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「拝啓 みかんの里」でソロデビューした山西アカリが「わかやま紀州館」で故郷をPR。憧れの大先輩・山内惠介もLINEで祝福メッセージ
「拝啓 みかんの里」でソロデビューした山西アカリがデビュー日の6月29日、東京・有楽町にある和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」でデビューイベントを行った。
山西は、2017年にメジャーデビューし、2021年9月30日に解散した女性3人組「水雲ーMIZMO-」の元メンバー。AKANEとして、主旋律・高音・低音の3つのハーモニーで演歌を歌う本格派演歌ガールズグループで、「主旋律」のメインボーカルを担当していた。
ソロデビューにあたり、歌でみんなを明るくしたいと、「山西アカリ」に改名しこの日のデビューを迎えた。
わかやま紀州館では、山西自身がセレクトした当日限定の和歌山物産品詰め合わせ「みかんセット」&「アカリセット」の2種類を限定販売。和歌山観光PRシンボルキャラクター“わかぱん”と一緒に、購入者一人ひとりに商品を手渡し。水雲-MIZMO-時代からのファンも応援に駆けつけ、楽しい雰囲気の販売会となった。
![山西アカリ](https://otokaze.jp/wp-content/uploads/2022/06/DSC02379-scaled.jpg)
山西アカリのソロデビューを祝福するファン。みかん色の洋服やアイテムを身につけるファンも多かった。
「これまでは水雲-MIZMO-という3人グループで活動していたのですが、今回はソロで活動することになったので、これから第2章が始まるなというフレッシュな気持ちで今日を迎えることができました」
明るく答える山西は、解散後も元メンバーとは頻繁に連絡を取り合っているそうで、「いつも相談に乗ってくれているので、大切な仲間であることに変わりはないです。私にとって、メンバーの存在は偉大です」とにっこりしていた。。
ソロデビュー曲「拝啓 みかんの里」は山西の故郷、和歌山に思いを馳せた望郷演歌だ。
「恩師の水森英夫先生が『望郷演歌をアカリに歌わせたらどういうふうになるのか』ということで曲を作ってくださいました。望郷演歌というと、リンゴの有名な地域が舞台になることが多いですが、私の故郷が和歌山県の有田(ありだ)みかんが有名な町でして、水森先生が“みかん”のふるさとを舞台につくってくださいました。歌詞がすべて私のいまの等身大の姿を描いてくださっている作品です。1番の歌詞にある『段々畑に 咲く頃ですね』というのもすごく情景が浮かびますし、5月頭にはみかんの小さなお花が一斉に咲いて、町中が甘い香りに包まれます。そういう風景も歌いながら浮かびます。冬になるとみかん取りのお手伝いも実際にしていたので、その情景を思いだしながら故郷への感謝、夢を追って都会で頑張る姿を見守っていてね、という気持ちになっています」
目標とする歌手は同じ水森英夫門下生で、事務所も同じ山内惠介だという。
「ライバルはいつも自分自身だと思っていますが、一歩でも近づきたいと目標としているのは山内惠介さんです。私のあこがれの存在です。じつは今朝早くにLINEで『ソロデビューおめでとう。これからみかんの季節だね。フレッシュで頑張れ!』というメッセージをくださいました。すごくうれしかった。大きな背中ではありますが、全力で追いかけていきたいと思います」
2007年に『NHKのど自慢』」(和歌山県田辺市)で優勝し、その年のグランドチャンピオン大会に出場した経験がある山西。ソロ歌手としての目標は「紅白ですか?」と聞かれると、「演歌歌手に本気でなりたいと思ったきっかけが、NHKのど自慢チャンピオン大会に出場してNHKホールに立ったときだったので、今度は年末のNHK紅白歌合戦でその舞台に立ちたい」と力強く答えていた。
2022年6月29日発売
ソロデビュー曲
山西アカリ「拝啓 みかんの里」
![山西アカリ](https://otokaze.jp/wp-content/uploads/2022/05/山西アカリジャケ写.jpg)
「拝啓 みかんの里」
作詞/岸快生 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
c/w「ネオンしぐれ」
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91435 ¥1,350(税込)