
門松みゆきが都内の金刀比羅宮で新曲「彼岸花咲いて」のヒット祈願。新曲の奉納も行い、「主人公のような一途で素敵な女性になりたい」
新曲「彼岸花咲いて」のリリースを5月25日に控えた門松みゆきが5月20日、東京・虎ノ門の金刀比羅宮でヒット祈願を行った。本殿での祈願には、作詞の石原信一氏、作曲の蔦将包氏なども参列し、デビュー4年目の飛躍を願った。またその後、境内へと移動し神楽殿で歌を奉納。ファンが見守る中、デビュー曲「みちのく望郷歌」のほか、新曲のカップリング曲「さくらの唄」や、表題曲「彼岸花咲いた」の3曲を歌った。
-1-scaled.jpg)
デビューした2019年に参拝した金刀比羅宮で、5月25日発売の新曲「彼岸花咲いて」のヒット祈願を行う門松みゆき。
同神社は門松がデビューした2019年にヒット祈願を行った場所だった。
「右も左もわからない中でデビューしましたが、あれからあっという間に4年が経ち、またこの場所でヒット祈願をし、歌を歌わせていただいたことにホッとしています。『彼岸花咲いて』という素晴らしい作品をいただくことができ、身が引き締まる思いです。この2年間は(コロナ禍で)ほとんどお客様の前で歌わせていただくことができませんでした。でも、最近は直接、お届けできる機会も増えてきました。お客様に生歌を披露させていただき、門松みゆきの代表曲になるよう精いっぱい気持ちを込めて歌ってきたいと思います」
「彼岸花咲いた」は一人の男性を思う一途な女性の心情が歌われた作品だ。過去4作とは曲調も異なり、挑戦の曲でもある。前半を語るように歌い、サビの後半では歌い上げている。門松はそれを「今風に言うと“バエる”作品です」と表現する。
そんな門松に、“バエる”作品を作詞した石原氏は、「なんでこんなに実力のある娘がいまいち突き抜けないのかと、ずっと思っていました。この曲で今度こそ突き抜けるはずです」とエールを送っていた。
また作曲の蔦氏も「門松みゆきさんの曲を初めて書かせていただきました。彼女はいろんな古い歌もたくさん知っていて、それもいいと思いますが、ちょっと新しい歌謡曲、演歌の匂いがする声だなと思って大変期待しています」と絶賛していた。
-1-scaled.jpg)
左から作曲の蔦将包氏、作詞の石原信一氏、そして門松みゆき。神楽殿には紅白の彼岸花が飾られた。
紅と白の彼岸花が飾られていた神楽殿での歌唱奉納には、三重や富山など遠方からファンも駆けつけていた。
「気持ちはデビュー時と同じフレッシュな気持ちでいますが、たくさんの人に支えられているなと、あらためて感じました。この4年間を通して“チーム”ができたんだなと思うとうれしいですね。少しずつ恩返しができたらいいなと思います。大みそかの紅白ですか? 縁起を担いで頑張りたいです」
門松にとって今年は20代最後の年にあたるが、「19歳から20歳になる時はワクワクしましたが、30歳になると思うと気が重いですが(笑)、『彼岸花咲いて』の主人公の女性が一途ですごく素敵なんです。ですから、30代を迎えるにあたって私もそんな素敵な女性を目指して自分磨きをしたいですね」と、笑顔を見せていた。
来る7月10日には、故郷である神奈川・小田原市の小田原三の丸ホールで初のワンマンコンサートの開催も決まっている。コロナ禍で歌えない時も、ほぼ毎日、カラオケで歌って自身の作品と向き合い、見直す時間としてきたと、真摯に歌と向き合ってきた門松に期待したい。
2022年5月25日発売
第4弾シングル
門松みゆき「彼岸花咲いて」

「彼岸花咲いて」
作詞/石原信一 作曲・編曲/蔦将包
c/w「さくらの唄」
作詞/なかにし礼 作曲/三木たかし 編曲/西村真吾
日本コロムビア COCA-18006 ¥1,350(税込)
「彼岸花咲いて」は女心の切なさと一途な想いを歌うバラード演歌。カップリング曲は、門松が以前から大好きだったという「さくらの唄」を収録。同曲は美空ひばりのカバーで、男心の切なさ辛さを門松みゆき持ち前の表現力で歌い上げている。