『月刊カラオケファン』5月号、表紙&kfインタビューは細川たかしと彩青の師弟が登場
『月刊カラオケファン』2021年4月号が3月19日に発売された。
表紙&kfインタビューは、細川たかしと彩青の師弟が富士山をバックに登場する。「津軽三味線ひとり旅」“青春十八番(おはこ)”盤をリリースした弟子の彩青への質問をフックに、昨年、伊藤久男の「イヨマンテの夜」を新アレンジでカバーした「二〇二〇(ニーゼロニーゼロ)イヨマンテの夜」を芸道45周年記念曲として発売した師匠・細川の深みのある話が展開していく。
これは必見のインタビュー。「イヨマンテの夜」はプロ歌手でも歌うのが難しい曲だが、近年はカラオケ愛好家のために歌いやすい歌が多く作られてきた。そんな状況に、細川は「イヨマンテの夜」を富士山にたとえ、簡単に登れないからこそ挑戦しがいがあると、カラオケ愛好家のレベルアップためにもリリースしたという。
そこから話は彩青を含む若手歌手への示唆に富む話へ展開。コロナ禍で歌う機会が失われたが、「コロナがはやったことで歌えなくなっている歌手がたくさんいますけど、じゃあこういう時に何をすべきかって言ったら稽古しかないんです。声を出して歌って、自分の喉を磨くんです」と細川。彩青はデビュー1年目のキャンペーンで、声が枯れてしまった経験から、稽古への取り組みの大切さを語っている。
また細川は「サボったら終わり、怠けるな!ってことなんです」と芸道への姿勢を語り、歌手活動を回転寿司にたとえている。詳しくは本誌を読んでほしいが、ことさらにヒット曲を追い求めるなと説いている。これは芸道だけではなく、人生にもいえることで、「読者の皆さんも狙ったトロやサーモンをキャッチしたことがあるでしょ?」と。たしかに、待っていればいつかは食べたいネタが回ってくるが、ボーっとしていると・・・・・・。
特集記事は「大本 京のおうちでできるヴォイストレーニング」。プロ歌手の発掘・指導・育成を手がけている大本氏が「ウォーミングアップ編」「ヴォイストレッチ編」「呼吸法編」「笑顔トレーニング編」に分けて、歌唱力アップのストレッチを紹介している。ポイントポイントが写真図解されているので、非常にわかりやすい。
カラーグラビアで魅せるピックアップアーティストには情念を表現した新曲「秘桜」をリリースした市川由紀乃、デビュー2年目の青山 新を取り上げ、「氷川きよしのMARUHI COLLECTION」では、氷川自身が新曲「南風」について語っている。
連載企画ではマイプライベートスタイルに清水節子と蒼 彦太が参加。清水は公式LINEでもたびたび発信しているパーソナルトレーニングについて、蒼は趣味の写真と、自ら手打ちするほど大好きなうどんについて語っている。また、「中澤卓也のDAM CHANNEL演歌」「松原健之の普段着で逢いましょう!!」「新浜レオンのがんばレオン 今できる100%」「水城なつみのLet’s Challenge!」「彩青のハマりもんです!!」「青山 新の興味“新々”」などの連載も絶好調。
付録のスペシャルCDでは、伊戸のりおが水田竜子の新曲「みちのく夢情」を歌唱指導。水谷ひろしの「KF歌謡喫茶」はゲストにこおり健太を迎えてトークしているほか、真田ナオキと辰巳ゆうとが声の伝言板を届ける。詳細は『月刊カラオケファン』ホームページで。
【概要】
月刊カラオケファン
5月号
2021年3月19日発売
発行/ミューズ
サイズ/A4
ページ数/166ページ
定価920円(税込)
スペシャルCD付き
『月刊カラオケファン』ホームページ
https://www.muse-s.co.jp/
全国の書店およびインターネット書店などで販売中
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