水森かおりが宮崎・日向市の三大祭り「日向ひょっとこ夏祭り」に初参加。3000人の前で新曲「日向岬」を披露。日向市長からのサプライズプレゼントに「うれしい!」。
水森かおりが7月5日、新曲「日向岬」の舞台、宮崎・日向市で開催された「第40回 日向ひょっとこ夏祭り」に初参加した。
「日向ひょっとこ夏祭り」は、1984年から毎年、8月上旬に日向市で行われている宮崎県の一大イベント。ひょうきんな表情をしたひょっとこたちが、体をくねらせながらユーモアたっぷりに踊る「ひょっとこ踊り」を中心とした日向三大祭りの一つだが、2020年から22年までは新型コロナウイルス感染症拡大のため中止され、今回が4年ぶりの開催となった。
前日4日が前夜祭、そしてこの日の本祭りは、JR日向市駅前「あくがれ広場」と中心市街地で開かれ、水森は「あくがれ広場」の特設ステージにゲスト出演した。
「日向市観光大使」も務める水森は、全国から訪れた約3000人の観衆が見守る中、最初に「ひとり薩摩路」を歌った後、「今日は、日向市観光大使としておじゃまさせていただきました。私はまだ『ひょっとこ踊り』を見たことがなくて、楽しみにやって来ました。日向市におじゃまするたびに地元の皆さまに温かく迎えていただいて本当にうれしいです。宮崎県の歌は今回、『日向岬』が初めてですが、この曲でご当地ソング147曲目になります。残りは、福岡県と徳島県の2県になりましたが、今回やっと宮崎県の歌を歌わせていただくことができました」とあいさつ。続いて代表曲「鳥取砂丘」、新曲「日向岬」、合わせて3曲を熱唱した。
最新曲は水森にとって通算33枚目のシングル。1月24日発売されると、オリコン・シングルランキング初登場総合8位(2月6日付)を記録し、20年連続トップ10入りを果たし、ロングヒット中だ。
「この素晴らしいお祭りのステージで『日向岬』を歌わせていただいて、幸せでした」
歌唱を終えた水森が感謝の気持ちを伝えると、そこに日向市長・十屋幸平(とや・こうへい)さんが駆けつけ、「お誕生日、おめでとうございます!」と祝福。バースデーケーキをプレゼントした。そのサプライズに水森は「わぁ、うれしい! こんなの初めてです」と感激もひとしおだった。
ステージを降りた水森は、「日向市の皆さんの熱気がすごくて、これまで以上に温かく迎えてくださって本当にうれしかったです。私もひょっとこのお面を付けて一緒に踊りたかったです」と目を輝かせていた。
また、水森は今月31日に50歳の誕生日を迎えるが、「年齢を重ねるごとに楽しさが増してきますね。50代を前にして、これからがますます楽しみ。50歳を過ぎてからもいきいきとされている多くの先輩方を見習って、私も大人の階段をのぼっていきたいです」と笑顔を見せていた。
なお、7月12日発売の3枚組アルバム『水森かおりCover Box vol.Ⅰ~時代を彩る名曲たち from 歌謡紀行~』に続いて、ニューアルバム『歌謡紀行22~日向岬~』が9月20日に発売される。
また、9月25日には、毎年、デビュー日に行っているメモリアルコンサートを東京・北とぴあ・さくらホールで開催。また、11月4日から同12日まで愛知・御園座、11月17日から同30日まで大阪・新歌舞伎座で上演される「梅沢富美男劇団 梅沢富美男・水森かおり特別公演」で時代劇に初挑戦する。
2023年01月24日発売
水森かおり「日向岬」
Aタイプ
Bタイプ
2023年07月12日発売
水森かおり『Cover Box vol.Ⅰ~時代を彩る名曲たち from 歌謡紀行~』
水森かおりのアルバム歌謡紀行シリーズから、昭和・平成の名曲カバーと、このBOXのために新たに新録されたカバー曲2曲を加え、全48曲3枚組として発売‼ さらに初回生産分のみエコバッグ封入、BOX仕様!(※初回生産分の在庫がなくなり次第、CDのみの通常仕様となる)
(収録予定楽曲)
【Disc①】
・友禅流し
・木曽路の女
・京のにわか雨
・河内おとこ節
・鳴門海峡
・火の国の女
・花
・石狩挽歌
・神田川
・池上線
・旅愁
・音無川
・涙そうそう
・青葉城恋歌
・貴船の宿
・無縁坂
【Disc②】
・江の島悲歌
・女鳴き砂日本海
・新宿の女
・雨の御堂筋
・さくら
・あずさ2号
・空港
・琵琶湖周航の歌
・恋路海岸
・長崎の鐘
・襟裳岬
・星の砂
・京都の恋
・太田ブルース
・津軽恋女
・コーヒールンバ
【Disc③】
・北上夜曲
・湖畔の宿
・釧路の駅でさようなら
・港が見える丘
・銀座カンカン娘
・マリモの唄
・南国土佐を後にして
・蘇州夜曲
・ブルーライトヨコハマ
・瀬戸の花嫁
・東京ブギウギ
・女ひとり
・釡山港へ帰れ
・熱海の夜
・憧れのハワイ航路(新録)
・遠くへ行きたい(新録)