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藤井香愛

藤井香愛が35歳のバースデーライブ。熱烈なファンに祝福され、秘蔵写真も公開。5周年コンサートのDVD化も決定し、ファンにうれしい報告

藤井香愛が7月29日、東京・港区のライブレストラン青山で、「藤井香愛 5周年記念バースデーライブ」を開催し、熱心なファンに最新曲「夢告鳥」や、初挑戦となる川中美幸の「遣らずの雨」などカバー曲を届けた。ライブ初披露となる水色のドレス姿を披露した藤井は、「皆さんの楽しそうなお顔をみていると、こちらもパワーがみなぎってきます。10時間ぐらい歌っていられそう」と告白。誕生日を「感謝の日」と考えている藤井は、日ごろの感謝を込めて、ファンと密度の濃い時間を過ごした。

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また今年6月17日に、東京・港区の草月ホールで開催した「藤井香愛 5th Anniversary concert~感謝祭~」の映像作品化も決定し、「10月4日にDVDが発売されることが決まりました。『コンサートのDVDは発売されないんですか』というたくさんの声をいただき、(ファーストコンサートから)3作連続のDVD化につながりました。楽しみにしていてくださいね」と、うれしい報告をした。

藤井香愛

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デビューコンベンションを開催した思い出の場所でもあるライブレストラン青山。先の5周年コンサートでも披露した杏里の「悲しみがとまらない」を歌って登場した藤井は、「だんだんと年齢をはっきり言うのが躊躇われる年齢になりました(苦笑)が、今年はデビュー5周年、35歳の誕生日(7月26日生まれ)ということで、キリのいい数字です」と、ファンと一緒に過ごすことができる35歳の誕生日を喜んだ。

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「悲しみがとまらない」に続いて、コンサートでとくに評判がよかったカバー曲から、大橋純子の「たそがれマイラブ」、髙橋真梨子の「For you…」を歌うと、藤井は川中美幸の「遣らずの雨」に初挑戦した。

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「5周年を迎えて、歌謡曲はもちろんポップスや演歌も歌いたい。誕生日は皆さんに感謝する日だと思っていますので、何か初挑戦したいなと思いました」

新時代の歌謡歌姫(ディーヴァ)としてデビューした藤井が、演歌調歌謡曲の「遣らずの雨」(川中美幸)をファンに初めて披露した。

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「恩師の幸耕平先生にレッスンしていただきました。この曲を歌いたいと選んだのは私ですが、先生からは最初、『どうして?』って言われました(苦笑)。でも、演歌調の楽曲にも挑戦してみたかったので、厳しくレッスンしていただきました」

藤井の口から「遣らずの雨」を歌うと伝えられたファンからは「うぉ~っ」をいう驚きと歓迎の声が上がった。

「演歌ファンにも受け入れていただけるよう、これからも演歌調楽曲の作品に挑戦したい」と、藤井は「遣らずの雨」をしっとりと歌い上げた。

藤井香愛

昭和63年(1988年)7月26日に生まれた藤井香愛。この日、藤井は自らが編集した生い立ちムービーを紹介する。生まれた時の体重は3095グラム。身長は47.6㎝。生まれるのに16時間30分もかかったと、自身の誕生から現在までを“衝撃写真(!?)”とともに振り返った。

バースデーライブならではの秘密の映像も公開された。藤井が編集したという「藤井香愛生い立ちムービー」が藤井の生ナレーション付きで上演されたのだ。このビデオ編集のために実家から写真を発掘してきたという藤井。入浴シーンや、自らが髪を切ってザンバラ髪となってしまったポートレートなどあまりに衝撃的な写真が多く含まれていたため撮影・公開はNGに。「こんなにもたくさんの子供時代の写真をお見せしたのは初めて」という秘蔵作品だったが、生い立ちから最近までを振り返る映像は、特別な日のサプライズプレゼントとなった。

藤井香愛

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ライブはここからオリジナル曲へ。デビュー曲「東京ルージュ」、コロナ禍での発売となったが、ネットサイン会などを通じてファンから応援してもらった「その気もないくせに」、昨年の日本レコード大賞で「日本作曲家協会選奨」を受賞した「一夜桃色」を熱唱すると、藤井は「皆さんと心をひとつにしたい」と、最新曲「春告鳥」を披露。今年はこの曲を全力で歌っていくと約束し、「大人の女性になれるよう頑張ります」とも訴えた。

藤井香愛


2023年1月11日発売
藤井香愛「春告鳥」
藤井香愛

「夢告鳥(ゆめつげどり)」
作詞/及川眠子 作曲/幸耕平 編曲/坂本昌之
c/w「ラストノート」
作詞/及川眠子 作曲/幸耕平 編曲/坂本昌之
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91485 ¥1,400(税込)

作曲家・幸耕平氏と、作詞家・及川眠子氏という2大ヒットメーカーがつくる、藤井香愛の新曲「夢告鳥」。愛という鳥かごに閉じ込められていた1人の女性が、自分の羽で飛び立ってゆくまでを描いたロック調の一曲だ。しびれるようなエレキギターの伴走に乗せた藤井の歌声は、往年の山口百恵や中森明菜を彷彿とさせる。カップリング曲は「ラストノート」。一転して、ゆったりと流れるメロディーで描かれるのは、まっすぐに相手を想う、女性のかわいらしい恋心だ。前作「一夜桃色」の続編として描かれた作品。

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