師匠・北島三郎の愛情に涙。山口ひろみが千葉・港町弁財天でデビュー20周年記念曲「哀愁港町」をヒット祈願。
デビュー20周年の山口ひろみが4月12日、千葉県千葉市の厳島神社 港町弁財天で新曲「哀愁港町」(4月13日発売)のヒット祈願を行った。
山口は2002年5月に「いぶし銀」でテイチクよりデビュー。北島ファミリーの“末娘”的存在として活躍し、今年デビュー20周年を迎えた。さらに今年は師匠・北島三郎も芸道60周年という記念イヤーを迎えるということで、今作「哀愁港町」では作詞・作曲も北島が手がけた。
山口は北島三郎によるレコーディングの際の稽古は非常に厳しかったと振り返る。
「4日間で36(サブロー!)時間、レコーディングに費やしました。20周年を迎え、新たな出発をするにあたり師匠に作っていただいた宝物の曲です。稽古は夜中にまで及ぶ日もあり、師匠が声を枯らして何度も何度もレッスンをしてくださった。自分もなかなか思うように歌えず、気持ちが折れてしまいそうな時もあったが、師匠に『これはすべて山口を成長させるため、そしてお客様に山口の成長した姿をお見せするために厳しく指導している。だからがんばれ』と言っていただいて、思わず涙がこぼれました」
また山口は昨年、一般男性との結婚を発表したが、「結婚して10カ月。ようやく落ち着いて分かり合える関係になりました。自分がまた一歩成長できた気がします」と公私ともに順調な一年を送っている様子だった。そして、結婚と同時に千葉県民になったことを明かし、先日、完全試合を達成したことでも話題となった、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の活躍に触れ、「自分が歌手デビューしたタイミングで生まれた佐々木投手が活躍されているのを見ると非常に感慨深いですね。これを機に野球観戦をし、いつかZOZOマリンスタジアムで国歌斉唱をしたい」と意欲を見せていた。
北島ファミリーの“末娘”山口ひろみが歌手として成人を迎えた。小柄な体から発せられているとは思えないほどのパワーのある歌声と天真爛漫な明るさに、日本中が元気をもらえるだろう。
2022年4月13日発売
山口ひろみ「哀愁港町」
2022年は山口ひろみデビュー20周年であると同時に、師匠・北島三郎氏の芸道60周年の年。「哀愁港町」はこの記念すべき年に、北島三郎(ペンネーム:原 譲二)が書き下ろした王道演歌。カップリングには北島の名曲「知床愛歌」をカバーした。