服部浩子が誕生祭を開催し“ジーン”。新曲「陽炎坂」などを披露し、「みなさんから元気をいただきました」
服部浩子が5月29日、「服部浩子 誕生祭」を開催し、ファンとともに自身の誕生日を祝った。4度目となった誕生祭は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。そのため服部は「ようやくこの会を開催することができました。これまでに2度、この会が流れてしまいましたが、今日はたくさんのみなさんが来てくださったのがうれしくて、ジーンとなっています」とファンに感謝した。
服部が“弟分”として懇意にしている、六本木ヒロシが司会を務めるなか、東京・品川区の居酒屋「なかよし 品一洋子店」に集まった約100名のファンを前に、服部は「風花港」、40万枚の大ヒット曲を記録した代表曲「海峡わかれ町」、コロナ禍でのリリースとなりキャンペーンができなかったため最新曲のカップリングにリミックス版として再収録した「呉れない情話」、そして最新曲「陽炎坂」など7曲を披露した。
東京・町田市出身の服部浩子は5月29日が誕生日。小学5年生の時に、日本テレビ「日本ちびっこ歌謡大賞」に出場し、美空ひばりの「リンゴ追分」を歌ってグランプリを獲得、注目されることになる。その後、作曲家の聖川湧氏に師事し、1990年2月に「御神火月夜」でデビュー。2015年にはテイチクエンタテインメントへ移籍し、作詞・田久保真見氏、作曲・岡千秋氏による移籍第一弾シングル「三日月海峡」をリリースした。
昨年9月に発売した「陽炎坂」は、田久保&岡コンビによる6年ぶりとなる作品で、服部の歌声を活かしつつ、服部の新たな魅力を引き出すドラマチック演歌となっている。
3年ぶりの誕生祭だったが、誕生日当日に開催できたこともご縁だった。服部はファンからの祝福と声援に、「私が元気を差し上げるべきなのに、みなさんから元気をいただきました。とてもいい誕生日になりました」と感慨深げ。まだコロナ禍が完全に収束したわけではないが、「またイベント等でファンのみなさんとちょくちょくお会いできることを祈りつつ、『陽炎坂』を頑張って歌っていきたいと思います」と力を込めた。