作詞家・荒木とよひささんがプロデュース台湾出身歌手 麗珠(レイジュ)がクリスマス・ディナーショー。「そして…Good bye day」や、テレサ・テンの楽曲も披露
最新シングル「そして…Good bye day」(作詞・作曲/荒木とよひさ)がロングセラー中の台湾出身の歌手・麗珠(レイジュ、年齢非公表)が12月10日、東京・赤坂のSUBIR AKASAKA TOKYOで「2021 Special Christmas Dinner show~耐えたあなたへ 癒しの贈り物~」と銘打ったクリスマス・ディナーショーを開いた。
開演前から「そのままの素の自分を見てほしいですね。今日来てくださったファンの皆さまには、私の歌を聴いて、『今日はいいステージだったね』と言って喜んで帰っていただけるような忘れられない一日にしたい」と意欲満々。
熱烈なファンが大勢詰めかける中、デビュー曲「追分おんな節」をはじめ、麗珠メドレーから「幸せ夢みて」「朱い愛牙」、演歌メドレーから「浪花節だよ人生は」「好きになった人」などを歌唱後、クリスマスソングの「クリスマス・イブ」、同「きよしこの夜」を歌って、ひと足早いクリスマスの雰囲気を会場中に漂わせた。
続いて昭和の名曲カバーから同じ台湾出身の歌手・欧陽菲菲の「雨の御堂筋」、テレサ・テンの「別れの予感」を披露し、後半はオリジナルナンバーから荒木とよひさ第1弾プロデュース「いのちの愛」、同第2弾プロデュース「そして…Good bye day」、それに同新曲のカップリング曲「希望の種子」(2017年7月5日に福岡県朝倉市と東峰村、大分県日田市を記録的な豪雨が襲い、一変した地の復興に向けて生まれた作品で、さまざまな困難に立ち向かうすべての人たちの応援歌)を手話を交えながら歌うなど、バラエティーに富んだ全19曲を熱唱。
途中、先輩歌手の福田みのるが応援に駆けつけ、新曲「あまのじゃく」など3曲を歌ってステージに花を添えた。
麗珠は「コロナ禍で、この2、3年は台湾に帰っていませんが、それまでは日本と台湾を行き来していました。日本でCDデビューして10年になりますが、これからも大好きな日本で歌手活動を行っていきたい。そして、テレサ・テンさんのように世界中で愛される歌手を目指して頑張っていきたい」と張り切っていた。
台湾で生まれ、17歳のとき、国からプロ歌手の免許を受け、台湾国内でのコンサートを中心に活動開始。フィリピン、シンガポール、マレーシア、香港などの海外でも活動。日本での活動は2011年からスタートし、多くの日本人ファンから愛されている。
(提供=サンニュース)
荒木とよひさ
麗珠をプロデュースしているは、今は亡きテレサ・テンのヒット曲を数々手がけた荒木とよひささんだ。荒木さんは彼女を不死鳥であり、未来だという。「テレサ・テンが、時代を急いで飛び去った心の中に残る永遠ならば、レイジュは、何十年という時がゆっくりと温めて孵化した、伝説の不死鳥だと思う。テレサが僕の生きてきた証しならば、レイジュはもうひとつの僕の未来の伝説である」