伍代夏子が動画メッセージを公開。喉のジストニアとの闘病、40周年の振り返り、新曲への想いを自らの言葉で語る
伍代夏子の新曲「歌謡劇 雪中相合傘―科白編―」が7月21日に発売される。11分38秒にも及ぶ長編大作となるこの曲は、芸能活動40周年を迎えた伍代にとって大きな意味を持つ一曲となった。
昨年1月に発売したシングル「雪中相合傘」は伍代の真骨頂とも言える劇的名作演歌だったが、新型コロナウイルスの感染拡大や、喉のジストニア(けいれん性発生障害)による歌手活動休止などにより、披露する機会がほとんどなくなってしまった。
そこで構想されたのが、「歌謡劇 雪中相合傘―科白編―」だった。悲恋の中の男女の心情が歌詞と科白に切々と綴られ、険しい恋路を二人で歩む情景を表した繊細かつ壮大なサウンドアレンジ、喉の調子を見ながら時間をかけてレコーディングされた伍代の歌声と演技によって、新たな息吹を与えられたのだった。
そんな伍代が発売日となる7月21日、喉のジストニアとの闘病、芸能活動40周年の振り返り、長編大作となった新曲への想いなどを語ったメッセージ動画を公開した。
メッセージでは、まず冒頭でジストニアという病と向き合ってきている現在の心情を語っている。喉のジストニアであることを公表後、同じ病気と闘っているたくさんの方から共感、応援のメッセージをいただいたたことへの感謝の気持ち、少しずつだが回復してきていると実感している今の状況。なかなか完治は難しいとも言われている病だが、完治できることを信じ、打ち勝っていきたいという、前向きな思いを語っている。
また、芸能活動40周年を振り返る場面では、今年は還暦の60歳となり、芸能活動40周年を迎える年ということで、60と40の数字を足した100という数字にこだわって、何事にも100%の力で臨んでいきたいという意気込みを語る。
また、これまで4度の改名を経て「伍代夏子」になってからヒット曲にも恵まれ幸せな歌手生活を送っていること、これまで辛いことがあっても一度も辞めたいと思ったことはなく、憧れの先輩と同じ舞台に立ちたいといった目標をもって日々励んできていたので、気付けばあっと言う間の40年だったとも。
初心を大切に、喉の病気になってからはなおさら「声が続く限りもっともっといい歌を歌えるよう頑張りたい」と語っている。
さらに、今作のミュージックビデオ(MV)の制作秘話では、曲ができ上がったと同時に、自分の中に浮かんだ歌の世界の景色やイメージをすぐに書き留めたイラストや構成案を映像スタッフにプレゼンしたこと、初めてMV制作の企画段階から携わったことなどを話している。実写の映像をイラスト風に加工し水彩風アニメーションと合成させ完成したMVに対しては「自信作。満足感100%」と胸を張り、ぜひ歌と映像を合わせて観て楽しんでいただきたいと、音楽ファンに訴えている。
伍代夏子メッセージビデオ&「歌謡劇 雪中相合傘―科白編―」ミュージックビデオ(ショートVer.)
URL:https://youtu.be/FEugZKB7cQw
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