としての声、表現力に感激していた。

「初デュエットということで、どうなっちゃうんだろうと思ったんですが、とにかくアレンジがかっこいいんです。元のアレンジもすごく大好きですが、『これいいじゃん』って。レコーディングスタジオでは踊りながら歌いました(笑)。優真さんは声も素敵ですし、歌の表現力も素晴らしい。私は、デビュー曲の『こまっちゃうナ』を歌うと、15歳のころの私に戻っちゃうんですよ。でも、『どうにもとまらない』では激しい女性になります。歌っていろんな人になれますが、優真さんも私と同じタイプかな。主人公になって表現する人だなって思いました。そんなところも感じながら、ぜひ、聴いてください」

SIZUKU

主題歌「狂おしい愛のメモリー」はGODが作詞作曲。SIZUKUはMVにも注目してほしいと呼びかけた。

SIZUKUが歌う主題歌「狂おしい愛のメモリー」は作詞・作曲をGODが担当。GODが「僕は神なので、詩と曲が一緒に降りてきました」と話すと、SUZUKUは「楽しい曲やバラードを歌ってきましたが、今回の『狂おしい愛のメモリー』は、大人の恋愛を描いた作品です。サスペンスにぴったりな作品だなと思っていただけるかと思います。MVは(原作者でもある)寺西一浩監督に撮影していただいたんですが、大人の雰囲気が出ていますので、いつものSIZUKUとは違う面を見ていただけるかと思います」と、この日、公開されたMVにも注目してほしいと話していた。

SIZUKU「狂おしい愛のメモリー」MVには、寺西優真も出演している。

さらに、『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』の挿入歌には、囁揺的音楽集団AsMR(アズマー)の「PARADOX」が選ばれた。AsMRはピアノ、ヴァイオリン、ベース、ギターという稀有なバンド編成によるユニット。「PARADOX」は2021年9月より活動を開始した彼女たち初のフルアルバム『MUSIC RECEPTOR』に収録されていた一曲だった。

AsMR

「『PARADOX』は生物の進化について様々な視点から表現する楽曲です。パラドックスには逆説という意味もあるので、推理ドラマの挿入歌としてぴったりじゃないかと思います」

 

寺西一浩サスペンス『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』はBSフジで2024年1月7日スタート(全8話)。難事件に挑む剣木刑事と鶴本刑事のバディにも注目だ。

『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』番組ホームページ
https://www.bsfuji.tv/if/pub/

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