水雲-MIZMO-が歌う「松竹梅」~“待ってました” と叫びたい!!

女性3声による美しいハーモニーと、斬新さのある華やかなコスチュームで演歌界に新たな風を吹き込んでいる「水雲-MIZMO-」。メジャーデビュー4作目となるシングルは、“待ってました”と叫びたくなる本格演歌「松竹梅」だった。NAO、AKANE、NEKOの3人によるハーモニーが一層、引き立っている。水雲-MIZMO-の代表曲となる予感。

 

水雲-MIZMO-による音楽、それは無限

めでたいことの象徴とされる「松」「竹」「梅」をモチーフに、人の生き様や喜怒哀楽を表現した人生の応援歌が、水雲-MIZMO-の新曲「松竹梅」だ。タイトルから受けるイメージ同様、重厚感はこれまでの作品の中でも一番。主旋律を務めるAKANEはさらに力強く、パンチの効いた歌声を披露する。しかし、そこにNAOの高音とNEKOの低音が加わり、独自の世界観で幅広い年齢層に受け入れられやすい楽曲となっている。

NAO 人生を振り返る機会になったり、この先頑張ろうと勇気づけられたり。歌詞はどの世代の人にも当てはまる、心に響く内容です。コーラスのアレンジを担当しましたが、師匠である水森英夫先生の壮大なスケール感をどうやってこの3人で歌ったらいいのかと、じつは今までで一番悩みました。最終的に2パターン考えて、その両方をミックスさせたかたちで完成したんですよ。私たちの“今までにないグループに”、“演歌の新しい境地に挑戦する”というコンセプトどおりの作品に仕上がったと思います。

NEKO 個人的には、今まででもっとも気持ちよく歌える曲です。とくに梅を歌った3番の歌詞“まわり道ほど 味なもの”の部分は、共感できて好きですね。

AKANE 私の故郷・和歌山の名産は梅ですが、私も“まわり道ほど 味なもの”のところは、まるで梅干しみたいだなって思えて、大好きです! 今回の楽曲は王道演歌でバシッと決めたくなりますが、思いが強すぎると力みが入ってしまうので、メリハリをつけながら歌うことが課題です。1人では重くなる曲も3人で歌うことで迫力とともに柔らかさが出て、歌い終わったあとの満足度は抜群です。カラオケでもぜひ皆さんに歌ってもらいたいですね。

▲左からNEKO、AKANE、NAO。水雲-MIZMO-の4作目となる新曲「松竹梅」は3声によるハーモニーが、より一層魅力的に感じられる。

 

新曲「松竹梅」のレコーディングに向けては、今回はコロナ禍で3人での練習が思うようにできなかったという。だが、いざレコーディングとなったら一致団結。「集まった時のパワーをあらためて感じた」と本人たちが口をそろえて言うくらい、スムーズに収録が進んだという。

振り付けは、これまで同様、NEKOが担当。歌をじっくり聴いてもらうためにも抑え気味の振りにしたそうだ。「松」「竹」「梅」とそれぞれをイメージした手の動きがあり、「歌とともに一緒にポーズしてもらえたら。そして、私たちのハーモニーを楽しんで聴いてほしいと思います」とNEKO。独特の衣装はやはり和装をアレンジしたもので、3人それぞれにデザインが異なり、美しさと華やかさを添えている。

カップリング曲は、小江戸・川越を舞台にした時代劇仕立ての「小江戸捕物帖」だ。こちらは軽快なテンポでリズミカルに曲が進み、「歌っていて、ただただ楽しくて」とAKANE。

そして、聴きどころは1番、2番、3番でメンバーそれぞれに設けられたソロ歌唱部分。コブシが効いてもっとも難しい2番をNEKOが担当し、「レコーディングでは思い切り緊張しました。ちょっと外国人訛りが入ってますね」と苦笑い。2番、3番で主旋律が代わるというのは初の試みで、その新鮮さを存分に味わえる一曲となっている。

ちなみにこの曲は、2020年11月末にアニメによるミュージックビデオが公開される予定だ。そのアニメを描いたのはAKANEというから、こちらも楽しみに待ちたい。

(文=藤井利香)

 


デビュー前から日本のみならず海外でも活動を続けてきた水雲-MIZMO-。メンバーのNEKO(写真左)はメジャーデビューへの願掛けとして、当初、猫のお面で素顔を隠していた。

水雲-MIZMO- メジャーデビュー3年を振り返る

2017年9月に「帯屋町ブルース」でメジャーデビューした水雲-MIZMO-。デビューして丸3年が過ぎた。さまざまな経験をとおし、今どんな思いなのか、さらに今後についての思いを聞いてみた。

