門松みゆき

門松みゆきが地元・小田原で「武者隊パレード」に参加し、「もう1周ぐらいしたい‼」

デビュー4年目を迎え、5月25日に第4弾シングル「彼岸花咲いて」の発売を控えている門松みゆきが5月3日、神奈川・小田原市の小田原城周辺で開催された「北條五代 歴史と文化の祝典」(主催・小田原市観光協会)の“武者隊パレード”に参加した。

門松みゆき

北條五代祭りに凱旋参加し、沿道を練り歩く門松みゆき。沿道で応援する人からは、「あっ、門松みゆきちゃんだ!」との声も。

これは「小田原北條五代祭り」の名称で毎年開催されている市内最大の観光イベント。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため一昨年は中止となり、昨年は規模を大幅に縮小して行われ、パレードは中止となっていた。

今年は、市外から観光客を呼び込む観光イベントではなく、「北条時代の歴史や文化を通じて領民のために善政を行った五代を称える行事」として「北條五代 歴史と文化の祝典」と名称を変えて実施され、パレードは3年ぶりに復活。観客の密集や集中を避けるためパレードは武者隊のみになり、人数も通常の約1700人から約250人に減らし、コースも約2.7kmから約2.1kmに短縮して開催された。

門松みゆき

小田原の守屋輝彦市長(左)と門松みゆき。

門松は小田原市出身で、3年前から自身のYouTubeチャンネル「門松みゆきの勝手に小田原観光大使」で小田原の名物や魅力を“勝手”に紹介していることから、地元放送局から地元発展のためにパレードに参加してほしいとのオファーがあり、今回、同パレードに凱旋という形で参加することになったもの。

門松によれば、「北條五代祭り」には、小さいときからよく足を運んでおり、中学と高校時代の6年間は、吹奏楽部(担当楽器はトロンボーン)として同パレードに参加していたが、歌手になってからは初めての参加だという。

またパレード出発前、「高校卒業と同時に東京に引っ越したのですが、それまでは週に1回、作曲家の藤竜之介先生のご自宅に通ってレッスンを受けていました。高校3年生のとき、私がパレードで練り歩くところを師匠がお一人で見に来てくださって、トロンボーンを吹きながら汗だくでパレードする私の姿を見て、『この娘、根性あるな』と思って、内弟子にしようと決めてくださったそうです。ですので私にとっては歌手になる大きな転機となった思い出のあるお祭りです」と、語っていた。

この日、小田原城天守閣が見渡せる銅門広場からスタートした北條五代武者行列に足軽に扮して参加した門松は、沿道で見守る地元の人や観光客らに笑顔で手を振りながら2.1kmのコースを約1時間にわたって練り歩いた。

門松みゆき

パレードの参加者たちと気勢を上げる門松みゆき。

スタート地点の銅門広場にゴールインした門松は「すごく楽しかったです」と笑顔をみせた。

「あっという間に終わってしまって、もう1周ぐらいしたいなと思いました(笑)。このパレードには、学生時代にブラスバンドで6年出させていただきましたが、それとは全然違って、門松みゆきとして参加させていただいて、『あっ、門松みゆきちゃんだ!』と気づいてくださった方も大勢いらっしゃったので、とてもうれしかったです。『勝手に小田原観光大使』の動画のほうも少しずつ皆さんに浸透してきたのかなと思いました。今度参加するときは、姫の役か馬に乗ってみたいですね」

今月25日発売の新曲「彼岸花咲いて」は「王道の演歌バラードでして、懐かしい感じもする演歌に仕上がりました。前作『花の命』もすごくたくさんの方に応援していただき、昨年末の『日本作詩大賞』にもノミネートしていただいて、少しずつですが前向きな状況になってきましたので、私の代表曲になるよう願っています。そしてカラオケが好きな方には、愛唱歌の一つに加えていただけるような聴きごたえあり、歌いごたえありの1曲になっています」と新曲のヒットに意欲を燃やしていた。

なお、門松は来る7月10日に、小田原市の「小田原三の丸ホール」で初めてのワンマンコンサートを開く。

INFORMATION

門松みゆき ファーストコンサート
会場小田原三の丸ホール 大ホール
開催日:2022年7月10日
13時開場/14時開演

チケット
:全席指定
一般:¥2,500
U-18(18歳以下):¥1,000
子供(5歳以下):¥500

主催:市民ホール会館記念事業実行委員会
企画制作:FM小田原株式会社
問い合わせ0465-20-4125