黒木じゅん

黒木じゅんが3年ぶりにライブを開催し喜びを噛みしめる。「おとこの夢を叶えたい!」

黒木じゅんが5月22日、東京・銀座のパセラリゾーツ銀座店ベノアで、ディナーショー「デビュー30+1周年記念ライブ」を開催した。ライブは30周年記念曲の「離れても」で幕を開けし、デビュー曲「やせがまん」や「愛が泣いてる」、「よこはま物語」と続き、30周年をプレイバックする楽曲が披露された。

黒木じゅん

黒木じゅんの父は「霧にむせぶ夜」の大ヒットで知られる黒木憲。1966年に長男として生まれ、18歳からプロ歌手を目指し、日本テレビ音楽学院やボイストレーニングに通い、浜口庫之助氏や、吉田正氏の弟子を経て、1991年に“唐木淳”としてビクターから「やせがまん」(作詞/阿久悠 作曲/吉田正)でデビューした。

その後、2008年には“黒木憲ジュニア”に改名し、50歳を迎えた2016年に現在の“黒木じゅん”となり、恩師・鈴木淳氏(2021年没)による「いのちの花だから」をテイチクエンタテインメントからリリース。以降、2018年に都会で夢を追いかける主人公の心境を歌った「おとこの夢」、2021年に「離れても」と鈴木氏の作品を歌ってきた。

ライブでは、父・黒木憲とのデュエット曲「粋な夜」でデビューした叶純子(当時NANCY)、自身も参加する二世タレント集団「ザ・セブンスターズ」のメンバーで、中条きよしの長男でもある西咲光塁(ひかる)、松原のぶえの付き人からデビューした愛沢竣也、広島出身で“歌謡界の新星”のアベトモが応援に駆け付けた。また、サプライズとして、元幕内力士の大至が相撲甚句を披露して会場を盛り上げた。

黒木じゅん

後半は、昨年亡くなられた恩師で作曲家の鈴木淳先生のコーナーが設けられ、父、黒木憲のヒット曲で、鈴木氏が作曲した「霧にむせぶ夜」を弔いの意を込めて歌った。

「約3年ぶりのライブが開催できました」と喜ぶ黒木は、大ヒット曲を持ちながら父が果たせなかった夢。その途中で病に倒れた父の悲願だった「NHK紅白歌合戦」出場への決意を改めて語った。

「ファンの皆様の前で歌える喜びをかみしめるとともに、30周年が迎えられたことは本当に幸せなことです。これまでの素晴らしい出会いに感謝し、35周年、40周年を目指し、父が果たせなかった”おとこの夢”を叶えたい」

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INFORMATION

「二世タレント集団 ザ・セブンスターズ コンサート」歌謡小劇場「Bar七光り物語」
日程:2022年8月21日(日)
会場千葉市若葉文化ホール
12:00 開場
12:30~ 第1部 カラオケ発表会(一般の部)
14:30~ 第2部 ゲスト歌手歌謡ショー
16:00~ 第3部 ザ・セブンスターズ歌謡小劇場

出演:ザ・セブンスターズ(黒木じゅん・”J” アントニオ・泉拓真・西咲光塁・森田浩貴・泉水いづみ・由夏) / 藤生ひろし / ミキベイビー / こゆり / 祐太 / 川島一成(友情出演)
料金:¥4,000(全席自由)
チケットお問い合わせ:セブンスターズコンサート
TEL:0436-79-7125


2021年5月19日発売
デビュー30周年記念シングル
黒木じゅん「離れても」
黒木じゅん

「離れても」
作詞/悠木圭子 作曲/鈴木 淳 編曲/金沢重徳
c/w「ミモザ」
作詞/かず翼 作曲/大谷明裕 編曲/金沢重徳
テイチクエンタテインメント TECA-21022 ¥1,350(税込)


2020年10月21日発売
黒木じゅん『30周年記念全曲集』
黒木じゅん

テイチクエンタテインメント TECE-3604 ¥3,100(税込)

収録曲
1.やせがまん
2.湾岸暮色
3.えれじい
4.愛が泣いてる
5.時代屋の男たち
6.たった二年と二ヶ月で
7.もどっておいでよ
8.よこはま物語
9.白蓮
10.別れても
11.変わらぬ笑顔にありがとう
12.待たせた分だけ倖せに
13.いのちの花だから
14.濡れて神戸
15.おとこの夢
16.霧にむせぶ夜