NEKO まさか自分が今、歌手をしているなんて! とにかく驚きの3年間です。この2人と出会えたことは奇跡だと思っています!! 今後は私の英語を使って、私たちのことはもちろん、日本の大事にしている伝統文化や価値観を世界に広めていけたらいいなと思っています。

AKANE 日が経つにつれ、チームがより一つになっていく。それが実感できうれしく思っています。私たちの歌をきっかけにもっと演歌を身近に感じてほしいし、若い人にも気軽に聴いてもらいたい。そのためにも、多くの人にびっくりされるほどの力をもっともっとつけたいです。

NAO 3人一緒の時間を共有しながら、今回あらためて、それぞれがいろいろな特技を持っていることがわかりました。例えば、AKANEちゃんはアニメが描けて、NEKOちゃんはコンピューターに強い。それでコロナの影響で時間ができた時に、自分たちだけでYouTubeの映像を作ってみたんです。私が担当するピアノやアレンジはもちろん、音の編集も自分たちでやり、最初は大変でしたが、3人そろえば何でもやれるんだなあって。歌とともに今後は活動の幅も広げていきながら、水雲-MIZMO-をさらに成長させていきたいと思います。

 


2020年11月18日発売
3人のハーモニーが際立つ!
水雲-MIZMO-「松竹梅」

水雲-MIZMO-

「松竹梅」
作詞/坂口照幸 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
c/w「小江戸捕物帖」
作詞/坂口照幸 作曲/水森英夫 編曲/周防泰臣
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91310 ¥1,227+税

長寿・延年の意味があり、数百年の寿命と言われ、一年中、葉色が変わらない「松」、生命力・成長の象徴とされ、数十年に一度だけ花を咲かせる「竹」、苔が生える程の樹齢となっても、早春に他の花より先駆けて花を咲かせ、春の知らせを伝えてくれる「梅」。水雲-MIZMO-の新曲「松竹梅」は、古くから慶事のシンボルとされてきた「松竹梅」をテーマに、人の生き様や喜怒哀楽を表現した王道演歌。3人によるハーモニーが、力強さや華やかさ、そしてかっこよさを感じさせてくれる。
「どんどんソロの部分が増えていきました」と、メンバー3人が苦笑するが、それぞれのソロ歌唱が新鮮で楽しめるのが、カップリング曲の「小江戸捕物帖」。こちらは小江戸と呼ばれる埼玉県川越を舞台に、岡っ引きの三吉が主人公の時代劇仕立ての物語が展開する。町娘(!?)のお恋にほの字の三吉の名推理やいかに!!

 


Profile
水雲-MIZMO-(みずも)
NAO、AKANE、NEKOによる3人組の演歌ガールズグループ。作曲家、水森英夫氏の門下生。独自の歌唱法“KOBUSHI”を効かせた女性3声のハーモニー、そして華やかな衣装が魅力的で、演歌・歌謡曲の世界にイノベーションを巻き起こしている。

水雲-MIZMO-公式ホームページ
https://www.mitsui-ag.com/mizmo

NAO(写真右)
東京都生まれ。武蔵野音楽大学の声楽科を卒業。水雲のリーダーであり、コーラスアレンジも行う。歌唱のパートは高音を担当。特技は洋服を早くきれいにたたむこと。一番ほしいものは「名声」!

AKANE(写真中央)
和歌山県生まれ。『NHK のど自慢』でチャンピオンになり、その後、水森英夫氏にスカウトされる。水雲では主旋律を担当。自分の性格をひょうきん者と分析。一番ほしいものは「たくましい喉(声帯)」!!

NEKO(写真左)
アメリカ生まれ。早稲田大学に留学した際、日本のサブカルチャー好きが高じて、アニメ専門学校へ入校。在学中に水森英夫氏の目にとまり水雲に加入した。水雲では低音を担当。一番ほしいものは「ピカチュウ」!!!

 

素顔の水雲-MIZMO-
ただ今「コレ」にハマり中~

NAO腹筋!
コロナによるステイホーム中、ストレッチと腹筋にハマりました。ストレッチは朝起きたらベッドの上で行い、腹筋は暇さえあればやっています。テレビを見ながらCM中にもせっせと頑張った結果、ただ今4パックを実現! もっと鍛えたいと思っています!

AKANEアイドルの応援!
まさか自分がアイドルを応援するなんて! 偶然出会ったデビュー前のかわいい女の子に一目惚れ。頑張ってほしいと、全力で応援中です。人を応援するってこういうことなのかと知り、自分のファンの方への対応にも生かせそうだと感じています!

NEKOコスプレ!
ミシンを購入してしまいました! アメリカにいた時からアニメイベントがあると友だちとコスプレをして楽しんでいたのですが、自分で作る楽しみを思い出して、先日は「犬夜叉」を完成させちゃいました。いつか披露したいです~。