“よりセクシーに、より大人に” 藤井香愛の変革~新曲「純情レボリューション」でディーバ・インパクト!!
藤井香愛がよりセクシーに、より大人に! ロングだった髪の毛をバッサリと切り、イメージチェンジした“新時代の歌謡歌姫(ディーバ)”が6枚目となるニューシングル「純情レボリューション」で大きく羽ばたく。ひとりの女性の変革・成長を歌う“純レボ”で歌謡界にセンセーションを巻き起こす!
文=藤井利香
ディーバ・インパクト!
――デビューが2018年7月。今年は7年目を迎えるんですね。
藤井 7月で丸6年、同時に7年目を迎えることになります。7年と言われると、もうそんな!? という思いですね。でも、一昨年の日本レコード大賞(第64回)での受賞(日本作曲家協会選奨「一夜桃色」)が少なからず自信になったので、今回の新曲はこれまで以上の熱量で臨んでいます!
――6枚目の新曲のタイトルは「純情レボリューション」。インパクトのあるタイトルですし、ジャケット写真が話題性抜群です。
藤井 企画から参加してジャケット写真のイメージを決めたんですが、まずは今回、髪の毛をバッサリ切りました。ずっと長かったので、切ったのは高校生以来です。初めてお披露目したイベントではファンの皆さんが一同に驚いて、「え!?」っていう一瞬の間がすごくおかしかったですね。私としてはずっと迷っていたんですが、洋服も合わせやすいし、今は切ってよかったと思っています。そして、曲に合うようにと衣裳にもかなり凝りました。背中が大胆に開いていて露出度も高く、スリットが腰の上まで入っています。
――このスリットは誰もが驚きますよね?
藤井 目のやり場に困りますよね(笑)。中はどうなってるの? って聞かれたり、何人かの歌い手さんと一緒のときは、後ろのほうで「どうなってるんだろう」っていう声が耳に入ったり・・・。スリットのところと首回りの部分には同じレースが使われていて、上品なセクシーさが出せるような素材と柄を選びました。白のドレスはウエディングドレスにならないようにすごく細かいスパンコールを全体に使い、ステージからだとキラキラして見えると思います。これだけ大胆なデザインにしたので、私もトレーニングと食事で4キロ減量。体にバッチリとフィットしています。
藤井香愛のマイレボリューション
――この曲に賭ける思いが伝わってきます。
藤井 体脂肪も6パーセント落ちました。曲の最後に“覚悟決めた女は手強くて”という歌詞があるんですが、体も髪型もすべてレボリューションした感じで、それがまさに私の心境を表していますね。
――よりスリムになったことで、体調とか歌うときに変化はありましたか。
藤井 体調面ではまったく問題ありませんが、声の響きが少し違ってきたという感覚はあります。響きが足りないなと思うときは、もっと喉を広げて歌う。とくに高音では、喉の奥のほうをぐっと広げて歌うことを意識していますね。
女性の強さをセクシーに伝えたい
――さて、「純情レボリューション」は「一夜桃色」「夢告鳥」に続いて、及川眠子先生(作詞)と幸耕平先生(作曲)によるコンビの作品です。”ダメよ逃がさない イヤよ返して“というサビから始まるパンチある楽曲になっています。
藤井 まずそこがポイントですね。前作の「夢告鳥」は、決意を胸に羽ばたいていこうというしっとりとした女性の歌でしたが、今回はそこに揺るがぬ強さを感じさせる女性が主人公です。純情を貫いてきたけど、もうこれ以上振り回されるつもりはない。私は私と、そんな気持ちをセクシーに伝えられたらいいなと思っています。サビから始まるので、とにかく力強く思い切って歌う。幸耕平先生からも、君が恥ずかしがって歌うとこちらまで恥ずかしい気持ちになるから、遠慮せずに歌いなさいと言われました。
――カラオケでも、歌詞に込められた思いをしっかり表現することですね。
藤井 たとえば1番に“うんざりだわ そろそろ潮どきね“という歌詞がありますが、”うんざり“は、ぜひ女性の思いを言葉にのせて歌ってほしいです。私の譜面には歌詞ごとにいろいろなマークが入っていますが、”うんざり“のところは怒りマーク! 言葉を投げ捨てるくらいの気持ちで歌おうということで。反対に、ここはちょっと笑いながら歌うような歌詞には、ニコちゃんマークをつけます(笑)。じつはレコーディングは2回行っていて、1回目はがんばったんですが、どうしても納得がいかなかったんです。1回目と2回目の間にはレッスンも徹底して行い、ようやく納得のいく作品に仕上がりました。
――本当に、徹底的にこだわった作品なんですね。
藤井 振付は菊地ヒロユキ先生(1970年代の歌謡界を代表する振付師・西条満氏に師事し、多くのアーティストの振付を担当)にお願いしました。女性らしい動きが多い振りなので、感情も入れやすいですね。歌うときはほとんど笑っていないんですが、私は眼球が大きくて目が動くとテレビでもすごく目立つんです。それを活かして、目の動きでも印象づけられたらと思っています。イベントではいつもファンの方全員に視線を送るようにしていますが、目を合わせる時間をいつも以上に長めに。5、6秒くらいかな。相手の方をじっと見つめるので、思わず目をそらす方もいるんですけど(苦笑)、じっと見つめることで感情をより深く伝えられたらと思っています。
“純烈”じゃない。“純レボ”旋風を全国へ
――カップリングは、ジャケットが全身写真のタイプAが「うらはら」、上半身のタイプBが「最後のわがまま」になっています。どちらも表題曲と同じ、作詩が及川眠子先生、作曲が幸耕平先生です。
藤井 「うらはら」は昔の恋人とばったり会って、どうかなりたいわけじゃないけど何となく気持ちが揺れる。そんな女心を表現した曲です。オシャレなアレンジで、ノリがよくてグルーブ感のある作品ですが、こういった曲は初めてです。お客様も体を揺らしながら、一緒に歌ってほしいなと思っています。英語でのコーラスも入り、カッコよさもあるので、カラオケでもぜひ大人っぽく歌ってほしいと思います。
――「最後のわがまま」のアレンジは佐藤和豊先生です。
藤井 佐藤先生に初めてアレンジしていただいた作品です。市川由紀乃さんの「花わずらい」をアレンジされたのが佐藤先生で、私もすごく好きだったのでいつか自分もお願いできたらと思っていました。壮大で深みのある楽曲になり、とてもうれしく思っています。この曲もレッスンを何度もやって、途中、私は歌が下手になったのかと思うほど落ち込んだときもありました。でも、最後に幸先生が「以前とは全然違う。次のステップを意識して指導しているんだよ」と言ってくださり、すごくホッとしました。レベルアップしているからこそいただけた曲だと思い、こちらも大切に歌っていきたいです。
――思い入れのある今回の作品すべてを、多くの人に聞いてもらいたいですね。
藤井 できれば全国を回り、一人でも多くの方に歌を届けられたらと思います。そして、言葉を略すのが流行っているじゃないですか。「純情レボリューション」はぜひ“純レボ”で皆さんに親しんでほしいです! “純烈”でなくて“純レボ”ですよ~(笑)。
2024年4月24日発売
藤井香愛「純情レボリューション」
タイプA
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